2018年06月20日
元素と周期表(まず入手、そしていろいろ見てみよう)
1.初めに
私達が生活してゆく上で、元素の知識を全く知らなくても生きては行けるかもしれませんが、
常識としてある程度のことは知っていなくてなりません。
元素については中学で15個から24個を覚え、本格的には高校で周期表について全体を教わっています。
元素や周期表の情報は必要なときに開いて見るよりも常時見れるようにしておいたほうがいいと思います。
そのためにはちゃんとした周期表が必要ですね。
昔は教科書の裏とかに印刷されていて、これをコピーするしかなかったのですが、
インターネットが普及し、実にいろいろな周期表が簡単に手にはいるいい時代になりました。
またインターネットでの表現が多彩になり、クリックでいろんな見方が出来たり、AIでスマホと連動して見れる周期表も出来ました。
近年新元素の発見(合成)が相次ぎ、日本で初めての命名になる113番元素ニホニウムNhを始め、118番目までの新元素が決定され、昨年周期表は全面的に改定されました。
まだウンウン◯(11◯)と付いた表を使っている人はすぐに更新したほうがいいですね。
2.周期表の豆知識
周期表はご存知のようにロシアの科学者メンデレーエフによって考案された。
当初は原子量ごとに整理されていて2,3矛盾があったが、後に原子番号順に変更され、
これにより「元素の化学的性質が原子番号によって周期的に変化する」という法則が確認された。
大変な成果ではあったのだがこの時は現在の希ガスの列がすっぽり抜けていて、これがメンデレーエフがノーベル賞を受賞しなかったという理由とされている。
(実は別の理由という説もあり)
尚1980年以前は「周期律表」と表記されていたが、
現在は周期表(periodic table)が正式なものとされている。
周期表の形は、昔は四角であったが、現在はすべて18列の凹型となり、その下に2段で2系列の表が付属した形として表現されている。
この凹部の底部分は遷移金属と呼ばれている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詳しくはウィキペディアをご参照。
3.印刷物で見る周期表(印刷しましょう@〜C)
有料も含めて各種の周期表が手に入るが、代表として3種ご紹介。
@最もシンプル
A標準タイプ
B実用例写真付き「一家に1枚周期表(10版)」(A3用印刷物)
すべての元素が絵で表示。自然も暮らしもすべて元素記号で書かれている
(必ずA3で印刷しよう。A4で印刷して半分のA5をA4にしても細かい字が読めない)
ノーベル賞受賞者の
肖像有り周期表(a):
肖像無し周期表(b):
人体、地殻、地球、宇宙の元素構成円グラフ付き
C各元素がスマホ動画で見れる「東京エレクトロン AR周期表」
元素博士が動く!しゃべる!ARアニメ動画のスマホアプリ
<BとCを比較してみよう。>
BとCは表の見かけは似ているが、
Bは社会的な面からCは生活廻りを主体として、各元素について、記述されており、
それぞれその内容を比べるとより理解が深まると思います。
是非比べてみて下さい。
D科学技術広報財団による周期表関連の各種ポスター、グッズ
4.画面でいろいろクリックできる周期表(これを使って大いに楽しもう。)
◎周期表 (Japanese Periodic Table)(Ptable)
@タグで、ウィキペディア、属性、原子軌道、同位体、Compoundsに区分されている。
Aウィキペディアのページでは表の凹部に全体の概要がひと目でわかる案内図があり、マウスオンするとそれぞれの区分だけが表示されわかりやすい。またクリックするとすべてウィキペディアとリンクしていて、各元素及び属を詳細に調べることが出来るようになっている。
また非常にユニークなのが、凹部右上にある温度のスライドバーだ。表示はK(ケルビン、絶対温度)表示なので、摂氏で考えるなら273を引く必要があるが、その温度で、各元素が固体か液体であるかが表示されるのでスライドさせて遊び半分で楽しむ事もできる。
<備 考>
科学関連全体のポスターを列挙したサイトをご紹介
(上記周期表はこの中から採用した)
◎文部科学省、「一家に一枚シリーズ」
科学技術に誰もが興味を持てるA3サイズの科学系インフォグラフィクス。
きれいだから部屋にも貼れて気軽に科学の世界に触れることができる。
(サイト最後にある説明を理解して利用しよう)
テーマ:量子ビーム、細胞、水素、タンパク質、太陽、地場と超電導、光マップ
宇宙図、ヒトゲノム、元素周期表等など
今年も、初めての人も
旅行、出張の予定が出来たら直ぐに
私達が生活してゆく上で、元素の知識を全く知らなくても生きては行けるかもしれませんが、
常識としてある程度のことは知っていなくてなりません。
元素については中学で15個から24個を覚え、本格的には高校で周期表について全体を教わっています。
元素や周期表の情報は必要なときに開いて見るよりも常時見れるようにしておいたほうがいいと思います。
そのためにはちゃんとした周期表が必要ですね。
昔は教科書の裏とかに印刷されていて、これをコピーするしかなかったのですが、
インターネットが普及し、実にいろいろな周期表が簡単に手にはいるいい時代になりました。
またインターネットでの表現が多彩になり、クリックでいろんな見方が出来たり、AIでスマホと連動して見れる周期表も出来ました。
近年新元素の発見(合成)が相次ぎ、日本で初めての命名になる113番元素ニホニウムNhを始め、118番目までの新元素が決定され、昨年周期表は全面的に改定されました。
まだウンウン◯(11◯)と付いた表を使っている人はすぐに更新したほうがいいですね。
2.周期表の豆知識
周期表はご存知のようにロシアの科学者メンデレーエフによって考案された。
当初は原子量ごとに整理されていて2,3矛盾があったが、後に原子番号順に変更され、
これにより「元素の化学的性質が原子番号によって周期的に変化する」という法則が確認された。
大変な成果ではあったのだがこの時は現在の希ガスの列がすっぽり抜けていて、これがメンデレーエフがノーベル賞を受賞しなかったという理由とされている。
(実は別の理由という説もあり)
尚1980年以前は「周期律表」と表記されていたが、
現在は周期表(periodic table)が正式なものとされている。
周期表の形は、昔は四角であったが、現在はすべて18列の凹型となり、その下に2段で2系列の表が付属した形として表現されている。
この凹部の底部分は遷移金属と呼ばれている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詳しくはウィキペディアをご参照。
3.印刷物で見る周期表(印刷しましょう@〜C)
有料も含めて各種の周期表が手に入るが、代表として3種ご紹介。
@最もシンプル
A標準タイプ
B実用例写真付き「一家に1枚周期表(10版)」(A3用印刷物)
すべての元素が絵で表示。自然も暮らしもすべて元素記号で書かれている
(必ずA3で印刷しよう。A4で印刷して半分のA5をA4にしても細かい字が読めない)
ノーベル賞受賞者の
肖像有り周期表(a):
肖像無し周期表(b):
人体、地殻、地球、宇宙の元素構成円グラフ付き
C各元素がスマホ動画で見れる「東京エレクトロン AR周期表」
元素博士が動く!しゃべる!ARアニメ動画のスマホアプリ
<BとCを比較してみよう。>
BとCは表の見かけは似ているが、
Bは社会的な面からCは生活廻りを主体として、各元素について、記述されており、
それぞれその内容を比べるとより理解が深まると思います。
是非比べてみて下さい。
D科学技術広報財団による周期表関連の各種ポスター、グッズ
4.画面でいろいろクリックできる周期表(これを使って大いに楽しもう。)
◎周期表 (Japanese Periodic Table)(Ptable)
@タグで、ウィキペディア、属性、原子軌道、同位体、Compoundsに区分されている。
Aウィキペディアのページでは表の凹部に全体の概要がひと目でわかる案内図があり、マウスオンするとそれぞれの区分だけが表示されわかりやすい。またクリックするとすべてウィキペディアとリンクしていて、各元素及び属を詳細に調べることが出来るようになっている。
また非常にユニークなのが、凹部右上にある温度のスライドバーだ。表示はK(ケルビン、絶対温度)表示なので、摂氏で考えるなら273を引く必要があるが、その温度で、各元素が固体か液体であるかが表示されるのでスライドさせて遊び半分で楽しむ事もできる。
<備 考>
科学関連全体のポスターを列挙したサイトをご紹介
(上記周期表はこの中から採用した)
◎文部科学省、「一家に一枚シリーズ」
科学技術に誰もが興味を持てるA3サイズの科学系インフォグラフィクス。
きれいだから部屋にも貼れて気軽に科学の世界に触れることができる。
(サイト最後にある説明を理解して利用しよう)
テーマ:量子ビーム、細胞、水素、タンパク質、太陽、地場と超電導、光マップ
宇宙図、ヒトゲノム、元素周期表等など
今年も、初めての人も
旅行、出張の予定が出来たら直ぐに
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