癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

何の前触れもなく届いた荷物

両親の実家から届け物が来る時期でもない

何も注文していない

突然届けられた包の中には

ビールが包装されていた

父がお世話になっていた施設の関係者様が

個人名義で送ってくれたビール

父がビール好きだったことを知っている

生前にビールをご馳走してくれたこともある

柔軟な対応と心のこもった介護を続けてくれたことに感謝しかない

父他界後

施設に足を運べないでいる私

父を想い出してしまいそうでなかなか足が向かない

そんな中届けられた贈り物に感激した

父に供えて欲しい・・・と

大好きだったビールを飲ませてあげて欲しいと

少なくとも父を大切にしてくれていたことに

今でも父を想い出してくれていることに感謝

きっと父も喜んでいることだろう


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