2011年05月12日
被災地で“健康”を守るために…。
(1)感染症の流行を防ぐ
・こまめに手洗いをする。
・発熱・せきなどの症状がある場合は、軽い症状でもマスクをする。
・下痢や嘔吐などの症状がある場合は、脱水にならないよう水分補給を。
・怪我をした場合には、破傷風感染の恐れがあるので、放置せずに医療機関で手当てを受ける。
破傷風についてのお知らせ(PDF):厚生労働省
ノロウイスルに関するQ&A:厚生労働省
(2)粉じんから身を守る
粉じんを長時間吸い込むと肺の病気(じん肺)になる可能性があるので、粉じんの舞い上がる場所ではマスク着用を心掛けること。防じんマスクやN95マスクなどのマスクの使用が効果的です。
≪粉じんの発生をおさえる≫
・粉じんの発生する場所などをふたなどで覆う。
・散水する (水をまいたり、粉状のものはあらかじめ水で濡らす)。
≪粉じんを除去する≫
・廃棄装置、除じん装置がある場合には、これらを使用する。
・外気で粉じんを薄める。
≪粉じんの吸入を防ぐ≫
・使い捨て式防じんマスクなどを着用する。
・粉じんが付着しにくい服装を選ぶ。
これから気候が暖かくなると、粉じん飛び散りやすくなるので要注意!
塵肺(じん肺)は、初期には自覚症状がないため、気づかない間に進行してしまい、
また、根治する方法がないので予防処置が重要となります。
≪粉じんの発生をおさえる≫
・粉じんの発生する場所などをふたなどで覆う。
・散水する (水をまいたり、粉状のものはあらかじめ水で濡らす)。
≪粉じんを除去する≫
・廃棄装置、除じん装置がある場合には、これらを使用する。
・外気で粉じんを薄める。
≪粉じんの吸入を防ぐ≫
・使い捨て式防じんマスクなどを着用する。
・粉じんが付着しにくい服装を選ぶ。
これから気候が暖かくなると、粉じん飛び散りやすくなるので要注意!
塵肺(じん肺)は、初期には自覚症状がないため、気づかない間に進行してしまい、
また、根治する方法がないので予防処置が重要となります。
(3)エコノミークラス症候群にならないために
・定期的に体を動かし、十分に水分を摂る。
・アルコール、コーヒー等は利尿作用があり、飲んだ以上に水分となり体外に出てしまうので
避けること。
・できるだけゆったりとした服を着用する。
・禁煙する。(重要な予防になります!)
・足の運動、深呼吸も予防に効果あり。
深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)の予防Q&A:厚生労働省
(4)口腔ケア
・できるだけ歯磨きをし、歯磨きできない場合にはうがいをする。
・頻回な飲食を避けるようにする。
歯とお口の健康小冊子:8020推進財団
口腔ケア:8020推進財団
(5)心身の機能の低下予防
避難所では体を動かす機会が減り、筋力の低下や関節が固くなる等、徐々に動けなくなる可能性があり、また動かずにいることで心が沈んでしまい“不安や心配”が募りやすくなります。
・声を掛け合って、積極的に体を動かすようにする。
・身の回りのことは出来る範囲で自分で行なう。
・参加の可能な作業には参加する。
(6)一酸化炭素中毒の予防
一酸化炭素は無臭無色のため、低い濃度で死亡する危険があります。
・燃料を燃やす装置(発電機、木炭使用のキャンプストーブなど)を使用する場合には、
窓など空気取り入れ口の近くで使用する。
・暖房使用の際には喚起をする。
(7)トイレの衛生
・定期的に清掃・消毒を行なう。
・使用後は流水・石けんによる手洗い、もしくは消毒をする。
・排泄物による環境汚染を防ぐ工夫をする。
(8)生活環境
・室内は定期的に清掃し、清潔を保てるよう心掛ける。
・受動喫煙の害を防ぐため、全面禁煙にすること。
・ダニを防ぐために、布団・毛布等の日干しを行なう。
・避難所のゴミは定期的に収集し、避難所外の閉鎖された場所に管理する。
※この記事の内容は厚生労働省の「被災地で健康を守るために(2011年4月20日版)」、「被災地で健康を守るためにPDF版」の内容をまとめたものです。
5月12日は看護の日。
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