癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

ここ4年間で

私の身の回りでは目まぐるしい変化が起きた

仕事の事もそうだが

大事な人が次々と倒れた

もっと何年も遡れば2004年くらいからそれは始まった

一人、また一人

幼少の頃からお世話になった身近な人が

入院し、退院し、また入院し、旅立つ

身近な人がいなくなることで初めて感じる不思議な気持ち

この世にいないという事が受け入れられないというよりは

信じられないというのが第一印象だった

妻方の親戚のおばちゃん、おじいちゃん、おじさん、おばあちゃん

皆とても親切にしてくれた

やがてその順番は母に回ってきた

2014年末に倒れ、2015年に旅立った

父は2017年末に急変、2018年春に旅立った

母は肺がん、父は食道癌だった

ここまでの経緯を見ても順番はめちゃくちゃだった

この中に事件事故は無く、全て病死だった

子供の頃、人間は順番に死ぬものだと勝手に思っていた

子供より親が先に逝くことが決まっているかのように

衰えは順不同に現れる

その現れ方もそれぞれである

最近ではS氏

S氏の父は約14年前に他界したが

母親は健在、無病で元気のいいおばあちゃんだ

ここでも順番は狂っているように感じる

しかしこれが人生なのであろう


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