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2023年03月20日

iPadで古典を読む(設定)



 昨年の11月末だったか、12月初めだったかに届けられたiPadは、大きな箱に入れられていた。パッケージも、本体と充電のためのアダプターしか入っていないのを考えると、ちょっと厚すぎないかと言いたくなるもので、ちゃんとしたマニュアルが入っているんじゃないかと探してしまった。アップルの製品にそんなもの期待するのが間違いだったけど。

 実際に手にしたiPadは、思っていたより大きく、そして重かった。これではリーダーとは違って片手で持って操作するというのは無理そうだ。この時点で自分で使う気はほぼなくなっていたのだが、一応最初の設定だけはしておこうと考えて、充電してスイッチを入れてみた。スイッチを押して起動させるまでもよくわからなくて大変だったのだが、起動してから使えるようにするまでも、よくわからない設定の連続でうんざりさせられた。
 指紋認証とか、何とかIDとか、登録した人以外には使えないようにしようというのだろう。しかし、これが追加で設定する方式であれば、セキュリティーにも配慮していると高く評価したところだが、最初から設定することが前提になっていると、そこまでしないと安全を確保できないのかと心配になってしまう。自分で使うかどうかも決めかねていたので、できればどれも設定したくない。チェコ語のメニューだったからか(アップルのことだから日本語でも苦労したにちがいない)、すべてキャンセルして、初期設定が一応終わって使用できるところまでたどりついたときには、もうお腹いっぱいで、うちのに押し付けようと思ったけど要らないと言われたので、しばらく使わないままに放置されることになった。

 年末の休みに入って、ネットやPDFファイルなんかの閲覧専用の端末としてなら使えるんじゃないかと思いついた。その第一弾としてチェコ語日本語辞典を入れようと思ったのだが、iPadには、充電に使うコネクタしかない。もしかしたら、USBのタイプCならさせるかと試してみたけど駄目。調べてみたら、アップルの独自規格だった。そういえば、昔マック使いの知り合いが、独自規格ばかりで、所謂サードパーティの製品もほとんどないため、本体だけでなく周辺機器もすべて高いアップル社製を買わなきゃいけないんだと言っていたのを思い出した。純正品であっても不具合が出ることが多いのも含めて、一度落ちたら抜け出せないマック地獄と言うんだなんて冗談も聞いた気がする。

 それで、使えるかどうかもわからないものに投資をする気にはなれなかったのもあって、しかたなく最初は、ネット閲覧ソフトでジャパンナレッジを試してみることにした。当然、アドレスを入力することになるのだが、タッチパネル上に出てきたキーボードは、さすがアップルと言いたくなるほどに使いにくかった。その後、アドレスを覚えていない別のサイトを探すために使った日本語入力用のに比べたらはるかにましだったけど、いまどき五十音配列のキーボードなんて何を考えているんだ。ローマ字入力の機能もあるのかも知れないけど、時間がもったいないので探してもいない。
 ジャパンナレッジは、iPadで辞書、事典として使うのは、探す言葉の入力が面倒そうだけど、本棚という部分があって、「東洋文庫」や「文庫クセジュ」なんかが読めるようになっている。これなら文字入力の必要はないから、ストレスはそれほど感じないはずだ。PCだと次ページを表示するのに時間がかかったり、表示に失敗したりして、読んでいられなくなってやめてしまうことが多いのだけど、iPadではどうなるだろう。

 折角なら久々に日本の古典文学を読もうということで、訳文だけの「東洋文庫」ではなく、原文で読める「日本古典文学全集」を試してみたのだが、これが予想以上にうまく行った。細かな問題はあれこれあったけど、ソファーで半分横になって読んでいたから、懸念していたページめくりのストレスもそれほど大きくはなかった。ということで、年末年始はiPadで古典三昧(と言うほどたくさんは読めていないけど)ということになったのである。







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