2016年04月06日
母がくれた時間 その5
抗がん剤を止めるという決断
母の人生の岐路と言っても過言ではないのかもしれません。
これは結果論でしかない、何の根拠もない、まったくもって
勝手な私の自論です。
次なる抗がん剤治療の提示を受けていたにも関わらず、
化学治療の継続をしないという道を選択した母の想いや
考え、決断・・・その全てに反論はなく、今でも後悔は
していない。
母と過ごせた時間・・・特に、入院してから母が他界するまでの
尊い時間は、一言では語りつくせないほど厳しく、苦しく、
悔しく、切なく、それでいて楽しい時間でした。
母が肺がんという重い病気にを患っていなければ、ここまで私たち
家族が一つにまとまることも無かったのではないだろうか?
母とここまで命を尊びながら共に過ごすことが出来たであろうか?
つくづく考えされられる今日この頃・・・。
母が抗がん剤治療を停止すると、すぐに元気が出たことも事実。
副作用から解放されたからなのか、治療地獄!?から解放された
からなのか!?
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原因はわからないのですが、少なくとも肺がん症状が悪化するまでの
2か月間は特に元気に過ごすことができた期間であったと認識しています。
そしてその反動は、さらにその後の2か月間に帰ってきてしまったとも思える。
咳が多く出始め、胸の痛みが増し、息苦しさは日に日に悪化・・・、
水を飲むだけで溺れそうになり、
息苦しくてベッドで横になることさえできなかった。
身体が浮腫み始めて、思うように動けなくなってくると、
これまで出来ていた自分の身の回りのことが出来なくなっていった。
着替え、入浴、炊事、トイレ、薬を飲むことさえも・・・
全てにおいて介助が必要になり、目が離せないじょうきょうが続いた。
事実上の要介護状態でした。
それもこれも今となっては良い想い出・・・。
世話になった母にほんの少しではあったが、恩を返すことが
できたのだろうか・・・?
あの時間、あの出来事、あの会話、あの言葉、あの笑顔、・・・
母が治療を頑張ったからこそ・・・母が生き抜いてくれたからこそ
実現できた母との貴重な時間・・・すべてが母からの贈り物であったと、
そう感じています。
改めて、母に”ありがとう”と伝えたいです。
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母の人生の岐路と言っても過言ではないのかもしれません。
これは結果論でしかない、何の根拠もない、まったくもって
勝手な私の自論です。
次なる抗がん剤治療の提示を受けていたにも関わらず、
化学治療の継続をしないという道を選択した母の想いや
考え、決断・・・その全てに反論はなく、今でも後悔は
していない。
母と過ごせた時間・・・特に、入院してから母が他界するまでの
尊い時間は、一言では語りつくせないほど厳しく、苦しく、
悔しく、切なく、それでいて楽しい時間でした。
母が肺がんという重い病気にを患っていなければ、ここまで私たち
家族が一つにまとまることも無かったのではないだろうか?
母とここまで命を尊びながら共に過ごすことが出来たであろうか?
つくづく考えされられる今日この頃・・・。
母が抗がん剤治療を停止すると、すぐに元気が出たことも事実。
副作用から解放されたからなのか、治療地獄!?から解放された
からなのか!?
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原因はわからないのですが、少なくとも肺がん症状が悪化するまでの
2か月間は特に元気に過ごすことができた期間であったと認識しています。
そしてその反動は、さらにその後の2か月間に帰ってきてしまったとも思える。
咳が多く出始め、胸の痛みが増し、息苦しさは日に日に悪化・・・、
水を飲むだけで溺れそうになり、
息苦しくてベッドで横になることさえできなかった。
身体が浮腫み始めて、思うように動けなくなってくると、
これまで出来ていた自分の身の回りのことが出来なくなっていった。
着替え、入浴、炊事、トイレ、薬を飲むことさえも・・・
全てにおいて介助が必要になり、目が離せないじょうきょうが続いた。
事実上の要介護状態でした。
それもこれも今となっては良い想い出・・・。
世話になった母にほんの少しではあったが、恩を返すことが
できたのだろうか・・・?
あの時間、あの出来事、あの会話、あの言葉、あの笑顔、・・・
母が治療を頑張ったからこそ・・・母が生き抜いてくれたからこそ
実現できた母との貴重な時間・・・すべてが母からの贈り物であったと、
そう感じています。
改めて、母に”ありがとう”と伝えたいです。
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