2016年09月29日
父のトイレの介護
父のトイレ
父は歩けない。
脳梗塞で左半身が動かない。
障害者1級、要介護度は最大の「5」です。
トイレ介護なしでは出来ない・・・。
施設では車椅子生活なので、トイレに直行する。
しかし自宅で小尿をするとき、父はトイレには行かない。
父は「尿瓶」を使用する。
自宅に居るときは、車椅子には座っていない。
リビングの椅子に座っている。
そこから立ち上がらせて、車椅子に座りなおして
トイレに着いたら車椅子から立ち上がらせて
そこからトイレの便座まで誘導する。
ここまでの動作はお互いにリスクが大きい。
トイレ介護する方は体力の問題が大半を占める。
トイレ介護される父の方はというと・・・
そもそもで、上記の過程において時間が掛かる。
更に、立ち上がらされたり、座ったりするだけで
力が入るので、ちびってしまう・・・。
こうなると、尿瓶で済ませた方がリスクが少なく済む。
おまけに・・・そこまでして連れて行ったのに
小尿が全く出ない不発の時は、介護者のイライラは
父親に向かうこともしばしば。
母親はよく短気を起こしていた。
頻尿の気がある父は、夜中に起こされることが多い。
そんな時に不発だと、その当たりどころは父当人でしかない。
でもそれが介護の実情。
自分が担当するようになって初めてわかる母の気持ち・・・
介護者の気持ち・・・。
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尿瓶
尿瓶にもハードルはある。
父のプライベートパーツに触れなければならない。
父のプライベートパーツとお見合いをしなければならない。
父をその場で立ち上がらせてから静止させ、
その状態を保ったままでズボンを降ろす。
父の調子が良い時は、そのままの立った状態で尿瓶をあてがえば
そのまま用を足してくれるが、
そうでない時は、一旦座らせて、その状態で尿瓶をあてる。
放尿が終わった後の残尿には要注意だ。
恐ろしいタイミングで残尿が放たれる時がある。
トイレ介護の実情・・・。
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大きい方
トイレ介護のメインイベント。
匂いに敏感な自分にはとてもとても辛い作業。
誰のものであろうと、それは臭う。
間に合わなかった時などは・・・思い出したくもない。
子供のオムツ交換のレベルのそれとは一味違う。
父のお尻を拭いている時
父は笑うことが多い。
それは、イライラしている私に対して笑っているのか、
はたまた、自分の息子にトイレ介護されているという状況に
慣れることのできないことへの恥ずかしさからなのか・・・
話すことが出来ない父の細かい感情を確認することが
とても難しいという実態もあるが、そもそもで
確認する気もない(笑)
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