2016年09月02日
空腹感が大切! ダイエットの鍵は「昼食」を減らすことだってほんと?
女子にとって、つねにホットな話題「ダイエット」。これから夏に向けてガンバろう! と思っているひとも少なくないでしょう。でも、食事を減らしたり、運動をしたりすると、なかなか続かないという人も……。手軽に試せるダイエット方法はないのでしょうか? 毎日運動する、食べない、なんて高い目標をかかげると失敗率もアップするのが世の常で、「そこそこ」でも長続きさせることが肝心。意外な盲点は「昼食」で、
半分に減らすだけで脂肪の燃焼速度が12倍にアップすることが判明。空腹感もそこそこ、集中力が下がることもないので、試してみる価値・大の方法なのです。
■空腹感がダイエットのカギ
ダイエットの話題になると、必ず聞くのが「運動」と「食事制限」。食事を減らして運動する、きわめてシンプルかつ確実な方法ですが、なかなかキビシいのが本音。高い効果と同時に挫折率もアップ…あまりにも高いハードル設定したせいで「拒食症」などに発展するケースも少なくありませんから、ムリのないように進めたいものです。
気軽にできるダイエット方法は、ないのでしょうか? 誰にでも可能なのは食事制限。なかでも昼食を「半分」に減らすだけで、脂肪の燃焼率が12倍にもアップしたとの研究結果があるのです。
この研究では、フツウの量、半分、抜き、の3つの状況でデータをとったところ、半分の量では、
・集中力 … 大差なし
・満足感 … 中間
・脂肪の燃焼率 … 中間
と「そこそこ」の効果があることがわかりました。そんなの当たり前! とのご意見ごもっともで、食べる量が減ればダイエット効果が上がるのは当然ですし、食事が半分なら効果も半分は当たり前の話。ところが半分に減らす利点は、継続できないほどのストレス/デメリットがないこと、なによりも「空腹感」を感じている点なのです。
■半分減らすだけでも効果は12倍
昼食を減らすと、どれくらい効果があるのでしょうか? もっとも気になる脂肪の燃焼率(ミリグラム/分)を比較すると、
・フツウの量 … 0.9
・半分 … 10.7
・抜き … 21.1
と、抜き〜半分はおよそ2倍と「比例」するのに対し、フツウから半分に減らすだけで約12倍、圧倒的に多くの脂肪が消費されるようになるのです。
ポイントは「空腹感」で、満プクまで食べると脂肪が「蓄積」されるだけでなく、「消費」もおこなわれません。ところが空腹感があるとからだはヤバい! と感じ、活動のために脂肪を使い始めます。つまり、食事をちょっとでも減らせばダイエットにつながるが、次の食事までおなかが空かないようなら太って当たり前、と言い換えられるのです。
重要なのは「おなか空いた」と感じる時間ですから、一品減らす、定食ならご飯少なめでも効果があります。また、その日の活動量からムリ! と思ったときはムリをする必要もないでしょう。逆に間食大好きで、いつも何か食べている状態では期待薄ですから、「そこそこ」おなかが空いた状態から試してみてはいかがでしょう。
・昼食を半分に減らすと、脂肪の消費率が12倍にアップする
・ポイントは「空腹」と感じること。満腹状態では脂肪が蓄積されてしまう