僕が警備員を辞めた理由

今回は、面接官を10年間やってきた人が
分かった真実をSNSにUPしていたので、
それを基に面接攻略法を探ります。



結局のところ、面接に受かる人の共通点は
何でしょうか。



笑顔が素敵・素直・言い訳しない・自分の
失敗を認めてる・自分のしたい話＜相手の
知りたい話だそうです。



新卒採用の面接がメインと思われますが
転職面接にも通じるものがあります。



さらに、面接に受かる人の共通点について
深堀りをしていきたいと思います。



誰しも失敗はあり、履歴書や職務経歴書には
書きたくないもの。面接ではいい面を見せたい
ものですよね。



僕の場合は、履歴書だけでも突っ込みどころ
満載の、ブラック人材でした。(笑)



当然、面接でも突っ込まれる。



そんな時、重要なのは「戦わないこと」
痛いところを突っ込まれて反論したい気持ち
は分かります。



しかし、そこで大人の対応が求められている
のです。



まずは相手の意見を受け止める。一旦
受け止めた後で自分の意見を述べる。



こんな時有効打となるのが「枕詞」
詳しくは過去記事「枕詞の効用」を参照
願います。



具体的にはカテゴリ「エピローグ〜さらば
警備業界編」の最後で受けた児童福祉施設の
アルバイト面接。



Ｃ社を3か月余りで辞めた事や、当時在籍中で
あった、警備会社D社を１年足らずで辞める
ことを突っ込まれたのです。



これは事実なので、反論しようがありません。
そこで、それに至った背景を説明する必要が
あります。



僕は話を切り返す時に「言いにくいことですが」
と前置きしました。



しかる後にC社のブラックさや、D社まで勤めて
いかに警備業界の人の扱いが酷かったか、それで
業界自体が嫌になったプロセスを話しました。



雇う側にしてみれば、短期離職されるのが最も
恐れるところです、だから面接で聞く。



面接に限ったことではありませんが、自分を
売りこむ際に大事なのは、相手の不安を
払しょくする事。



お互い安心して付き合えるからこそ、
雇用契約が成立する。



面接で戦っても、不採用になれば意味が
ありません。相手の知りたいことをどう
伝えるか。言い訳にならないように。



僕は警備業界で、短期離職はあっても
当時約10年の勤務経験がありました。



これが２〜３年であれば、相手に
響かなかったかもしれません。



上記で言えば、勤めたC社D社が合わなかった
ので、短期離職を余儀なくされた、と理解して
もらえた。業界人としての勤務経験は10年ある。



突っ込まれる汚点はあっても、それをリカバー
する要素があれば、面接のプレゼンテーション
次第でクリアできるもの。



ただしプレゼンテーションでしくじってしまうと、
不採用になる確率が上がります。



C社D社を短期離職したのは、自分の失敗です。
それは認めざるを得ない。



認めた上で、まじめに勤めてもそれ以上に
使う側が続かないような環境にしてしまって
いた。これを伝える。



そしてこれから勤める環境ではまじめに勤務し
雇用期間を満了しますよ、という可能性が応募者
の中では一番であると僕は評価されました。



この可能性で人間は動くのです。いかに相手に
前向きな可能性をイメージさせるかも、面接の
攻略法の一つですね。



たかが臨時職員、アルバイトの面接でも受ければ
次の仕事につなげることもできる。僕にとっては
今の仕事の布石となりました。



警備の仕事が嫌でたまらない、といった
ネガティブな要素をどうすればポジティブに
伝えられるか。



警備という労働環境で、続かなかったことも
これから行く環境では続く可能性を示唆する。



相対的な比較として、警備業界の人の扱いが
いかに酷かったかをあえて伝えるのも有効です。
僕が勤めたC社D社のように。



自分の勤めた会社をdisるのは、一般的にはNG
と言われています。それでも僕が採用された背景
には、業界の実態を知ってもらったという要素が。



枕詞「言いにくいことですが」は覚えておいて
損はありません。

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