ついに、HUNTERxHUNTERが連載再開しました!!
これから毎週、HUNTERxHUNTERの感想も、ゆる〜く簡単に書いていきます。
早速ですが、350話の内容と感想です。
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HUNTERxHUNTER 〜 ハンターxハンター 350話
タイトル: 王子
★ カラー扉絵はクラピカ、背後にカキンの壺。『蠢く強欲、壺は孕み−−─』
★ 6人の王子が警護を求めて、プロハンターを優先して募集している。誰が、どの王子に当たるかはわからない。クラピカは、そこで、知り合いのハンター達を雇った。
★ クラピカが雇った五名は、師匠のイナズビ、ビスケ、バショウ、センリツ、ハンゾー。
★ 標的は、第四王子だが、今回、募集をしてきた6名の中に、第四王子はいないだろうと悟ってはいる。それでも、クラピカが、望むのは”第4王子を出来るだけ近くで見るための有益な情報”。それ以外の判断は、個々に任せるというクラピカ。
★ 標的の、第四王子に近づける手がかりを持っている者を引き当てようとするクラピカ。そして、6つの依頼内容からみて、第九王子のハルケンブルクを引き当てればと思考を巡らせていく。
★ クラピカ: 「(ー依頼主は後から正妻に加わった者達の子供..)」
★ クラピカ: 「(いや..そうとは限らない…)」
★ クラピカ: 「(ーもっと複雑な立場におかれている者もいるし それ以上に我々の知る由もない事情があって当然)」
★ クラピカ: 「(6件とも殆ど変わらない依頼内容と条件ではあるが 僅かな違いからでも本命へ近づける可能性があるならばただの6択と思考を停止するわけにはいかない..!)」
★ クラピカ: 「(一番早く依頼をした者、逆に一番後で依頼をした者、報酬が最も高い者、逆に報酬の釣り上げ合戦には最初から加わっていない者、早々に離脱した者採用条件にいくつも注釈がある者、全く無い者 審査の行程を明記しておく者、完全に秘密にする者..面接の有無etc..)」
★ クラピカ: 「(この中で最も標的に近づけるのは…)」
★ クラピカ: 「(ーおそらく このどちらか..!!)」
★ クラピカ: 「(ー王子が直々に面接をするという項目が成熟と自信を表している それが2名いる..)」
★ クラピカ: 「(一人は競合の結果最高報酬を提示し もう一人は報酬額を変えていない)」
★ クラピカ: 「(@釣り上げに勝利して最高報酬を設定した者は 負けん気が強く力を誇示するタイプ)」
★ クラピカ: 「(A最初から報酬額を変えなかった者は自尊心・自制心が強く 相手にもそれを求めるタイプだと予想される..)」
★ クラピカ: 「(ーこのプロファイルに最も当てはまるハルケンブルグ王子..!!)」
★ クラピカ: 「(このどちらかがハルケンブルグ王子だとオレは確信する!!ー)」
★ ハルケンブルグ王子という人物は、15才で飛び級により世界最高峰のミワル大学に入学し物理学を勉強しながらも、アーチェリーの世界大会で銀メダルを獲得するという、文武両道で、王子の中でも抜きん出たスペックを誇っている。しかし 生来、母親とも二人の姉とも折り合いが悪く不遇だった と本人が公言している。その他、歯に衣着せぬ王宮批判については国王も持て余し気味らしい。小学校の途中から全寮制の学校へ編入したことも ”流刑または暗さつからの避難”との噂もあるのだという。
★ そんなハルケンブルグ王子が”王子の中で唯一認めるのはツェリードニヒだけ”と自身のフェイスボックスに記したことがあるらしい。強い不満と疎外感の中でただ一人共感できる相手ならば..離れていた間も連絡を取り合い船の中で再会する可能性は高い。
★ このように、クラピカは事前に、王子について、沢山の情報をあつめていた。なので、第九王子のハルケンブルグと、第四王子のツェリードニヒは、繋がりがあるとみて、今回、第四王子ツェリードニヒが、無理でも、せめて、第九王子のハルケンブルグの警護を引き当てようと思考を巡らせていたのだ。
★ もう一人については第6王子タイソンか第10王子カチョウではないかとクラピカが予想をしている。自らが面接に乗り出す理由としては少々弱くもあるが両者とも護衛はルックスで選ぶ事が知られており、SNSでの発言を見る限りでもプライドも高いらしい。しかし どちらにしても、第四王子ツェリードニヒとのつながりは薄そうなので、やはり、第九王子のハルケンブルグを引き当てなければと思うクラピカ。
★ イズナビ: 「クラピカ、「他のみんなは送信したぞ。あとはお前とお前が選ばなかった方に行く俺だけだ」
★ クラピカ: 「(ー最初の感覚に従おう.. おそらくハルケンブルグは自分にも他人にも厳しい性格..)」
★ クラピカ: 「(故に、こちらの方だ!ー)」
★ その後、見事、王子達の警護に採用されたクラピカと他5名。
★ しかし、クラピカの予想ははずれ、クラピカが護衛するのは、第14王子 ワブル王子。母は、オイト。王子ではあるが、実際は女児である。
★ オイトは、やってくる者が、ハルケンブルグを期待してやってくる事をあえて予想して、事前に、そのように仕向けたのだ。オイトは自分たちが望む人材とは、あの要項をみて依頼主がハルケンブルグ王子だと予想しやってきた者。少ない手がかりからでも目的にたどりつける者だと言う。
★ オイトが言うには、あの依頼項目にはルールがあり どの王子かが特定出来るような書き込みは許されていないとの事。変更が許されるのは報酬額のみで、他の項目は決まったフォーマットから選ぶだけ。理由は王子が特定できてしまうと暗さつを企むものが潜入しやすい点…そして人気が高い王子に人が集まってしまうから。その両方に当てはまるのがハルケンブルグ王子。彼はそれをわかっていておそらく 元々依頼を出していないとの事。それを聞いて、そうだったのか、と納得するクラピカ。
★ オイトがいうには、ハルケンブルグ王子は自分にも他人にも非常に厳しい人であるため、もし彼を知りうる者が彼を装うならば報酬額をゼロにするのが正解だと思うでしょう、と言う。そして 彼のもとには王族政治を根本から変えよう、というその思想と姿勢から内外からの支援者が集まってきており、その勢力は徐々に増し、しかしそれ故に暗さつ噂も常に絶えることがなく 支援者の中にも彼を利用してカタチを変えただけの独裁国家をつくろうと画策する者達がいるらしい。
★ オイトは語る・・・ハルケンブルグ王子の支援調査団体を通さず近寄ろうとする者の殆どは暗さつ者か偽支援者だろうと。しかし、オイト達にとってはその方がギブ&テイクが成り立つから、好都合との事。彼の命を狙う者は、オイト達を守っている間そのチャンスを維持できるし、彼を操ろうと企む者は彼の弱みを握る事ができるから。
★ 意味がわからないが?と聞くクラピカ。報酬が目的でもプロは職務を全うするし邪な動機で近づく輩よりも頼りになるはず。普通に集まってきた志望者ではどうしてだめなのかと言う。
★ オイトが答える。護衛のプロはいかに要人を守るかに特化してはいるが、積極的に誰かを〇す訓練はうけていないはずだと。
★ 察するクラピカ。それは、危険因子排除の件かと聞くクラピカ。はい、と答えるオイト。
★ オイト: 「今回の渡航は王子が残り一人になるまでの 〇し合いの旅です。」
★ クラピカ: 「!!」
★ オイトが言うには、ある程度の権力も財力も有する上位の王子は私設の軍隊を持ち用意も周到でむしろ継承戦を歓迎している との事。しかし、自分はそうではないし、抜けられるものならばそうしたい。しかし、それが許されない環境に身をおいている。なぜなら、ホイコーロ国王は妻と子どもたちにも 王の一族に相応しい振る舞いを強く求めているから。”王の子”を育てるのが妻の役目。”やがて王になることを信じて疑わない”それが”王の子”であると。王になれる機会が来て当然と考えそのチャンス自分がものにして当然と考えるのが王の子。その機会を自ら放棄するなどあってはならない。”それはもう”王の子”ではない”と国王に教えこまれているから。
★ 敗走者の末路は想像に難くないでしょう?とクラピカに言うオイト。つまり、オイトも赤ちゃん王子も、その戦いから逃げられないのだ。そして、最も立場の弱い自分たちの切り札こそがハルケンブルグ王子なのであり、それは次期王となり、その経緯に今回の継承戦の事が公になった場合、最もダメージを受けるのが彼だからだという。彼を脅す十分な爆弾の証言者として自分達の安全を買うしか手がないのだと言う。
★ オイトが最後にクラピカに言う。
★ オイト: 「あなたがどの立場で来られたのかは問いませんが、依頼を引き受けていただけるならば私達が無事に船を脱出できた場合 10倍の報酬をお支払いします。ここでの話を内密にしていただけるならばこのまま帰られても提示した報酬額はお支払いします。無理強いできる立場ではないので…」
★ クラピカ: 「…わたしは あなたが今おっしゃったいずれの立場でもありません。ただ もしもこちらの条件を飲んでいただけるならば、全力でお二人をお護りすることを約束いたします。」
★ 驚くような表情のオイト。その後、おそらく、クラピカは自身の目的を少し話して、契約はまとまったらしい。
★ オイト: 「ーわかりました やってみます。〇し合いと言っても他の乗船客もいるし おおっぴらにやるわけではありません。表向は平常を取り繕い 他のVIPとの晩餐会やパーティーも催されるはずです。すれ違うくらいのチャンスは作れると思います。ただご存知かもしれませんが、表面上平等な分、裏では厳格な差が上位と下位との妻との間には存在します。王子同士も同様でそれを破ることは大変困難です。
★ クラピカ: 「承知しています。安全のためにも決して無理はしないで下さい」
★ そして、オイトは自分の生い立ちを少し語る。貧しい家の出身で、国王に見初められた時には 強く正妻にこだわったと。当時..夢想し求めたものは、富と名声にまみれた浅ましく贅沢な生活だったと。しかし、 ワブルが生まれ今回の運命を知り、心底…後悔し ようやく 何が大切か気づいたという。
★ 娘を抱いていただけますかと、クラピカにいうオイト。涙が頬をつたうその表情でオイトとは ワブルをクラピカへと渡す。
★ 赤ん坊を抱くクラピカ。
★ 一方、クラピカの雇ったハンター達も、それぞれ雇い主が決定。
★ イナズビ(師匠) 第6王子(タイタン)
★ ビスケ 第13王子(マラヤーム)
★ バショウ 第7王子(ルズールス)
★ センリツ第10王子(カチョウ)
★ ハンゾー第12王子(モモゼ)
以上です。
1話だけでも、文字が多く、濃い内容。これぞ、HUNTERxHUNTER!
まさか、ここで、イナズビ、ビスケ、バショウ、センリツ、ハンゾーが出てくるとは!!
ハンターxハンター再開も嬉しいけど、クラピカファンはもっと嬉しいでしょうね。活躍しそうじゃん!!
私は、別にクラピカファンというわけでもなく、大好きなキャラも特にいなく、誰のファンでもなく、純粋に、HUNTERxHUNTERという漫画が大好きなだけですけどね。
しかし、オイトも、物凄く、したたかな女だね。
でも、長々と正直に、クラピカに全てを話しているあたり、常識人な方なのかな。
他の王子達やその母親の間でも複雑な人間関係があるんだろうね。
そして、やはり、今回の渡航は王子が残り一人になるまでの 〇し合いの旅になるのか・・・
あと、キルアの兄弟でも思ったけど、富樫先生は、女がいても、弟という表現を使うし、今回も、女児がいても、王女ではなく、王子という表現を使うんですね。
これは、漫画家の中でも独特ですよね。男女差別をしないポリシーでもあるのでしょうか。確かに、漫画の舞台が舞台だしね。ビスケをみていればわかるけど、男も女も関係ないですよね。(ワンピースでも、女が海賊や海軍やっている時点で、そうあってほしかったんだけどな。でもあっちは、女性キャラの多くは、守られてばっかりの出しゃばり役立たずか、口だけ女か、お色気要因かだしな。もちろん、全員そうとは限らないし、メインキャラのナミやロビンは、役に立つし戦える方だけど、海賊なのに、仲間にも女だからって甘い扱いされているのが・・・やっぱり、HUNTERxHUNTERとは違いますね。)ちなみに、私が、王子の中で一番可憐で可愛いなと思ったのはモモゼ。彼女にも注目したいです。
ちなみに、なんとなく予想ですが、第九王子のハルケンブルグと、第四王子のツェリードニヒは、男同士だけど、あっちの関係もあると思う。第四王子のツェリードニヒは、愚かな人間を嫌う。彼がモブ女達を、残虐な方法で〇してた描写はあったし、天才とキ〇ガイは紙一重という表現が似合う危ない人物。そんな頭のいい第四王子のツェリードニヒと、満足に会話ができるのは、同じく文武両道の第九王子ハルケンブルグなのではないのかと。こういう漫画だし、男も女も関係ないし、もしかして、そういう関係もあるのかなと予想。それにしても、HUNTERxHUNTERは先の展開が私には予測不可能。次の展開も楽しみですね。ちなみに、次回のジャンプは、4月25日に、発売予定だったのが、熊本地震の影響で、5月2日に延期との事です。
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一話一話の内容が濃い。
今回の物語、キルアやゴンはあまり活躍しない感じなのだろうか。クラピカメインで進むようですね。
女なのに王子や弟という呼び方は独特だけど、性別とかあまり関係ない世界観なんでしょうね。僕は好きです。