2019年01月20日
ゴジラや富士山の星座。でも目で見ることは出来ない。
夜空には無数の星が輝き、昔の人々は神々や身近なものの姿を星の配置に当てはめてきました。
それらは星座と呼ばれ、オリオン座やカシオペヤ座など国際天文連合(IAU)が定義する一般的な星座で、現在全天で88個の星座が登録されています。
これらは光を発している星々の集まりですから、肉眼ないしは望遠鏡で見ることができます。
これに対し、宇宙には光ではなく、光と同じ電磁波の一種の光より波長のずっと短い(エネルギーの高い)ガンマ線を放出する星があります。
米航空宇宙局(NASA)はこのガンマ線を放つ星を結んで通常の光る星座とは異なる星座を認定してきました。
その中には米国漫画のヒーローや童話などがふくまれていて現在までに22個になるという。
昨年10月18日NASAは日本を代表する怪獣「ゴジラ」や富士山を星座として認定したと発表しました。
富士山とゴジラの星座
富士山はいい(当然!)として、
ゴジラの認定理由は、ブラックホールや中性子星の活動でガンマ線が大量に放出される「ガンマ線バースト」と呼ばれる現象がゴジラが放つ放射熱線と似ているためとのこと。
NASAはゴジラを「映画界で最も有名なモンスターの一つで日本の大衆文化の象徴的なシンボルだ」としている。
尚星座は、日本も参加しているガンマ線観測衛星「フェルミ」の打ち上げ10週年を記念して発表された。
<参考サイト>
◎ガンマ線天体をつないだ「星座」をNASAが公表、「ゴジラ」「ふじさん」など
◎NASAの“ガンマ線天体”研究チームが、日本の怪獣史上初めて「ゴジラ」を“星座”に認定
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