2021年11月07日
旭川 2021年冬はガソリン高騰で灯油も高止まり... いつまで続くか?
旭川市内のセルフで100円超えの灯油価格
全国的にガソリン価格の高騰が続いている。旭川市内でも前回記事にした時はセルフのレギュラーガソリンが1リットルあたり170円に迫る価格まで上昇していた。その後少し下がって2021年11月7日現在ではセルフのレギュラーが1リットルあたり160円前後となっている。
一方で灯油価格もガソリン高騰と同様に上昇し、市内のセルフスタンドでは1リットルあたり100円前後と、灯油にしてはかなりの高値が続いている。配達灯油に至っては110円前後となっており、灯油ストーブなど暖房器具への灯油依存度が高い北海道ではかなり死活問題となりかねない。
画像参照元:楽天
特に北海道の一軒家では外に家庭用灯油タンクを常設しており、そこに一度に多い家庭では最大490リットルぐらい給油して冬に使うため、リッター100円超えの配達灯油価格はかなり家計に影響を及ぼす。
灯油の値段が下がるのはいつ?
灯油の値段はガソリン価格と同じく原油や円安など外部要因に起因する。直近の石油情報センターからの情報によれば
「中東産原油の卸値が下がったことなどから、来週は小幅に値下がりを見込んでいる」
とのことなので若干下がりそうだが、11月4日の「OPECプラス」にて産油国の大幅増産の見送りが報じられているので、大きく下がっていくことは無いと思う。そのため市内の灯油価格もしばらく100円前後をキープすると予測する。
また、ドル円相場も原油高によりさらなる円安のリスクもあるそうで、現時点では原油とドル円の両方で上昇しやすいことから、極端なガソリン安にはなりづらいと思う。
灯油&ガソリン高を乗り切るために節約
公共交通の便が悪い地方都市でのガソリンや、冬期の灯油は北海道では無くてはならない必需品的なものなので、節約や使わないなどで乗り切る方法を提案したい。
まずガソリンの節約だが、当然ながら必要以上に車を利用しないなどガソリンそのものを使わない工夫や、使い回数を減らすなど車依存の生活を少し見直す方法を提案する。
通勤で毎日利用だと節約が難しいが、例えば買物で利用する際は細々とモノを買わずに一気に買い込んで車の利用回数を減らすとか、特売にツラれて安い商品だけ求めて店を巡るような買い方ではなく、一つの店で終わらして買物を終わらせる方法など車の利用の仕方を買えてガソリンを節約する方法などはどうだろうか。
もう一つ、灯油の節約としては部屋の中の温度をできるだけ暖かく保つ工夫が有効だ。例えば窓に取り付ける隙間テープや断熱シートなどは手軽でかつ多少の効果がある。
また、灯油ストーブの他に首振りサーキュレーターなどを上方向に回すと室内に溜まった暖かい空気を上手く循環させ、効率よく部屋の温度を保つことも可能だ。サーキュレーターの方はあまり電気を消費しないタイプが絶対条件だが、部屋の設定温度や微小にしてサーキュレーターを併用することで灯油代を減らす。試す価値はあると思う。
2021年の冬は灯油やガソリンの価格がどうも下がりそうにない。少しでも暖房費やガソリンを節約したい人はご参考までに。
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