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2016年09月19日

リハビリシューズのサイズが小さくても喜ぶ父

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やはり靴のサイズは小さかった。

母が遺した父の為のリハビリシューズ。

しかし、だからこそ父は喜んだ。

多少小さくても、多少きつくても・・・

母が生きている時だったら、拒否していたはずの父も、

妻である母の想いが今になって伝わったとでも言うのだろうか。

足の甲の部分にファスナーがついているのですが、

それが途中までしか閉められない。

歩行困難者にとって、危険極まりない状況といっても過言ではない。

施設責任者に説明するとともに、問題あればすぐに取り換える旨を説明。

今日は本人の意志を尊重し、履いたままの状態で父を預けた。

それほどまでに、父は嬉しそうだった。

どんな問いかけをしようとも、父は笑顔で・・・

・・・手のジェスチャーでOKサインをした。

サイズ小さくない?・・・OK・・・

ファスナーが閉らないよ・・・OK・・・

痛くない?・・・OK・・・

こんな具合でした。

今日脱がした靴はとても傷んでいたが、

父を返した後、すぐに手洗いした。

凄く汚れていた。

黒色シューズなだけに、見た目とのギャップを感じるほどの汚れ。

とんでもない状態だった。

母が入院して、他界するまでの約1年間と、

母が他界してからの約9か月・・・少なく見積もっても

1年9か月は洗っていない、父の外履きシューズ。

汚れていない訳がなかった・・・。

今日の事・・・母はどう思っているだろうか・・・。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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