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2018年09月19日

僕じゃありません

O君の口癖は、「僕じゃありません。」。
ちょっとした出来事があって、生徒たちに尋ねる場面で、必ず、
「僕じゃありません。」、と答える。

本当に何か、いたずらや事件が発生したときも、決まってO君は、
「僕じゃありません。」、と言う。

「これは君がやったことだろう?」、と証拠を突きつけると、今度は、
「僕だけじゃありません。」、と言う。
たとえ、自分一人であっても、必ず誰かを巻き込み、その誰かのせいで、自分がこうなったのだと主張する。

「君は、いつも、他の人のせいにするよな。」
「だって、僕だけではありませんから…。」

「あっ、また他の人を巻き込んでるな。」
「だって、○○君が…」

という具合である。

O君の場合、おそらく幼児期か小学校時代に、そう答えざる得ない、何か事件があったのだろうと思う。「ぼくじゃありません。」と言うことで、自己防衛をしてきたのだろう。

「O君、落ちてるゴミ、ちょっと拾ってくれない?」
「落としたの、僕じゃありません。」
「知ってる、だから頼んでるんだ…。」
O君はしぶしぶゴミを拾った。
「ありがとう。でも、ゴミ拾って、って頼まれたとき、『僕じゃありません』というのは、言ってはいけない約束だったよね。みんなで使っているクラスだから、いつも綺麗にしておきたいから…。」
「でも、僕じゃないですから…」

O君との戦いは、まだまだ続きそうだ。

教員の健康診断

今日は年一度の健康診断。

養護の先生に、「今週は健康診断ありますよね。」、と尋ねたのが昨日。
「明日ですよ。」と答えられて、途端に憂鬱になった。

「夜8時からは絶食です。明日は起床したら絶飲食です。」
いつもの私は、8時前に夕食は食べない。しかも、検診は昼の12時45分からとのこと。

午前は、授業がびっちりなので、お昼休みの時間帯しか受診できる時間はなかったのだ。
しかも、授業の合間にも水も飲んではいけないのだと言う。
私の学校では、先生たちの授業の空き時間を利用して、検診が行われる。

さて、私が苦手なのが、血液検査とバリウムによる胃の検査だ。

血液検査のための採血には嫌な思い出がある。

以前勤めた学校では、授業に影響を及ぼさないように、早朝に検診が行われいた。
それはそれで大変有り難く、私も朝の7時から検診ができて、その後ゆったりした気持ちで授業に望むことができたのだ。しかし検診は11月で、この頃には朝は寒い。私の身体も冷えていたので、採血のための血管が出てこないということが起こった。

「あれ、出ませんね。どうしたんでしょう。」
と、焦りと動揺を隠せない若いスタッフが、私の腕に何度も何度も注射針を刺し続けたのだ。

私は以後、若いスタッフには採血は任せないことにした。

もう一つは、バリウムによる胃の検査。
なぜ、硫酸バリウムを体内に入れなければならないのか。他にもっと、簡単な方法はないのか。その後、下剤を飲み、トイレを気にしながら授業することが、どれほど負担になってしまうか、分かっているのだろうか。本当にバリウムを飲むということが必要不可欠なのだろうか。

だいたい、健康診断を終えた日は、何となく体調が悪い。

こんなふうに愚痴を言っても仕方ないが、とにかく今日の検査は無事終わった。
この検査を、教員になってから毎年受け続けている。

「先生、頑張ってください!」
検査の前に、生徒たちに見送られた。

健康であってこその教員生活、万全の体調を維持し続けることは何より大切だと思う。
それでも健康診断の前後は、心身ともにストレスが大きくなり、どっと疲れる…。
posted by 丹澤三郎 at 20:32 | Comment(0) | つれづれ
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