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2020年11月24日
「罪の声」見てきました
昭和の未解決事件としても劇場型犯罪の代名詞にもなっている「グリコ・森永事件」をモチーフにしたこの映画、世代的なものもあるかもしれませんが私には衝撃的な内容でした。まさに現実と虚構(創作)が並走し、途中から虚構のみのストーリーなったと思われますが、当時を知っているものにしてみれば上手く乗せられた感じ。

個人的にはここ数年では突出した作品に思えます。




新年号をあと数か月で迎える平成の終わり、昭和最大の未解決事件の再取材を指示された阿久津英士は事件の洗い直しをする日々を送っていた。同じころ、京都で父の代から受け継いだテーラーを営む曽根俊也は父の遺品を整理するうち、その事件に使われた脅迫文を読み上げる「子供の声」のカセットテープを見つける。それは紛れもなく自分の声であり、自分が事件に関与した可能性があることから独自に事件の調査を行う。

やがた必然的に合流した二人は、事件の背景から真相に迫っていく中で「声」を使われた3人の人生が露になっていく。

それでは今回も【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。

【感想:Start】

この映画ではもちろん「グリコ・森永事件」をモチーフにしているものの「ギンガ・萬堂事件」としていて、あくまでもフィクションとしてストーリーが進んでいきますが、誰もフィクションなんて思ってません。頭の中で勝手に現実の社名などに変換して見ています。

が、途中から「あぁ、この辺からフィクションになったなぁ…」と思いながらも変換のクセがついてしまってか虚構と現実の境がバカになってしまい終始ふわふわとストーリーに乗せられてしまいました。まぁ、ちょうどいいタイミングでこっちが忘れかけていた事件のイベント(警察の不手際で高速道路下に止まっていた車を取り逃がした話とか)を織り込んでいるため、ホントに不思議な感覚をねじ込んできます。

そして脅迫文に使われた「声」の主で曽根以外の二人は壮絶な人生を送りますが、声の呪縛から30有余年逃れ続けた日々はフィクションであろうはずなのに、自分の人生で青年期に見た事件から現代までの時間の長さと重ね合わせてしまい、本当に感情移入してしまった。これは勝手に現実の映画の伏線が回収されたかのような不思議な感覚を受けました。

終盤、本当に「感動」とはちょっと違う例え様のない感情からの涙が出そうになりましたが、隣にいた若いカップルなんかには理解できない感覚でしょうし、たぶん私よりも人世代上の人はさらに変わった感覚で受け止める映画でしょう。

間違いなく、おすすめの映画です。

【感想:End】

最後に。今日見た映画もけっこう頑張って見に行った感じ。またもや映画の鑑賞欲が低下した状態で上がらない。勤務地も帰りに映画って場所でもないし、年末にかけて忙しいし。

そういえば先日のオカルトイベントの報告もしなきゃいけないけど、それ以前に来月早々に会社からエクセル講座の要請がありました(笑)。いやいや、少しはこっちの状況もあるんで2週目にしてもらったけど、なんか妙に忙しさが続いて燻製も作れない…。



2020年11月21日
イベントでネタやります
日付変わって11月21日、福岡市城南区七隈にある「森林カフェ」にて「妖怪座談会と個展」が開催され、そのトークの部門で登壇します。

まぁ、「エセ懐疑論者」を自称している手前、そっち系の話をする予定。

http://blog.livedoor.jp/dmikazuki-kai/archives/52127484.html

で、当日はちょっと予想外の流れになりそうで…詳細は後日(笑)。


2020年11月04日
「星の子」見てきました
一か月ぶりの映画だったことに驚き。今日はストーリーから言って興味のあったこの作品ですが、なかなかの作品でした。この映画、新興宗教にハマった家族を描いていますが、本当にその苦しさがよく描かれています。





生まれたばかりの次女の病気に悩まされていた夫婦が、藁にも縋る思いで使ったのは新興宗教が販売する水。奇跡的に効果が出たことから両親はその宗教にハマっていく。目を覚まさせようとする母の兄にあたる叔父とも疎遠になり、やがて疑問を感じた長女は家を離れていく。思春期を迎えた次女も両親の信仰は一般的には奇行とであることを知りつつそれでも両親を慕い続けるなか、新任の数学教師に好意を寄せる。

それでは今回も【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。この間にネタバレがありますのでご注意ください。

【感想:Start】

15歳のちひろは生まれたころに患っていた皮膚病を「水のせい」だとの助言から使用し始めた「金星のめぐみ」なる効能が怪しげな水。いわゆる「宇宙エネルギー」など、誰でも一笑に付すものではありますが、覚書でもよく書いている「心の免疫力の低下した状態」では、そのインチキ理論も入り込んできます。

やがてその宗教が全てとなっていく両親に疑問を持つ叔父が長女と結託して水のすり替えなどを行うが、依存する形で宗教を信じる彼らには冒涜としか映らずほぼ絶縁状態となる。これ、まさにプラセボ効果に対する対応ですが、信じ切ってる相手には効果がありません。

両親の剣幕にその場では叔父と対立を選んでしまった長女は教団の教義や両親の傾倒ぶりに疑問を持ち家を出てしまいますが、(これは持論ですが)宗教とは如何に悩みを少なくし、如何に生き易くするかの助けになるべきなのに家族や親せきを分断してしまい、生きにくくしてしまう悲劇の典型。

そして作中、ちひろの友人が冗談っぽく水に疑問を投げかけながら「ちひろは騙されてない?」両親が言ってるからと返すと「両親は騙されてない?」、教祖が言ってる「教祖は騙されてない?」大学の有名な先生も効果を証明している…「その教授は騙されてない?」と延々と続け、最後に「ちひろは騙されてない?」と。これはこの手の問題の本質をついています。

科学にしても、ある程度のラインから先は「信じる」になってしまいます。が、そこは信用に値する裏付けがあるものですが、その部分で「あなたも結局は科学という宗教を信じているだけ」と切り返してくるのがカルト宗教の常とう手段でもありますし(笑)。

物語の中でちひろが思いを寄せる先生がキレるシーンで、クラスの中ではちひろが痛い人物として表現される描写と芦田愛菜ちゃんの演技はすごかった。

映画としてはいろいろと結論を出さずに終わっていますが、それも出口の見えないこの家族を表しているようで、私は肯定的に受け止めています。が、家を抜け出した長女の物語も気になる。

【感想:End】

最後に。それまでには一回くらい更新をすると思いますが、前にもいた通りイベントでオカルトに関してプレゼンみたいなことをする予定ですが、テーマは正に「オカルトの危険性」についてでこの映画も参考になりました(笑)。

オカルトも種類によっては深化することで危険性を増し、そしてその危険性は「他者の意見に耳を貸さなくなる」事からものでもあります。それをうまく表現できればいいんですが。



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