2016年09月06日
左半身麻痺の父と15年、母の苦悩は癌に変わった!?
原発巣は肺だった
脳腫瘍の疑いで始まった母の癌は、疑い以上の最悪な結果となった。
原発巣は肺にあり、それも両肺に腫瘍が散りばめられていた。
原発巣は右肺で、元と思われる腫瘍の大きさは1.5cm弱。
転移した脳腫瘍は2.5cmでした。
癌が1cmの大きさになるまでに10年〜20年掛かる
ともいわれていますが、悪性のものは1年に1cm以上成長する
とも聞いたことがあります。
前者の方で考えると、父が脳梗塞で倒れた時期に丁度重なります。
母が倒れた年から遡って15年前、父は脳梗塞を発症し、
以後15年間、母は父の介護に追われて生きてきました。
年々悪化して行く父の脳梗塞は、パーキーソン病を併発。
歩行時の第一歩が出にくくなるようになりました。
左半身の麻痺が進行し、10年経った頃には障害者1級となり、
要介護度も5という一番手の掛かる状態となりました。
母に掛かる負担は限界を超えていたのです。
母が癌を患った一つの要因になったことは間違いない、
そのように受け止めています・・・。
転移
転移した脳腫瘍ですが、母の癌が発覚する3〜4年ほど前に
頭部MRI検査を受けたと聞きました。
ともすれば、それ以降に急激に腫瘍が育ったことになります。
原発巣はゆっくり進行で、転移した脳腫瘍は急激進行という可能性は
とても高いと言えます。
隠れ脳梗塞だった母は、定期的に脳外科へ通院していたことも
逆に悔やまれます。
脳血管の検査に重きを置いていた結果・・・
血管のみを撮影することで用が足りていたのです。
今となっては致し方のないことですが・・・。
年に一度くらいはMRIを撮っていれば・・・。
介護
介護問題は、今や社会現象となり介護離職という新しい言葉は
すっかり世の中に浸透しています。
私の父は、今現在は介護施設でお世話になっていますが、
今後どのようなことが起きるかは全く読めません。
「来月には出て行ってください」と言われることがあっても
何ら不思議ではない世の中になりつつあります。
介護は決して対岸の火事ではないと思います。
今現在、家族の介護や看護に追われている方々には
掛ける言葉もありません。
ただ、介護のストレスは経験した人にしか理解はできないもので、
計り知れないほどダメージが大きいのかもしれません。
無理は禁物・・・母が身をもって再確認させてくれたと思っています。
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