2016年07月14日
検査を巧みにすり抜けた母の肺がん
すべての始まりは緊急入院
母の病状は造影剤投与+MRI検査等では明らかにならず、脳腫瘍の疑いのまま某大学病院へ転院。
転院するや否や、全身検査開始の説明と共に医師から悪性腫瘍の疑いが強く、
頭蓋内の腫瘍以外に原発の癌がある可能性のある旨の説明がありました。
検査すること約1週間、母の病名は「非小細胞肺癌」であることがわかりました。
入院する約2か月前に健康診断を受診
その約1か月後に検査結果が郵送され「異常の所見なし」でした。
原発巣は肺癌で、MRIレントゲン画像には多数の腫瘍が写っていました。
癌は、腫瘍の大小を問わず、転移した事実が確認された時点で「ステージW」
に分類されるようです。
母の場合、肺に癌が出来た後、間もなく脳内に転移し腫瘍から出血した。
出血からおよそ1〜2週間後に母が倒れ、入院に至ったと推測されます。
一般検診で、胸部レントゲンを撮っているが発見はされなかった。
一つ分かったことは、一般検診は所詮一般検診なのだということ。
だからと言って一般検診事態を否定するわけではありません。
その必要性については一定の理解と評価はしています。
実際、肺にある腫瘍に大きいものはなく、一般検診のレントゲンでは
解明の限界があるかとも思えます。
ふたを開けてみれば
母の肺がんはステージW
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ちょっと調べてみました
胸部レントゲンはエックス線で胸部を写してる、いわゆるただの写真で
事実がありのまま映るだけとのこと。
特に初期の肺癌は胸部レントゲンでは、よほどの神の眼を持ってる
医師でない限りは見つけれないそうです。
肺癌を見つけたいなら最低でもCTが必要とのことでした。
今となっては
一般検診時の母の胸部レントゲン写真検査結果について
担当医師が「神の目」を持ち合わせていなかっただけなのか
単純に、レントゲン写真の見落としであったのか
それとも誤診であったのか・・・
今となってはどちらでも良いことと感じてしまいますが、
定期検査の重要性とその信憑性を、母が身をもって教えてくれたのだと思います。
今を大切に生きた母は「癌と共に生きる」道を選んだ勇気ある人間のうちの一人であったことは間違いのない事実であるとともに、
そんな母を尊敬し、誇りに思っています。
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