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2018年11月02日

失敗は失敗ではない

最近読んだ書籍に、
『できない言い訳をパーッと並べる能力や、自分がそれをしなかった理由を並べる能力、上司がこういう風にしようと提言していることがいかに理不尽で成功しないかだけをサーッと並べる能力が、今の日本の生産性の停滞を生んでいる。』
とあった。

頭のいい中央官僚は、こんな感じで、『できない理由』を並べるのだろう。

著者は、
『だから、反対が多い案件は、必ず実行するようにしている。』
と、述べていた。

誰もが反対するようなことは、逆に『できる方法』を見つければ、他に誰もやっていない中で、唯一成功させることができて、他への優位性を築けると言う。

ビジネスの世界では、このようにして新たなアイデアにより成功している人が多いのだろう。

旧態依然を旨とする学校教育の現場では、なかなか新しいことにチャレンジすることが難しい。
前例主義がはびこり、また管理職の「失敗を恐れる」考え方で、ボトムアップ提案での新企画は、ほぼ不可能だろうと思う。

時代の流れの中で、『変えていいもの』と『変えてはいけないもの』があるが、学校では、「すべてが変えてはいけないもの」として扱われるようにも見える。

長らく日本の教育は、ある程度の成功を収めてきた。
だからこそ、『変わる』ことへの恐怖があるのかも知れない。

今の時代、『進化し続けない組織は崩壊する』、という。

チャレンジは進化のためのきっかけだが、何もしなければ進化はできない。

変わった方がいいと思うことは、どんどん議論すればよいだろう。
好き、嫌いではなく、善、悪の観点を鑑み、「どちらの方法が、よりよい結果をもたらすか」を、実験しても良い。

その意味での実験校や、イノベーションし続けている一部の私立学校の存在は面白い。

そこに組み込まれた教員は、激しく自己変革を求められるだろうが、あえてそれを希望する者を募ってもいいだろう。

ただ一つ気をつけなければいけないことがある。

それは、いずれの方法でも、生徒を教育すると言う面での『失敗』をしてはいけないことだ。
たとえ思うような効果を上げられなかったとしても、それを『失敗』と捉えてはいけないと思う。
それは、『失敗』ではなく、『成功』のための一つの経験として、さらに工夫と修正を加え、進化させなければならないのだ。

エジソンは、
『失敗とは、あきらめたときにどれくらい成功に近づいていたかを認識しなかった人々のことである。』と言っている。
(Many of life's failures are people who did not realize how close they were to success when they gave up.)

生徒は実験のモルモットではない。

頭の良い官僚たちは、机上の空論で物ごとを考える。
だから、文科省主導の教育改革はことごとくうまくいかないのだ。

源喜の一粒

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TANP
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