2016年07月14日
免疫力を上げるために母がしたこと その2
前回は「ビタミンCの摂取」についてでした。
ビタミンCが癌細胞に効果があることからヒントを得た
ある意味、単純な内容ではありましたが、
何かにすがるような気持ちももちろんありました。
ビタミンCの摂取とほぼ同時期に続けていたこと・・・
それが2つ目の免疫力を上げるための行動
「ラジオ体操」でした。
毎朝、NHKで放送しているラジオ体操。
今私が伝えているのは「ラジオ放送」ではなく「テレビ放送」の方です。
テレビでは3人の女性がインストラクターとして登場し
そのうちの一人は椅子に座った状態です。
母はその椅子に座ったままの体操をやっていました。
毎朝、決まった時間に起きて、体操すること数分、
身体がポカポカしてきて、なんとも心地の良い朝が始まる。
がんと闘うためには基礎体温の上昇も不可欠であり
元々体温が低めの母は、36度台に体温を定着させるために
筋力をアップさせることにも目標を置いていました。
3か月という入院生活で、すっかり衰えてしまった筋力を取り戻すことは
当時67歳の母にとって、簡単なことではありませんでした。
それは本人が一番よくわかっていて、だからこそ焦ってもいました。
抗がん剤治療中は、体調がすぐれずに起きることが出来ない日も
ありました。
そんな日は、開き直って寝ていました。
しかし午前中まるまる寝て過ごすこということはありませんでした。
去年のこの時期は、夕方になると歩きに行っていました。
どうしても筋力を衰えさせたくないという母の強い意志が伝わりました。
体操で始まり、食べて、動いて、食べて、ちょっと休んで、また動いて
そしてまた食べて・・・大好きなお風呂に入ってから就寝。
これが母の免疫力を上げるための基本行動でした。
退院後の毎朝の食事は決まって納豆ごはん。
薬味ネギをかけると美味しいと言っていた母が目に浮かびます。
治療しなければ余命は2か月と宣告され、立て続けに治療を受け続けた母は、
余命を10か月延長することが出来ました。
捉え方は色々とあるかとは思いますが、
母が続けていたことから、何かヒントになるものがあれば幸いです。
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