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2016年08月16日

父の介護の苦悩

56歳の時に脳梗塞で入院
私の父は、56歳の時に脳梗塞で入院しました。
現在は施設に入所しています。
障害者手帳は1級で、要介護度は5・・・
この状態でも、私の母は15年間ずっと父の介護を
続けてきました。

2014年末の母の入院をきっかけに、父の入所が決まりましたが
一時的に私が父の介護をしなければならない時期もありました。

介護の辛さ
その時に痛感したのは、例え夫婦とはいえ介護の辛さ、大変さは
いやというほど理解することが出来ました。

生まれたばかりの子供の世話をしていたころを
思い返してみました・・・
常に付きっきりでいなければならないですし、
夜もほとんど寝れない日々が続きます。

育児ノイローゼに悩む親は沢山いますが、
とはいえども、育児は期間限定です。
健常者であれば、子供は成長して行き、
やがては親の手から離れます。

しかし介護の場合、大半は回復傾向には向かわず
年齢とともに劣っていきます。
更には、その介護は命ある限りずっと続きます。

身内の長生きを望む反面で、長生きしてくれるほど
介護が続くという、なんとも言えない反比例のような
関係が続くことになります。



お金と健康
お金を掛けて、施設に入所できたとしても
その資金繰りが大変で、結局のところ昼も
夜も働き尽くしで、やがて体を壊してしまう。

かと言って、介護離職したところで現在の日本は
福利厚生面は全くと言ってよいほど充実していない。
施設入所待ちは年々増える一方・・・。

入所するとしても資金が足りない・・・ヘルパーさんや
家族の手を借りながら自宅で介護を選んだとしても
家族に掛ける迷惑や苦労に合わせて、自分さえも
会社(仕事)と自宅(介護)の繰り返しで
これもまた、いつか体を壊してしまいます。

トータルで考えて、結局のところ自宅で介護してあげる
以外に選択肢がなく、現在に至っている方が多いのでは
無いでしょうか!?

私の父の場合は、母が入院したタイミングで、入所施設に運よく
空きが発生し、母が退院する1週間ほど前に入所できました。

特別養護老人ホームということもあり、比較的リーズナブルとは
いえ、父の年金額では足りません。
しかし、家族の負担を考えると現在の選択で良かったと考えています。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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