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疫病(感染症・伝染病)を防ぐ。その2 vol.3

この記事は『疫病(感染症・伝染病)を防ぐ。その2 vol.2 』の続きです。


インフルエンザ

[原因病原体]
 インフルエンザウイルス

[臨床的特徴]
 今現在において、避難所では A香港型(H3N2)の流行がみられている。

[注意点]
 手洗い、咳エチケットの徹底が基本。
 目などの粘膜を介した感染の可能性にも注意。


肺炎球菌性肺炎

[原因病原体]
 肺炎球菌

[臨床的特徴]
 典型的には“大葉性肺炎”、“鉄さび色の痰”が特徴。
 敗血症、髄膜炎、関節炎など転移性病変の合併率が高い。

[注意点]
 避難所では 老人〜子供間 の飛沫感染が頻発する可能性あり。


マイコプラズマ症

[原因病原体]
 マイコプラズマ

[臨床的特徴]
 “頑固な咳”が特徴。

[注意点]
 避難所内で飛沫感染により蔓延する可能性あり。
 長引く咳を示す患者さんはマイコプラズマ、百日咳結核の恐れあり。



百日咳

[原因病原体]
 百日咳菌

[臨床的特徴]
 潜伏期間:約1週間。
 カタル期→痙咳期(咳発作期)→回復期。
 1〜2週間のカタル期(咳、痰、鼻水、微熱などのカゼ症状)ののち、
 痙咳期(激しい発作性の咳)が1〜6週間持続。

[注意点]
 避難所内で飛沫感染により蔓延する可能性あり。
 1歳未満では重症化傾向が強いことに注意。
 手洗い・咳エチケットの徹底が原則。
 ※ワクチン接種者でも感染する可能性がある。


感染性下痢症・食中毒(細菌)

[原因病原体]
 大腸菌、サルモネラ、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌、ビブリオ属細菌、
 ボツリヌス菌、セレウス菌、ウエルシュ菌など

[臨床的特徴]
 ◇注意しなければならない細菌性食中毒の特徴。
  ≪腸管出血性大腸菌
   鮮血便、強い腹痛が特徴。
   糞口感染で感染性が極めて高いことに注意(赤痢と同様)。
  ≪赤痢
   発熱、下痢、腹痛を伴うしぶり腹、膿や血便を伴う下痢便が特徴的。
   日本での症例は“ソンネ菌(Shigella sonnei)”が原因であることが多く、
   軽度蹴りや無症状で経過する症例もある。
   この菌で汚染された食品を介した感染の他に、手指を介した二次感染
   事例も多い。
   赤痢は感染性が強いので、コップやペットボトルの共有は避ける。
  ≪サルモネラ
   原因食材としては鶏肉・卵が重要(卵内感染例あり)。
  ≪カンピロバクター
   原因食材としては鶏肉が重要。新鮮な肉(特に肝臓)に存在。
  ≪ビブリオ属細菌
   原因食材としては魚介類が重要。
   肝硬変などの基礎疾患を有する宿主がある種のビブリオ属細菌で
   汚染された食材を摂取することにより、急激に敗血症を発症。
   この場合の死亡率は高い。
  ≪黄色ブドウ球菌
   耐熱性毒素による食中毒(熱をかけた食材でも発症)。
   本金は傷の化膿創から高率に分離される。
   避難所では“おにぎり”などの食材を介した感染に注意。
   摂食から症状発現まで3〜6時間。
   水様下痢、発熱なし が特徴。
  ≪ボツリヌス菌
   “飯寿司(いずし)”など嫌気状態で保存される食材が原因となる。
   ボツリヌス菌の産生する毒素による筋肉の弛緩性麻痺が特徴的。
   めまい、頭痛、眼瞼下垂、複視、嚥下困難、呼吸菌麻痺など。
   乳児では蜂蜜摂食による 乳児ボツリヌス症 に注意。

[注意点]
 避難所内でのトイレ環境の維持、手洗いの徹底が基本。


感染性下痢症(ノロウイルス、ロタウイスル感染症)

[原因病原体]
 ノロウイルス、ロタウイスル

[臨床的特徴]
 潜伏期間:1〜3日。
 冬季に流行。嘔気、嘔吐、下痢、発熱。
 ノロウイルスはもっとも頻度の他界食中毒原因病原体である。
 原因食材としては カキなどの2枚貝類 が重要。
 ロタウイルス感染症は小児重症胃腸炎の原因として重要。
 症状は3〜8日持続、水様・白色便が特徴的。

[注意点]
 感染性が極めて強いことに注意。
 糞便だけでなく、汚物を介した吸入感染の可能性もあり。
 アルコール消毒は無効で、次亜塩素酸製剤による消毒が効果的。


ウイルス性肝炎

[原因病原体]
 A型肝炎ウイルス、E型肝炎ウイルス

[臨床的特徴]
 潜伏期間:2〜6週間。
 A型は飲食物(特に海産物)、E型は未加熱動物肉(鹿、猪など)の摂取により
 感染。
 発熱、倦怠感、食思不振(食欲不振)、嘔吐で発症。
 典型例では 黄疸、肝腫大、濃色尿、肝酵素上昇を示す。
 E型は妊婦で重症化傾向あり。

[注意点]
 50歳以下はほとんどがA型抗体陰性。
 冬から初春にかけての感染例が多いことからも、避難所内でのA型肝炎ウイルス
 の糞口感染に注意する必要あり。


腸チフス・パラチフス

[原因病原体]
 サルモネラ属菌

[臨床的特徴]
 潜伏期間5〜21日。
 感染者の便・尿、汚染食品・水・手指を介して経口的に感染。
 三徴:比較的除脈、バラ疹(体幹の淡い斑状丘疹)、脾腫。
  ⇒バラ疹:腹部や胸部にピンク色の斑点が現れる症状。
  ⇒脾腫:脾臓が腫大した状態。

 第1週に三徴出現、第2週は極期、第3週に腸出血・穿孔などの合併症を認める
 ことが多い。
  穿孔⇒:穴があくこと。

[注意点]
 治癒後、数%が慢性保菌者になることに注意。

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