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2016年09月27日

父の介護と入所とお金

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父が56歳の時に脳梗塞で入院

私の父は、56歳の時に脳梗塞で入院しました。
現在は施設に入所しています。
障害者手帳は1級で、要介護度は5・・・
この状態でも、私の母は14年間ずっと父の介護を
続けてきました。

2014年末の母の入院をきっかけに、父の入所が決まりましたが
一時的に私が父の介護をしなければならない時期もありました。

介護の辛さ
その時に痛感したのは、父の介護の辛さ、
大変さはいやというほど理解することが出来ました。

身内とはいえ・・・いや、身内だからこそ・・・
下の世話は想像を超えた。
夜もトイレで起こされる。
自分では何もできない父がそこに居た。

生まれたばかりの自分の子供の世話をしていたころを
思い返してみました・・・
常に付きっきりでいなければならないですし、
夜もほとんど寝れない日々が続きました。

育児ノイローゼに悩む親は沢山います。
とはいえども、育児は期間限定です。
健常者であれば、子供はすくすく成長して行き、
やがては親の手から離れます。

しかし介護の場合、大半は回復傾向には向かわず
年齢とともに劣っていきます。
更には、その介護は命ある限りずっと続きます。

親の長生きを望む反面で、長生きしてくれるほど
父の介護が続くという、なんとも言えない反比例のような歯痒い
関係が続くことになります。


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父の介護とお金と長寿

お金を掛けて、施設に入所できたとしても
その資金繰りが大変で、結局のところ昼も
夜も働き尽くしで、やがて体を壊してしまう。

かと言って、介護離職したところで現在の日本は
福利厚生面は全くと言ってよいほど充実していない。
施設入所待ちは年々増える一方・・・。

入所するとしても資金が足りない・・・ヘルパーさんや
家族の手を借りながら自宅で介護を選んだとしても
家族に掛ける迷惑や苦労に合わせて、自分さえも
会社(仕事)と自宅(介護)の繰り返しで
これもまた、いつか体を壊してしまいます。

トータルで考えて、結局のところ自宅で介護をしてあげる
以外に選択肢がなく、現在に至っている方が多いのでは
無いでしょうか!?

私の父の場合は、母が入院したタイミングで、入所施設に運よく
空きが発生し、母が退院する1週間ほど前に入所できました。

入所しても父の介護は続きます。
時々でも、自宅に連れてきたり・・・
母のお墓に連れて行ったり・・・
お散歩に連れ出したり・・・

それでも、自宅で父の介護をすることに比べたら
天と地以上の違いがあります。

特別養護老人ホームということもあり、比較的リーズナブルとは
いえ、父の年金額では足りません。
しかし、総合的な負担を考えると
現在の選択がベストではなくとも
ベターであると考えています。

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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