旭川・生活暮らし情報お届けブログ(旧自転車通行ガイドblog版)

旭川の永山地区で長年愛され続け閉店となったパチンコジャンボ。その跡地に本州で中古車販売大手の「ビッグモーター」が出店予定することがわかった。



情報元によれば解体工事が現在進行中で、これが2023年5月まで続く予定。

その後に建物建設となるので、「ビッグモーター・旭川店」がオープンするとすればはやくても2023年末ぐらいになると思われる。



ここ近年、旭川市では本州から中古車販売会社の進出が相次いでいる。もともと旭川市で中古車販売大手といえばガリバーぐらいしかなく、中古車販売店は本州企業のほぼ空白地帯だった。

これが数年前(2018年7月)に「ケーユー」がパチンコ店跡地に新規出店。

その後は「カーセブン」がフランチャイズではあるものの同じ永山地区でビッグモーター予定地の向かいに2021年1月にオープン。

「ラビット」は豊岡地区に同じく2021年1月にオープンさせるなど、相次いで中古車販売店が新規オープンしている。



そして直近では「ネクステージ」が永山地区で2022年10月にオープンするなど、ガリバー以外の中古車販売大手が揃いつつある。



ここにビッグモーターが誕生するとなると旭川市内で中古車販売の競争が激しくなることが予測される。





旭川市内にはガリバーなどの大手中古車販売のほか、ディーラー系中古車販売店、個人店などが多く存在する。

旭川市には鉄道とバスがあるものの、公共交通機関の便があまり良くなく、地方都市でも通勤や買物など足車として自家用車の利用が高い地域。



マイカー需要は昔からある地域なので、販売以外に中古車買取、自動車整備など車に関するマーケットは一定数あると思うが、これだけ業者が増えるとなると客の取り合いになる可能性もある。

もちろんネクステージ、カーセブン、ビッグモーターなどでは高品質で高価格の中古車を扱う業者なので、激安価格を求める人は直接利用しないと思うが、少なからず既存の中古車屋に影響をおよぼすはず。

中古車業界には闇があって、しつこい買取、サクラなどで販売店のレビューを操作するなど利益優先＆不誠実な店もあるのだが、競争激化によって市内でも改善していくのかあるいはさらに悪くなるのか。今後が注目である。

奇しくもビッグモーターがパチンコ店跡地に出店することろみると、旭川はかつての「パチンコの街」から「中古車店の街」に変化していくのか。