2011年06月30日
熱中症にならないために対策しましょう。
まだ6月なのに猛暑日が出てしまいました…。
徐々に暑さに慣らすと良いと言いますが、
急激に暑くなってしまって何となく体がついてゆきません。。。(>×<;)
熱中症にならないために、各省庁が出している「熱中症予防・対策」をまとめました。
◆熱中症とは
高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調整機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の汗、さらには吐き気や倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識障害が起こります。
気温が高い、湿度が高いなどの環境条件と、体調が良くない、暑さに体がまだ慣れていないなどの個人の体調による影響とが組み合わさることにより、熱中症の発生が高まります。
※急に暑くなった日は特に注意!
屋外で活動しているときだけでなく、就寝中など室内で熱中症を発症し、救急搬送されたり、不幸にもなくなられたりする事例が報告されています。家の中でじっとしている時でも、室温や湿度が高い場合には注意が必要です。
気温が高い、湿度が高いなどの環境条件と、体調が良くない、暑さに体がまだ慣れていないなどの個人の体調による影響とが組み合わさることにより、熱中症の発生が高まります。
※急に暑くなった日は特に注意!
屋外で活動しているときだけでなく、就寝中など室内で熱中症を発症し、救急搬送されたり、不幸にもなくなられたりする事例が報告されています。家の中でじっとしている時でも、室温や湿度が高い場合には注意が必要です。
◆熱中症の分類と対処方法
以下の症状の場合にはためらわずに救急車を呼びましょう。
◇自分で水が飲めなかったり、脱力感や倦怠感が強く、動けない場合。
◇意識がない(おかしい)、全身のけいれんがあるなどの症状を発見された場合。
※この図は消防庁のリーフレット掲載の図を参考に作成しています。
◆熱中症の応急処置
○涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる。
○エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす。
○わきの下・太もものつけ根などを冷やす。
○飲めるようであれば、水分を少しずつ、頻回に摂らせる。
○エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす。
○わきの下・太もものつけ根などを冷やす。
○飲めるようであれば、水分を少しずつ、頻回に摂らせる。
◆熱中症の予防法
熱中症の予防には「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です!
≪水分・塩分補給≫
○こまめな水分・塩分の補給。
※高齢者、障害児・障害者の方は、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給を。
≪熱中症になりにくい室内環境≫
○扇風機やエアコンを使った温度調整。
○室温が上がりにくい環境の確保。(こまめな換気、遮光カーテン、すだれ、打ち水など)
○こまめな室温確認、WBGTの測定。
※WBGT値:気温、室温、輻射熱から算出される暑さ指数で、熱中症予防のために運動や作業の強度に応じた基準値が定められています。
今後の暑さ指数予報(環境省熱中症予防情報サイト)
≪体調に合わせた取り組み≫
○こまめな体温測定。(特に体温調整が十分ではない高齢者、障害児・障害者、子ども)
○通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用。
○保冷剤、氷、冷たいタオルなどによる体の冷却。
≪外出時の準備≫
○日傘や帽子の着用。
○日陰の利用、こまめな休息。
○通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用。
≪予防のポイント≫
○部屋の温度をこまめににチェック! ※温度計を設置
○室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使う!
○のどが渇いたと感じたら必ず水分補給!
○のどが渇かなくてもこまめに水分補給!
○外出時は体をしめつけない涼しい服装で日除け対策も!
○無理をせず、適度に休息を!
○日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを!
≪水分・塩分補給≫
○こまめな水分・塩分の補給。
※高齢者、障害児・障害者の方は、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給を。
≪熱中症になりにくい室内環境≫
○扇風機やエアコンを使った温度調整。
○室温が上がりにくい環境の確保。(こまめな換気、遮光カーテン、すだれ、打ち水など)
○こまめな室温確認、WBGTの測定。
※WBGT値:気温、室温、輻射熱から算出される暑さ指数で、熱中症予防のために運動や作業の強度に応じた基準値が定められています。
今後の暑さ指数予報(環境省熱中症予防情報サイト)
≪体調に合わせた取り組み≫
○こまめな体温測定。(特に体温調整が十分ではない高齢者、障害児・障害者、子ども)
○通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用。
○保冷剤、氷、冷たいタオルなどによる体の冷却。
≪外出時の準備≫
○日傘や帽子の着用。
○日陰の利用、こまめな休息。
○通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用。
≪予防のポイント≫
○部屋の温度をこまめににチェック! ※温度計を設置
○室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使う!
○のどが渇いたと感じたら必ず水分補給!
○のどが渇かなくてもこまめに水分補給!
○外出時は体をしめつけない涼しい服装で日除け対策も!
○無理をせず、適度に休息を!
○日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを!
◆子どものいる保護者の方
子どもは「地面の照り返し」により高い温度にさらされやすく、汗腺などが未熟で体温調節機能も未熟なため、熱中症になりやすく、より注意が必要です。
○お子さんの様子を十分に観察しましょう。
○遊びの最中には、水分補給や休息を。
○外出時の服装に注意し、帽子を忘れずに。
○日頃から栄養バランスのとれた食事や運動、遊びを通して、暑さに負けない
体づくりを実践しましょう。
○お子さんの様子を十分に観察しましょう。
○遊びの最中には、水分補給や休息を。
○外出時の服装に注意し、帽子を忘れずに。
○日頃から栄養バランスのとれた食事や運動、遊びを通して、暑さに負けない
体づくりを実践しましょう。
◆高齢者の方
高齢者の方は特に注意が必要です。
(1)体内の水分が不足しがちです
高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際に
たくさんの尿を必要とします。
(2)暑さに対する感覚昨日が低下しています
加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
(3)暑さに対する体の調節機能が低下します
高齢者は身体に熱がたまりやすく、暑い時には若年者よりも循環器系への負担が
大きくなります。
※心臓や腎臓の悪い方や持病をお持ちの方はかかりつけの医師にご相談ください。
≪高齢者向け予防法チェック≫
□こまめに水分を補給している
□エアコン・扇風機を上手に使用している
□シャワーやタオルで体を冷やす
□部屋の温度を測っている
□暑い時は無理をしない
□涼しい服装をしている、外出時には日傘・帽子
□部屋の風通しを良くしている
□緊急時・困った時の連絡先を確認している
□涼しい場所・施設を利用する
≪注意しましょう≫
■寝る前だからと水分を我慢せず、こまめな水分補給を心掛けましょう。
汗をかいた時は、適度な塩分補給も必要です。
■暑さを感じなくても、部屋の見やすい場所に温度計を置き、温度が上がったら
エアコンを点けるなど、常に注意しましょう。
■エアコンや扇風機が苦手な人は、湿度設定に気を付けたり、風向きを調節するなど
工夫してみましょう。調節の仕方が分からない方は、身近な人に相談しましょう。
(1)体内の水分が不足しがちです
高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際に
たくさんの尿を必要とします。
(2)暑さに対する感覚昨日が低下しています
加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
(3)暑さに対する体の調節機能が低下します
高齢者は身体に熱がたまりやすく、暑い時には若年者よりも循環器系への負担が
大きくなります。
※心臓や腎臓の悪い方や持病をお持ちの方はかかりつけの医師にご相談ください。
≪高齢者向け予防法チェック≫
□こまめに水分を補給している
□エアコン・扇風機を上手に使用している
□シャワーやタオルで体を冷やす
□部屋の温度を測っている
□暑い時は無理をしない
□涼しい服装をしている、外出時には日傘・帽子
□部屋の風通しを良くしている
□緊急時・困った時の連絡先を確認している
□涼しい場所・施設を利用する
≪注意しましょう≫
■寝る前だからと水分を我慢せず、こまめな水分補給を心掛けましょう。
汗をかいた時は、適度な塩分補給も必要です。
■暑さを感じなくても、部屋の見やすい場所に温度計を置き、温度が上がったら
エアコンを点けるなど、常に注意しましょう。
■エアコンや扇風機が苦手な人は、湿度設定に気を付けたり、風向きを調節するなど
工夫してみましょう。調節の仕方が分からない方は、身近な人に相談しましょう。
◆注意すること
(1)暑さの感じ方は人によって異なります。
●人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して、暑さに対する抵抗力(感受性)は
個人によって異なります。
●自分の体調の変化にきをつけ、暑さの抵抗力に合わせて、万全の予防を
心掛けましょう。
(2)高齢者の方は特に注意が必要です。
●熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。高齢者は暑さや水分不足に
対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しています。
●のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給をしたり、暑さを感じなくても
扇風機やエアコンを使って温度調整をするように心掛けましょう。
(3)まわりが協力して、熱中症予防を呼び掛け合うことが大切です。
●一人ひとりが周囲の人に気を配り、熱中症の予防を呼び掛け合うことで、
熱中症の発生を防ぐことができます。
●特に、熱中症にかかりやすい高齢者、障害児・障害者や子どもについては、
周囲が協力して注意深く見守るようにしましょう。
(4)節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください。
●節電を意識しすぎるあまり、健康を害することのないようご注意ください。
●気温が高い日や湿度の高い日には、決して無理な節電はせず、
適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。
●人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して、暑さに対する抵抗力(感受性)は
個人によって異なります。
●自分の体調の変化にきをつけ、暑さの抵抗力に合わせて、万全の予防を
心掛けましょう。
(2)高齢者の方は特に注意が必要です。
●熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。高齢者は暑さや水分不足に
対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しています。
●のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給をしたり、暑さを感じなくても
扇風機やエアコンを使って温度調整をするように心掛けましょう。
(3)まわりが協力して、熱中症予防を呼び掛け合うことが大切です。
●一人ひとりが周囲の人に気を配り、熱中症の予防を呼び掛け合うことで、
熱中症の発生を防ぐことができます。
●特に、熱中症にかかりやすい高齢者、障害児・障害者や子どもについては、
周囲が協力して注意深く見守るようにしましょう。
(4)節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください。
●節電を意識しすぎるあまり、健康を害することのないようご注意ください。
●気温が高い日や湿度の高い日には、決して無理な節電はせず、
適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。
熱中症にならないように、皆さま十分対策をして、お気をつけくださいまし!
6月は環境月間です ヾ( ´ω`)( ´ω`)ノ゛<環境について考えてみよう
▼環境省
環境省熱中症予防情報サイト
環境省熱中症情報
熱中症予防普及啓発ポスター(PDF)
熱中症〜思い当たることはありませんか?〜(PDF)
熱中症〜思い当たることはありませんか?〜
▼消防庁
熱中症情報
熱中症による救急搬送人数等(6月20日〜6月26日 速報値)(PDF)
熱中症対策リーフレット(PDF)
▼厚生労働省
熱中症を防ぐために〜国民の皆さまに取り組んでいただきたいこと〜
職場における労働衛生対策
【東日本大震災関連の最新記事】
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