2021年12月04日
旭川のウェスタン(アークス)が巨大チラシ第2弾を投入 メガセントライアル旭川を意識か?
A1サイズの巨大チラシを投入した旭川市のウエスタンパワーズ
前回、メガセンタートライアル旭川のオープン前にウエスタンパワーズ(アークス)が巨大チラシを朝刊の折り込みチラシに投入したと記事にしたが、メガセンタートライアル旭川店(およびリニューアルしたトライアル永山&神楽)オープン後の初週末となる2021年12月4日。またしても巨大チラシが朝刊の折込チラシに投入された。
※リニューアル後のトライアル永山についていは簡易レビューしているので、こちらからご覧ください。
サイズは前回のチラシとまったく同じ約A1サイズ。両面フルカラーでコストがかなり掛かったチラシ。
同じくしてトライアルもチラシが入っていたが、比較するとその大きさは一目瞭然。左がウエスタン(アークス)で右がトライアル。その大きさは2倍の違いがある。ただし、こちらの写真のチラシは永山店と神楽店なので、大きなメガセンタトライアル旭川店ではないのだが、それでも巨大なのがわかる。ウェスタンでは今回、魚をメインとした特売の模様。
チラシの目玉商品も似ており、例えばウェスタンでは茨城県産の白菜が一玉税抜198円。
対するトライアルでも曜日限定ではあるが茨城県産ほかの白菜が一玉税込み199円と真っ向勝負となっている。
ここでポイントなのはトライアルは税込み表示で、アークス(ウェスタン)は税抜き表示な部分。ウェスタンのチラシをよく見ると小さく税抜価格が書かれているのが確認できるが、税込みだと実質ウェスタンの白菜は213.84円なので、トライアルの方がかなり割安感がある。
少しでも食費を抑えたい節約志向の人は、値段だけならトライアルに興味を惹かれると思う。
これ以外でも海外産のサーモンの特売も似たりよったりで、
ウェスタンではノルウェー産の生アトランティックサーモンが100gあたり税抜195円(税込み210.60円)。
対するトライアルはこれも日替わり特売品だが、チリ産の生アトランティックサーモンが税込み199円となっていた。チリ産かノルウェー産かの違いはあるものの、両者の真っ向勝負がチラシから読み取れる。
気になるダイイチのチラシは?
他にディスカウントストアではない、ダイイチのチラシはというとこちらは通常通りでサイズ的にもトライアルとまったく同じ。両面フルカラー。
ダイイチの水産特売品では、チリ産トラウトサーモンはさほど安くないが、珍しいオーストラリア産の南まぐろ解凍100gが税抜き580円(税込み626.40円)は魅力的に感じた。
同じディスカウントのザ・ビッグは?
では最後に直接ライバルとなりそうなザ・ビッグの方はというと... こちらも通常通りでいつもの安いカラーチラシにサイズはトライアルの半分程度。特にトライアルを意識しているような雰囲気は感じられなかった。
※ちなみにメガドン・キホーテ旭川の方は12月4日の折込チラシに入っていなかったので省略
旭川市内ではメガセン旭川オープン&トライアル永山&神楽リニューアルでスーパー競争が激化している
やはりメガセンタートライアル旭川のオープン前から予想していたように、市内ではスーパー間の競争が加速しているように思えた。普段なら考えられないサイズの巨大チラシを投入するあたり各スーパー間での客の取り合いが見受けられる。
オープン後しばらくすればこの競争も落ち着くとは思うが、その頃には既存スーパーでの不採算店への影響が競争などにより如実に出てくると思う。
旭川市内のアークス系では去年、不採算のため小型の市内ふじスーパーを3店ほど閉店している。トライアルやその他のディスカウントストアの攻勢の影響によっては、客の入りが悪く、利益が薄い他の不採算店でも閉店する可能性は否定できないと思う。
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