癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

頭痛は数か月前からあった

数か月前から頭痛がひどくて、バファリンと胃薬を大量に購入していた母。
もともと私が子供のころから、私の母は頭痛と言えばバファリンといった感じの
記憶があります。

私が子供の頃、歯が痛くて眠れないときに、一度だけ飲ませてくれたことを
記憶しています。
姉も、生理痛が厳しい時などに使用していたそうです。

そんなこんなで、我が家に常に常備してある常備薬的な存在であったのが
バファリンでした。

入院前数か月は、バファリンの力を借りることが多くなり
バファリンを飲み過ぎて、胃が荒れてしまい、胃薬を購入して
併用していたそうです。
昔から頭痛はバファリンでしのいできた母は、それが普通になっていて
病院で医師に相談するまでに至らなかったと、私なりに分析しています。


入院する10か月ほど前頃から身体のだるさが異様だった母


今思えば「だるい」を連呼していました。
何かといえば体がだるい、かったるくて何もする気がしない、など
言い始めたのが春先だったこともあり、陽気のせいだのなんのと
季節の変わり目はみんなそうなんだよね・・・と言って、
わかったようなことを言っていた私はバカでした。

異変に気付くチャンスがあったにもかかわらず、
素人判断でおさめていたのは、恥ずかしい限りです。


会社の一般健康診断で異常の所見なしが母を安心させた！？

母が倒れる2か月ほど前、会社で健康診断を受けて
その1か月後に出た診断結果は「異常の所見なし」でした。
血液検査と、肺のレントゲン撮影もパスしていました。

母が倒れたのはその1か月半あとのことで、
病名は、「非小細胞肺がん」で脳転移が確認され、
ステージ�Wの肺がんと診断されました。


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