2015年08月10日
抗がん剤投与5クール目は現状維持。癌進行の抑制効果はあり。
外来検査の日
いつものように、見慣れた受付の景色が広がる。
退院して5か月目に入った母は、そこで何をすれば良いかの
順番・段取りをしっかりと熟知している。
数か月前に頭部開頭手術と頭部放射線治療を受けた患者とは
思えないほどにたくましく見える。
最初に採血を終えると検査結果まで1時間ほどの
待ち時間を病院内で過ごすのですが、暇の潰し方だけは
定まらない。
待合所でテレビを観てみたり、姉や私が付き添うときは雑談してみたり、
時には、病院施設内に入っている売店に暇つぶしに行ってみたり・・
脳外科の外来診察が重なったりすると、また違ったサイクルになる
のですが、この日は待合所でまったりと「雑談の日」でした。
非小細胞肺がん、脳転移。
末期の肺癌の母・・ステージW・・医学的予後は半年〜1年。
治療をしなければ2か月の予後。
ここまで悲観的にならず、力強く踏ん張っている母。
こうして、病院の待合所で人間ウォッチングしていると、
様々な人間模様を観察することが出来る。
スポンサーリンク
体内に管が通っているであろう患者さんの横にはボンベがあり、
時折交わす付き添いの方との会話も、やや辛そうに見える。
その70代後半に見える男性はパジャマ姿で、ボンベから
出た管は、男性の鼻に通じていた。
おそらく入院患者なのだろう。裸足にサンダルでパジャマ
の裾から見える足首はとても細く、その車いすから立ち上がる
ことが出来るのだろうか、という疑問を抱くほどでした。
その男性の病状はわかりませんが、いずれ?母もこのようになる
日が来るのだろうか?と、他人ごとではないような気持ちで
眺めていました。
この間の母との会話は上の空であったことは言うまでもありません(笑)
造影剤レントゲン撮影で確認
血液検査の後は、レントゲン撮影。
造影剤を使用し、肺の状況がより詳細に見ることが出来る撮影方法で、
この造影剤もアレルギー反応など複数のリスクがあり
最初の説明があった時は、それだけで拒否反応を抱いた・・
そんな記憶を今でもはっきりと覚えています。
前回・前々回の3クール目・4クール目は目に見えて少なくなっていた腫瘍
の影は、今回の写真と比べるとさほど変わり映えのない、いわゆる
「現状維持」の状態でありました。
悪性の非小細胞肺がんに抗がん剤の効果が出ることはあまりなく、
治療としての期待は、現代医学では限りなく「ゼロ」に近いようです。
ただ、母にはその抗がん剤が効いているのは事実で
ある意味、母の病歴は後世の明るい症例の一つとなると思います。
スポンサーリンク
いつものように、見慣れた受付の景色が広がる。
退院して5か月目に入った母は、そこで何をすれば良いかの
順番・段取りをしっかりと熟知している。
数か月前に頭部開頭手術と頭部放射線治療を受けた患者とは
思えないほどにたくましく見える。
最初に採血を終えると検査結果まで1時間ほどの
待ち時間を病院内で過ごすのですが、暇の潰し方だけは
定まらない。
待合所でテレビを観てみたり、姉や私が付き添うときは雑談してみたり、
時には、病院施設内に入っている売店に暇つぶしに行ってみたり・・
脳外科の外来診察が重なったりすると、また違ったサイクルになる
のですが、この日は待合所でまったりと「雑談の日」でした。
非小細胞肺がん、脳転移。
末期の肺癌の母・・ステージW・・医学的予後は半年〜1年。
治療をしなければ2か月の予後。
ここまで悲観的にならず、力強く踏ん張っている母。
こうして、病院の待合所で人間ウォッチングしていると、
様々な人間模様を観察することが出来る。
スポンサーリンク
体内に管が通っているであろう患者さんの横にはボンベがあり、
時折交わす付き添いの方との会話も、やや辛そうに見える。
その70代後半に見える男性はパジャマ姿で、ボンベから
出た管は、男性の鼻に通じていた。
おそらく入院患者なのだろう。裸足にサンダルでパジャマ
の裾から見える足首はとても細く、その車いすから立ち上がる
ことが出来るのだろうか、という疑問を抱くほどでした。
その男性の病状はわかりませんが、いずれ?母もこのようになる
日が来るのだろうか?と、他人ごとではないような気持ちで
眺めていました。
この間の母との会話は上の空であったことは言うまでもありません(笑)
造影剤レントゲン撮影で確認
血液検査の後は、レントゲン撮影。
造影剤を使用し、肺の状況がより詳細に見ることが出来る撮影方法で、
この造影剤もアレルギー反応など複数のリスクがあり
最初の説明があった時は、それだけで拒否反応を抱いた・・
そんな記憶を今でもはっきりと覚えています。
前回・前々回の3クール目・4クール目は目に見えて少なくなっていた腫瘍
の影は、今回の写真と比べるとさほど変わり映えのない、いわゆる
「現状維持」の状態でありました。
悪性の非小細胞肺がんに抗がん剤の効果が出ることはあまりなく、
治療としての期待は、現代医学では限りなく「ゼロ」に近いようです。
ただ、母にはその抗がん剤が効いているのは事実で
ある意味、母の病歴は後世の明るい症例の一つとなると思います。
スポンサーリンク
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4042251
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック