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2018年04月22日

ハンドボール・チェコリーグ男子(四月十九日)



 先日、帰宅してテレビをつけたら、チェコテレビのスポーツチャンネルで体育館で試合前のウォーミングアップをしている場面が流れ、ハンドボールのゴールと思しきものの前でキーパーが柔軟体操をしていたから、久しぶりにハンドボールの中継があるのかと、大喜びしたのだけど、実際はそんなことはなく、フットサルの中継だった。
 ウィンタースポーツのシーズン中は、恒例だった日曜日の午前中のハンドボールのチェコ一部リーグの中継がなくても、仕方がないと思えた。特に今年は冬季オリンピックも行われたわけだし、スキーやバイアスロンなんかが優先されるのも当然である。しかし、四月になってウィンタースポーツのシーズンが終わってからもハンドボールの中継が戻ってこないのである。毎週木曜日に「ムラダー・フロンタ」の付録につく雑誌のテレビプログラムで真っ先に日曜日のハンドボールの中継を探すのだが、今年に入ってからは、チェコリーグの中継は一度も行なわれていないはずである。

 原因として考えられるのは、チェコのハンドボール協会の内紛で会長が辞任したことと、昨年のスポーツに対する助成金を巡るスキャンダルで、各スポーツ協会に流れるはずだった国からの助成金が一律ストップして、協会の予算が欠乏した可能性があることぐらいである。人気、視聴率だけの問題でないことは、チェコテレビが中継するほかのマイナースポーツを見ていればわかるのだけど、スポンサーがつかないとなかなか難しいのだろう。
 中継がなくてどんな結果になったか確認するのも忘れている間に、一部リーグのエクストラリーガでは、レギュラーシーズンが終わって、プレイオフが始まっていた。チェコのエクストラリーガは12チームの所属で、上位8チームが、三勝した方が上に進むプレーオフに参加し、下位4チームはそれまでの勝ち点を持ち越した上で、追加の試合を行って降格チームを決めるプレーアウトに出場する。

 今シーズンの順位表は、上から

  1ズブジー     35
  2カルビナー    29
  3ロボシツェ    29
  4プルゼニュ    29
  5ドゥクラ・プラハ 28
  6コプシブニツェ  20
  7イチーン     19
  8フリーデク・ミーステク 19
  9フラニツェ    17
  10ノベー・ベセリー 15
  11ブルノ      14
  12ストラコニツェ  10


 プレーオフの準々決勝では、ズブジー―フリーデク・ミーステク、カルビナー―イチーン、ロボシツェ―コプシブニツェ、プルゼニュ―ドゥクラという対戦が見られるわけだ。このうち、ズブジーとフリーデク・ミーステクは、隣町とは言わないまでも結構近くの町のはずである。調べたら比較的大きな町としては、南西からズブジー、コプシブニツェ、フリーデク・ミーステクが順番に並んでいるという位置関係だった。つまりこの辺りはフラニツェ、カルビナーもそれほど離れていないし、モラビアのハンドボールの中心なのである。
 そのプレイオフの準々決勝は、現時点で二試合終わっており、レギュラーシーズン上位のズブジー、カルビナー、ロボシツェ、プルゼニュの四チームが、ホームで順当に二勝を上げている。恐らくはこの四チームが準決勝に進むはずである。優勝候補はズブジーと言いたいところだけど、プレイオフに強いプルゼニュも侮りがたい。最近試合を見ていないから、外国帰りのステフリークの状態とかわからないし、ズブジーにいたってはどんな選手がいたかもちょっと覚えていない。

 個人的には、かつての最強チームカルビナーの復活を願っているのだけど、どうだろうか。カルビナーが優勝してヨーロッパのチャンピオンズリーグに出場してくれたら、久しぶりに観戦に出かけようと思わなくもない。以前に比べるとはるかに交通の便がよくなっているし、カルビナーなら仕事をしている知り合いもいることだし、顔見せついでにということもできる。プルゼニュだと、プラハまで行くのも億劫なのにさらにその先まで足を延ばす気にはなれない。ピルスナー・ウルクエルの工場見学というのも、南アフリカビールに買収されて以降はそれほど魅力を感じなくなったしさ。それはともかく、ズブジーかカルビナーのどちらかが優勝して、ボヘミアに対するモラビアの優位性を見せ付けてくれれば満足である。

 残留争いのほうは、フラニツェが生き残ってくれれば、特に言うことはない。勝ち点差もかなりあるし多分大丈夫だろうとは思うのだけど。ブルノ? ブルノは正直どうでもいい。モラビアの首都の座をオロモウツから奪ったブルノにはあまり親近感を感じられないのである。

 気になる昇格争いのほうは、昨シーズン降格してしまったリトベルが、一部復帰に向けて順調に首位の座を守っているようである。優勝すれば昇格なのか、昇格プレーオフが行なわれるのかはちょっとわからないけれども、リトベルには是非、チェコハンドボールのメインスポンサーであるビール会社の地元でもあるし、一部リーグに昇格して定着してもらいたいところである。同じビール会社の工場があるプシェロフは、二三年前まで一部で頑張っていたはずなのだが、二部にも三部にも存在しなくなっている。チームが消滅したということなのだろうか。マイナースポーツの宿命とはいえ残念なことである。

2018年4月19日



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チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















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