旭川・生活暮らし情報お届けブログ(旧自転車通行ガイドblog版)

旭川の駅周辺からマクドナルド(旭川二条店)が無くてってはや７年。以降は市内のマクドナルドは完全な郊外店舗のみとなり、少しさみしい雰囲気もあった。



マクドナルドは現在では業績が好調だが、数年前は全然ダメな時期があった(カサノバCEOが来たあたりの2014年)。その後カサノバCEOによる大胆な改革が行われ、市内でも不採算店の閉店や統廃合が行われた。旭川二条店もその影響を受けたものと見られる。



その旭川のマクドナルドだが、駅前に復活オープンするとの情報を得た。場所はイオンモール旭川駅前内。正式な店舗名は「イオンモール旭川駅前店」となる。店舗そのものは2021年5月に閉店した「ケンタッキーフライドチキンイオンモール旭川駅前店」の跡地(1階フードコート内)への出店と見られる。



場所はフードコート一番奥の「無印良品」と「伝説のすた丼屋」の間。やはりちょうどケンタッキーフライドチキンあったことろだ。

開店日は2021年10月1日。マクドナルドの公式ホームページではイオンモール旭川駅前店のクルー募集も同時に行っており、そこには

大変、お待たせしました！7年振りに旭川中心部にマクドナルドが帰ってきます。

と、かなり気合の入ったコメントが記載されていた。




コロナが大流行して以降、飲食店は基本的にかなりの影響を受けている。ただしテイクアウト可能かつドライブスルーの利用可能な店舗は例外で、「マクドナルド」や「すき家」など市内でもピーク時に混雑している。

イオンモール旭川駅前に入っていたケンタッキーは完全なイオンモール内のテナント型式店舗。このため郊外店舗のようなドライブスルーが無く、特に緊急事態宣言等による外出自粛の影響をもろに受けたとみる。実際、昨年〜今年にかけての緊急事態宣言中の駅前はかなり人が少なかったし、駅直結による需要が見込めるJRの利用客も同様だった。すなわちテイクアウトはできたとしても来店客そのものが少ない状態だった。

マクドナルドは同じイオンモール内のフードコートへの出店となるため、コロナの状況によっては似たいような厳しい状況になると思うが、公式ホームページの募集覧を見ると...



なんと「マックデリバリー」の文字が。つまりここはドライブスルーが無いものの、出前注文可能な店舗であることが判明した。市内では既に一部店舗でアルトバンによるマックデリバリーのサービスが提供されているが、これに準ずるものと思われる。よってケンタッキーの時のように緊急事態で客足が極端に無くなってもいくらかは大丈夫なはず。



市街地中心部に住んでいる人はマックデリバリーにより出前注文が可能なほか、イオンモール旭川駅前あたりは市内でサービス展開中のフードデリバリー(ウーバーイーツ、Wolt、出前館)の適用範囲でもある。オープン日以降はマックデリバリー以外に社外のフードデリバリーによる配達も期待できる。




イオンモール旭川駅前店が誕生することで市内のマクドナルドは全６店舗となる。いくらか客の流れが分散して混雑が減ることを期待したいが、駅前マクドナルドにはドライブスルーが無いため、ドライブスルー利用客そのものには影響がないことから、限定的とみる。

ただし、旭川駅前イオンに用事や買物公園付近にでかけた際、マクドナルドを利用できるようになるのでこの点は利便性がよくなる。どちらにせよ駅前マクドナルドの復活は歓迎したいところ。