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被災地の思いをブログで発信「南三陸町立戸倉中学校 派遣者ブログ」

新聞記事で見かけました。
戸倉中学校へ派遣された松下洋一先生が、被災地である戸倉中の現在を
ブログで紹介されていて、淡々とした語り口で中学生たちの「今」をお話してくださっています。
こんな風に授業を受けているんだなあ〜と笑顔の写真を見て思いました。
日常の様子がよく伝わってきて、心に染み入るものがあります。
▼ブログはこちら。
パソコン南三陸町立戸倉中学校 派遣者ブログ

以下は読売新聞2011年6月26日(日)の記事からの引用です。
被災地の思い ブログで発信

■「現状」忘れないで
生徒が帰宅した後の職員室で、江戸川区立東葛西小から戸倉中に派遣された
松下洋一先生(55)がパソコンを開いた。
「南三陸町立戸倉中学校 派遣者ブログ」という個人ブログに、
1年生の美術の授業の様子をつづった文章と写真をアップした。

始めたのは先月24日。きっかけは、同僚の男性教諭の一言だった。
「被災地以外の人は、これから復興ばかりで、被災者の現状は頭になくなるんだろうな」。
ぽつりと言われ、「忘れてほしくない」という被災地の思いを伝えたいと思うようになった。

記事では、戸倉中の生徒が悲しんでいるばかりではないことが
伝わるように心がけている。
6月14日には、給食にスープがつくようになったこと、
同16日には、津波で制服を流された生徒が、無料で提供してもらった制服を着て
笑顔を見せる様子など、戸倉中の「今」を紹介した。

こうしたブログの内容に、小野寺由美子校長(54)も「東京にいる松下先生の
教え子たちに、こちらの子供も頑張っていると伝わればうれしい」という。

被災地の現状を語るのに、大袈裟な表現もお涙頂戴の物語も、
脚色された文章も必要ないと松下洋一先生のブログを見てしみじみ思いました。

こうして、ちょっとした日常を発信していただけることが
遠く離れた場所に住む私たちにとっても、
この震災を知る上で貴重なことであり重要なことなのだと感じます。

東日本大震災それ自体を記録することも大切ですが、
復興していく過程での被災地の日常の姿を記録していくことも大切なのですよね。

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