2022年06月23日
【誰でも運賃無料】「あさひかわバス無料DAY」第2弾が6/25と6/26に実施。
旭川市内の路線バスと一部都市間路線バスが誰でも運賃無料なイベント第2弾が実施される
旭川で路線バスや一部都市間バスの運賃が無料となる「あさひかわバス無料DAY」の第2弾が2022年6月25日(土)と6月26日(日)の2日間実施される。
バス無料DAYの趣旨としては...
路線バスは、通勤や通学、買い物など私たちの生活を支える公共交通機関です。バスを身近に感じてもらい、利用機会を増やすため「バス無料DAY」を4日間実施いたします。
とあり、市長が今津市長に交代してからはじめて実施される取り組みである。彼の公約にも68番目に「バス路線見直しや運賃の補助、地域コミュニティバスの運行」とあり、バスに関連した政策のひとつと思われる。
あさひかわバス無料DAYはその名のとおり、市内を走るバス運賃が誰でも無料で乗れてしまうイベント。旭川市の令和4年度事業として第1弾は6月4日に第90回旭川音楽大行進にわせて実施された。
対象は旭川市内でバスに乗車または降車した際の運賃。旭川電気軌道と道北バス、ふらのバス(ラベンダー号)、空知中央バス、沿岸バスが対象となる。ただし都市間の高速バス(高速あさひかわ号や特急オホーツク号など)は対象外。
利用方法はシンプルに整理券を取って乗車し、降車時に運賃箱に整理券を入れるだけ。25日と26日のバス無料デーでは料金の支払いはなし。
ちなみに間違って現金を運賃箱に入れてしまっても払い戻しはできないのであしからず。
2022年の買物公園まつりと同時開催で利用促進
あさひかわバス無料デーが実施される6月25日と6月26日は買物公園で「買物公園まつり」というイベントが実施される。
※買物公園50周年記念HPより
買物公園まつりは年に一度、買物公園の誕生を記念するイベントとして開催されている。2019年を最後に2020年と2021年はコロナで中止となっていたため、今年は3年ぶりの開催となる。
買物公園まつりは別名「大道芸人フェスティバル」ともよばれ、大道芸人による生のパフォーマンスを生で身近に見れるのが最大の魅力。特に小さい子供には大人気のイベントだ。
買物公園に行くには中心部以外の郊外(東光、春光、豊岡、永山、忠別)からだと自家用車がメインとなるが駐車場の問題がある。
そこで無料なバスを使ってもらい、バスのあり方や利便性やこれからを考えることも「あさひかわバス無料DAY」のひとつとされている。
あさひかわバス無料デーで、旭川市の路線バスを考えるきっかけに
車通勤が圧倒的大多数な旭川市ではバスを使う人は少なく、マイカーを使う人にはあまり興味がなかったり、道路を走る際も路線バスが邪魔くさかったりする。
が、年老いてマイカーが使えなくなった時、旭川における貴重な公共交通機関のひとつであることを忘れてはならない。
特に高齢化が急速に進み、人口約33万人のうち65歳上が34%という旭川市において、その生活の足としてのバスの重要性はかなり高い。近年は全国各地でお年寄りのマイカーによるアクセル踏み間違い事故が増加傾向にあり、市内でも年々増加傾向だ。
高齢ドライバーが増えれば増えるほど事故は増加していくので、お年寄りがどんどん増える旭川市では死活問題でもある。
住んでいる家や地域的に免許返納は難しい人もいると思うが、可能な限り運転免許返納が気兼ねなくできる環境づくりは、アクセル踏み間違い事故の増加に伴う対策の一つとして必要なわけで、その時にバスが減らされたり無くなってしまっては「やっぱり免許は返納できないよね」となってしまう。
市長が交代し、新政策がどんどん打ち出される旭川市。バス無料デーを気に市民にも旭川の路線バスについてもう一度考える時が来ていると管理人は感じている。
なお、市のホームページでは無料デーに関するWEBアンケートも実施しているので、意見や感想などこれからの旭川のバスのためにぜひともお答えいただきたい。
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