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目がぴくぴくする事ってありませんか?

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ふとした時に目がピクピクと痙攣。

何日か経つと治っていることも多いので「疲れのせい」と思うことも多いですよね。
でも、何日も続くようなら放置するのは危険です!
そのような症状がいつまでも治らなかったり、症状の範囲が広がったりしたら治療が必要です。

目が痙攣する原因と対策法をまとめてみました。


【こんな症状はありませんか】

・光がまぶしい
普通の照明の下などでもまぶしくて目が開けていられないということはありませんか?

・まばたきの回数が多くなった
特に目が痛い、乾くということもないのに、まばたきの回数が多くなり、ものが見づらくなるようなことはありませんか?

・片目をつぶる
自分で意図していないのに片目をつぶってしまうことが頻繁にありませんか?

・口元がピクピクする
自分で意図していないのに口元がピクピクとしてしまうことはありませんか?

・まぶたがピクピクする
自分で意図していないのにまぶたが頻繁にピクピクとしてしまうことはありませんか?


このような症状がありましたら、早めに専門医に相談しましょう。
眼瞼けいれんや片側顔面けいれんは、とくに50歳〜70歳代の中高齢者に発症することが多く、女性に多く見られます。
どちらの病気もそのまま放っておいても自然に治る病気ではありません。けいれんの回数が多いと、日常生活に支障をきたします。


【眼瞼けいれん】

◆疾患について
眼瞼けいれんとは、目の周りの筋肉が痙攣して、目があけにくくなり、まばたきがうまくできなくなる病気です。
脳内の運動を抑制するシステムが機能障害を起こすことによって生じると考えられています。
しかし、発症の原因が完全には解明されていないため、症状を抑える治療が中心となっています。

◆症状について
眼瞼けいれんの初期症状としては、まぶたの不快感、まぶしく感じる、まばたきが多くなる、などがあります。
症状が進行すると、まぶたが頻繁にけいれんし、目をうまく開けていられないため、人や物にぶつかるなど、生活に支障が出るようになります。
さらに進行すると自分の意思ではまぶたをあけることができなくなり、視力には問題ないのに機能的に盲目状態になります。


症状の進行は早くありませんが、何もしないでいて、自然に症状が軽くなることはほとんどありません。
精神的な緊張の影響を受けることも多く、普段は重い症状があるのに、診察室では症状が出ないという例も見られます。
また、症状は通常、両目に起こりますが、左右差があることも少なくありません。


【片側顔面けいれん】

◆疾患について
片側顔面けいれんは、通常、片側の顔面筋が自分は意図していないのに痙攣し続けてしまう病気です。
発症の原因としては、顔面神経が脳幹から出る部分で、血管によって圧迫されるために起こることが多いと考えられています。

◆症状について
はじめの症状は、左右どちらかの上まぶたか下まぶたのけいれんに始まり、進行すると、同じ側の目の周りの他の筋肉や口の周りの筋肉も痙攣するようになります。
重症になると、痙攣が持続するようになってしまいます。症状は眠っている最中でも治まりません。


【紛らわしい病気】

◆眼瞼下垂
先天的な要因、あるいは、目の怪我や病気によって、まぶたが垂れ下がり、目が開けられなくなる病気です。

◆チック
小児や青年期を中心に、体の一部分が、勝手に動いてしまう症状をいいます。
顔に起こったときは、まばたきが多くなることもあります。通常は心の働きの関与によって起こるとされています。
一時的であれば、我慢して症状を抑えることができるという特徴を持っています。

◆ドライアイ
ドライアイとは、涙の量が減って、目が乾く病気です。
初めは目の痛みや異物感がある程度ですが、重症化すると角膜・結膜の損傷などを起こすことがあります。
涙の働きは、目の乾燥を防ぎ、目に入ったゴミなどを洗い流すだけではなく、殺菌作用ももっていることから、涙の量が減るとこれらの働きが低下し、角膜炎や結膜炎を起こしやすくなると考えられています。
最近はコンピューターの画面を長時間見つめる作業の人に多発して、注目されています。

◆開瞼失効(開眼先行)
上のまぶたを持ち上げる筋肉が自分の意思で動かせなくなり、まぶたを開けることができなくなる病気です。
眼瞼けいれんと同じく、脳内の運動を抑制するシステムが機能障害を起こすことによって生じると考えられています。

◆眼精疲労
眼精疲労というのは、一般にいう疲れ目が病的な状態になったもののことです。

◆眼瞼ミオキミア
疲れたときなど、瞼(まぶた)の一部がピクピクと動く症状です。
眼瞼ミオキミアは肉体的な疲労だけではなく、精神的なストレスでも起こりやすく、コーヒーを飲んでも症状が強く出る場合があります。
聞きなれない病名ですが、眼瞼けいれんと違って、通常は数日〜数週間で自然におさまります。

◆自立神経失調症
体内の環境を一定に保つ働きをしている神経を自律神経といいます。自律神経は交感神経と副交感神経からなり、呼吸や心臓の拍動、血圧、体温などを調節しています。
この交感神経と副交感神経のバランスがくずれると、全身疲労感、頭痛、めまい、肩こり、便秘、下痢、食欲不振、息切れ、動悸、異常発汗などのさまざまな症状があらわれてきます。
時には目の周りや顔の筋肉に不快な症状がおこることがあります。

◆重症筋無力症
神経から筋肉への情報伝達ができなくなり、筋肉の麻痺が起こる病気です。
目の症状としては、まぶたが下がったり(眼瞼下垂)、目を動かすことができなくなったりします。

◆うつ病・うつ状態
たとえば愛する人をなくすと、誰でも深い悲しみをおぼえます。
しかし、うつ病の悲しみは、そのような悲しみとは違って、特に理由もないのにいつまでも続き、症状も重いという特徴があります。
自分には価値がないと思いこみ、自責の念にかられ、楽しさがなくなって活気を失うことも多いようです。
身体的にも眠れなくなったり、食欲がなくなったりすることもあります。
時には目の周りや顔の筋肉に不快な症状がおこることがあります。
これらの症状は、薬によって症状を抑え改善することができます。

気になる症状があればすぐに専門医を受診しましょう。





ウソつきは知能が高い?

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ウソがバレて怒られたり気まずい思いをしてことのある人は多いと思いますが、話のつじつまを合わせてウソをつくのって、けっこう大変なもの。実は、バレないようにウソをつくのが上手い人は、脳に入ってきた情報を処理するワーキングメモリ(作業記憶)が発達しているんだそうです。


アメリカのノースフロリダ大学とシェフィールド大学が6、7歳の子供を対象に行った共同研究によると、言語に関するワーキングメモリが発達している子供ほど、ウソをつくのが上手いことが分かりました。


研究者らは子供たちにさまざまな質問が書かれた複数のカードを渡し、研究者が部屋を離れている間、答えを考えてもらいました。カードの裏には質問の答えと絵柄が描かれていて、それぞれ色が違っています。子供たちにはカードの裏を見ないように伝え、隠しカメラで子供たちの様子を観察しました。


研究者らが部屋に戻った後、カードの裏を見て質問の回答を正確に答えられた子供たちに裏にかかれた回答の色や絵柄についての質問をしました。その結果、ワーキングメモリの小さな子供たちではそれも正確に答えてしまったのに対し、ワーキングメモリの大きな子供では、裏を見たことがバレないように、実際に裏に描かれていた色とは違う色を答えたのです!


ウソをつくときには、つじつまを合わせるために頭の中でありとあらゆる情報を処理する能力が必要になります。よくウソをつく人ってなんだか信用できない感じがしてできれば付き合いたくないですが、チームで課題をこなさなければならないときなどは、一人くらい嘘つきな人がいた方が成果が上がるかもしれませんね。

参考:
Good working memory can make you a better liar
http://www.sciencedaily.com/releases/2015/06/150620113506.htm




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