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プラスチックのリサイクル拡大―世田谷区

新ごみ収集開始から丸一年、やっと「プラスチック」のリサイクルが世田谷区でも始まります。
しかしこのプラスチックのリサイクル、各ごみ収集場所で実施されるわけではありません…。
27か所の公共施設で始まります。


先ずは回収してもらえるプラスチック類について。
【食品用透明プラスチック容器】
生鮮食品・加工食品が入っていた無色透明なプラスチック製の容器。
〈例〉たまごのパック、果物の入っていたパック、サラダや惣菜の入っていた容器、
   刺身や弁当の容器の透明のふた

【色・柄付き発泡スチロール製食品トレイ】
食品容器として使われている発泡スチロールのトレイで、色や柄が付いているもの。

以上のパックや容器、トレイが回収の対象です。
「発泡スチロール製トレイ」はこれまでにもスーパー等で回収が行なわれていました。


次にプラスチックでも回収できないもの。
豆腐などの色付き・半透明の容器
 (理由:リサイクルの際に色が付いてしまうため)
プリン・ゼリーなどの容器
 (理由:白濁のものや材質の違うものが多いため)
インスタント麺容器
 (理由:油がしみついている、表面に貼られたフィルムの材質が異なるため)
納豆の容器
 (理由:汚れが落ちにくいため)

これらは今まで通り「可燃ごみ」として出すこと。


また、リサイクルするためには容器が汚れは大敵です。
容器はきちんと洗って乾かしてから出すこと。
汚れや臭いがあるものが混入すると、きれいな容器もリサイクルできない状態に陥ります。
値段や消費・賞味期限のシールもきれいに剥がさなければなりません。


回収されたプラスチックは、
◆食品用透明プラスチック容器
  ⇒プラスチック製の容器・トレイなどに再生
◆色・柄付き発泡スチロール製食品トレイ
  ⇒プラスチック製の文房具などに再生
されます。



これらプラスチック類を回収する施設は

毎日 回収する施設】
エコプラザ用賀:午前9時〜午後5時(休館日[月]を除く)
リサイクル千歳台:午前10時〜午後4時(休館日[月]を除く)

月2回 回収する施設】毎月第2・4土曜日午前10時〜正午
世田谷地域:
世田谷区役所第3庁舎前、太子堂区民センター、池尻地区会館、経堂地区会館、下馬地区会館
教育センター
北沢地域:
松沢まちづくりセンター、代沢地区会館、北沢地区会館、北沢保健福祉センター
玉川地域:
玉川総合支所、奥沢まちづくりセンター、玉川大区民センター、深沢区民センター、奥沢地区会館
駒沢地区会館
地域:
喜多見東地区会館、砧図書館、宇奈根地区会館、砧まちづくりセンター、鎌田区民センター
烏山地域:
上北沢地区会館、北烏山地区会館、上祖師谷まちづくりセンター、粕谷区民センター

…月2回の回収地域では、
回収ボックスがないため、回収日時以外に施設へ持ち込むことは×です。



以上が世田谷区の「プラスチックリサイクル」についての概要です。
10月より開始されるこのプラスチックの資源回収ですが、私個人の見解としては、この回収の仕方ではあまり回収率は上がらないのではないかと思います。まだ始まってもいないし、始まることでいろいろ改善されてゆくのだろうとは思いますが、現段階での限定された回収施設、時間帯では「出しに行く」といことはなかなか難しいと思うのです。

例えば、回収時間を「前日(金曜)の正午から当日(土曜)の正午まで」とすれば、回収率は高まると思います。当日の午前10時から正午の2時間では、土曜日ということもあり、余程 回収施設の近くに住んでいない限りは、敢えて出しに行こうという人は少ないでしょう。資源ごみ回収の日が土曜日なので、“ついで”として出しに行く人がいると見込んでいるのかもしれませんが、遠いところまでプラスチック容器をぶら下げて持って行くようなタイプの人は今のところ少ないのではないでしょうか。

回収場所が27か所というと多いように思います。しかし実際には世田谷区は広く、住宅地が大半ですから人口も多いのです。現段階での回収施設数ではそれらをカバーできていません。因みに私の家からいちばん近い回収施設まで、徒歩で約10分はかかります。これは近い方かもしれません、が、商店街からは逆方向で特に用事のない場所でもあります。一月か二月に一度出しに行ければ良いほうかなとも思ってしまいます。その間、家の中にかさばる容器を置いておかなければならないというのも、狭い住宅事情では大変なことです。

住宅街で人口が多い分、リサイクルできる資源も大量に出るわけですが、商業税収が少ないために、こうしたリサイクル事業にまでなかなか手が出ないというのも実状です。高い市町村民税を払っていてもどうやらリサイクルの費用までは完全に賄えないようです。どこか税金の使い方に無駄があるのかもしれませんし、環境に対する意識がまだまだ低いのかもしれません。区民一人ひとりが意識を高めるとともに、区がもっと積極的に分かり易く浸透し易い方法で「ごみ」や「リサイクル」についての見解を広めることが重要だと思います。

“リサイクル” はごみ(不用品・廃物)を新たな資源に再生出来るという素晴らしいイメージがあります。
ごみを分別し、資源ごみとして出し、リサイクルすることで、私たちはとても良い行いをしているのだとも思っています。
しかし現実として「リサイクルさえすれば良い」というものではありません。
リサイクルで生まれた品物が必ずまたリサイクル出来るわけではないですし、永久にリサイクルできる物質というのも聞いたことがありません。リサイクルによって再生されたモノもいつかは“ごみ”として処理される運命にあります。

不用なモノをリサイクルして新たなモノに再生させることは素晴らしいことです。これについては誰も異論はないと思います。だからこそリサイクルという素晴らしい方法から「新たなごみを大量生産しない」、ということが大切なのではないでしょうか。何より大切なのはやはり「ごみを出さないこと」です。個人個人のごみの量を減らすことがいちばんの解決策のようにも思えます。ごみの量が減れば、ごみ処理・リサイクルのための莫大な費用も削減できます。
生活の中でどのようにごみを減らしてゆくかということも個人個人がいろいろと考えなくてはいけない時代です。過剰パッケージを断る、エコバッグを持ちレジ袋を貰わない…というのはこれまでにも実施され考えられてきたことですが、それ以上に何かごみを出さないやり方を考えなくてはならないようです。余分な食料品を購入しないというのが経済的でもあり、いちばん良い方法なのかもしれません。まずは食卓からごみを減らしましょう。

私はチーム・マイナス6%です




≪関連記事≫
港区はプラスチックを資源ごみとして回収する (2008/09/12)
本日より新ごみ収集開始(世田谷区) (2008/10/01)

温暖化ガス「25%減」目標、海外排出枠も活用

温暖化ガス「25%減」目標、海外排出枠も活用 民主
民主党は鳩山由紀夫代表が表明した温暖化ガスを「2020年までに1990年比25%
削減」する中期目標について、海外から取得する排出枠や森林の吸収分も含めて
計算する方針を固めた。国内での削減量にあたる「真水」に上乗せし、実現性を
高める狙いだ。大量の排出枠購入には新たな財政負担が伴うため、温暖化ガスの
排出に課税する地球温暖化対策税の導入も視野に入れている。

以上、2009年9月14日日経ニュースメール朝版より引用。


本当にやってくれるのだろうか…?(ー゛ー;)むーん
フランスに次いで「炭素税」導入を予定する発表もあるのかしら??
環境税はある意味でとても重要だと思うので、光熱費が当たり前のように、環境税の設定もしたほうが良いのではないかと思う。今以上に温暖化対策に税金を投入しないかな。

オゾン層保護対策推進月間



フロンことCFC(クロロフルオロカーボン)によってオゾン層が破壊され続けていることは周知のとおりですが、9月はそのオゾン層の保護対策推進月間なのだそうです。(詳細は環境省のウェブサイトを見るのが早いです)。

南極上空にできているオゾンホールは年々拡大しています。
代替品であるHFC(ハイドロフルオロカーボン)が使用され、オゾン層破壊原因物質であるフロン(CFC)の使用は減ってきてはいます。しかしながらHCFも代替品というだけでオゾン層に影響がないわけではありません。CFCと比べると破壊が少ないため使用されているに過ぎず、今後使用続ければ確実にオゾン層を破壊します。京都議定書ではHCFは削減対象物質として指定されていて、温室効果ガスであることに変わりありません。
HFC以前に代替フロンとして使用されていたHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)も同様に温室効果ガスであり、地球温暖化を促進させる物質です。モントリオール議定書でオゾン破壊物質に指定され、先進国では2020年、開発途上国では2030年までに生産を中止することが決定しています。

オゾン層が破壊されると地上に直接紫外線が降り注ぐことになります。これまでオゾン層によって多くの紫外線が吸収され、地上の生き物が守られてきましたが、このままオゾンホールが拡大を続ければ、紫外線を受けた生き物に皮膚がんなどの病を引き起こします。
既にオーストラリアでは羊までもが皮膚がんになっていますし、人間も例外ではありません。

南極上空のオゾンホールは現在過去最大の大きさです。
南極にはエンペラーペンギンとアデリーペンギンが、亜南極地域にはアデリーペンギンの他、チンストラップペンギン、ジェンツーペンギン、キングペンギン等が生息しています。普段は海上にいる彼らが繁殖の時期になると南極・亜南極へやってきます。オゾン層の破壊は繁殖にやってきたペンギンたちにも影響し、皮膚がんや悪性腫瘍を患ったペンギンも出てきています。温暖化も彼らの繁殖に多大なる影響をもたらしています。

フロン類の使用を減少させても、この壊れにくい物質は大気中に40年以上留まるため、オゾン層の破壊は今後も続きます。現在我われが使用しているHFCを含んだ製品も、耐久年数を越えれば使用できなくなり処分されます。現時点で浮遊しているフロン類に加えて、ますます多くのフロン類が大気中に放出されることになります。
かつて「夢の化学物質」と謳われたフロン類は地球上の生命体すべてを脅かす「悪夢の化学物質」と化しました。これだけ大量に放出されたフロン類とこれから放出されるであろうフロン類と、人類はどう闘ってゆけばよいのでしょうか。個人個人でできることは「ノンフロン製品を選ぶ」という道しか残されておりません…。そしてフロン製品の廃棄には「フロン回収・破壊法」、「家電リサイクル法」、「自動車リサイクル法」等をきちんと守ってゆくしかないのだろうと思います。

私はチーム・マイナス6%です
 
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