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2016年05月12日
乳製品のデメリットを知り賢く健康効果を高めよう!
最新の研究結果で、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を毎日摂取すると認知症の予防効果があるということがわかりました。そして、400gの牛乳を半年間飲み続けると血圧を下げる効果もあるということがわかってきたのです。牛乳嫌いの人がそこまで頑張らなくても良いとは思いますが、毎日、コップ1杯(250ml)くらいは飲む習慣を持つと良いかもしれないですね (^-^)
【血圧を下げる牛乳】
牛乳は栄養価の高いたんばく質が豊富で、ビタミンやミネラルもバランスよく含んでおり、手軽に効率よく栄養を補給できるスーパー食品です!体内で様々な働きをする効果のひとつが「血圧を上昇させる酵素の働きを抑制する」作用で、血圧調整にとても有効なんです。また、腸のぜん動運動を抑制して食べ物の滞在時間を長くし、栄養素の消化・吸収を高めてくれるのです!もちろんカルシウムも豊富!カルシウムは吸収されにくいのが難点ですが、牛乳の場合は他のカルシウム含有食品と違って豊富なカルシウムを効率よく吸収でき、血圧の調整や骨粗鬆症の予防に働きます。また、コレステロールを減らす効果も期待できます。ただし、飲みすぎはコレステロールを増やす働きもあるので禁物です。...というわけで、前述した通り、1日250mlが摂取量の目安と考えてください。コレステロール値が高めの方は、低脂肪乳などを利用するといいでしょう。
【脳に良い乳製品】
年を取ると脳の中でグルタチオンなどの主要な抗酸化物質が減少してくることがわかっています。その結果、増えすぎた活性酵素によって細胞がダメージを受け、認知症などを引き起こすと考えられているのです。この悪影響を緩和する役割が「乳製品」にあるのです!どうやら、「乳製品」をたくさん摂取している人は脳内のグルタチオン濃度が高まり、脳が活き活きするようです。
乳製品を食べる ⇨ 脳の活性酸素を撃退 ⇨ 老化を防ぐ
【免疫力UPに良い乳製品】
腸内環境を整え、免疫力がアップするなど体に良い作用をもたらすとされているプロバイオティクス。これは一般的に、乳酸菌やビフィズス菌としてよく知られています。「よしっ、それじゃあ健康のために乳製品を毎日摂ろう」と、そうした菌を含む飲み物やサプリメントを毎日摂っている人にとってショッキングなニュースがイギリスから届きました!それは...それらの商品に含まれるほとんどの菌は腸まで生きて届いておらず、効果は極めて薄いのだとか。。。
ほとんどの乳性飲料に含まれる菌は酸性環境である胃で”消滅”する!
ということは、「摂取の仕方に問題あり」なのです。理想的な接収方法はこうです。「カプセルより液体で」そして「朝起きてすぐに胃が空っぽの状態で摂取する」のが良いとされています。今回の研究にあるように、普通に摂取するだけでは「効果なし」なのです。残念!
皆さんもこれを機に、無意味な乳製品の摂取を行うのではなく、効率よく、「朝起きてすぐ液体のものを飲む」ようにしてください。そうすれば
・血圧降下作用
・コレステロール値の低下
・骨粗鬆症予防
・脳の活性化
・老化防止
・免疫力アップ
・整腸作用
の効果が期待できます!
【豆乳も高血圧に効果大】
豆乳にもたんばく質が豊富に含まれており、しかも必須アミノ酸8種類が全てバランスよく揃っています。また、高血圧予防に効果的なカリウムとマグネシウムが豊富です。血管も強化してくれます。さらに、1日200ml程度であれば、善玉のHDLコレステロールを増やし、悪玉のLDLコレステロールを減らす効果もあります。血管の老化抑制や肥満予防に効果的なのも嬉しいですね (^ ^)
【ヨーグルトは余分な脂質や糖を排出してくれる】
ヨーグルトは牛乳を発酵して作られるため、牛乳のたんばく質やミネラル、ビタミンなどをほとんど同じ様に含んでおり、ペプチドによる血圧調整効果があります。加えて、発酵の過程で乳酸菌などの有用菌が生まれ、体内環境を整えるよう働きます。乳酸菌の表面にはポリサッカライドとペプチドグリカンというネバネバした物質が付着しているため、腸内で余分なコレステロールやブドウ糖を吸着し、便として排泄します。さらに乳酸菌は、LDLコレステロールの低下にも役立ちます。さらに腸内の悪玉菌の繁殖を抑えて腸内環境をよくし、免疫力を高め、便秘や下痢を改善する効果もあります。
【まとめ】
以上述べてきたように、「牛乳」「ヨーグルト」「豆乳」は適量を守って摂取していけば様々な健康効果が期待できます!「良いから」といって摂りすぎはよくありませんからね。ご注意ください。そしてヨーグルトの場合は、ポリフェノールが豊富なフルーツと一緒に摂ると抗酸化作用との相乗効果でLDLコレステロール値降下率がアップします。無糖ヨーグルトに、マンゴーやキウイなどのフルーツを組み合わせるといいでしょう。
アンチエイジング効果や美肌効果、便秘解消にもよく働く乳製品を、いつもの食事に是非取り入れてみてくださいね。
【おまけ】
最後にチーズの健康効果にも少し触れておきましょう。チーズはビタミンAを多く含んでいるため、皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力を高める効果があります。さらにビタミンBも豊富なため、脂肪を燃焼させ、ダイエットにもぴったりです。おまけに「美肌」「美髪」「健康な歯」を保つためにも、腸内環境を改善するためにも、簡単にバランスの良い栄養を摂取するためにも効果的!血中の脂肪(中性脂肪、コレステロール)を減少させる働きもあることがマウスを使った実験でわかっていますので、是非、健康長寿を意識して進んで乳製品を取り続けていきましょう。
【血圧を下げる牛乳】
牛乳は栄養価の高いたんばく質が豊富で、ビタミンやミネラルもバランスよく含んでおり、手軽に効率よく栄養を補給できるスーパー食品です!体内で様々な働きをする効果のひとつが「血圧を上昇させる酵素の働きを抑制する」作用で、血圧調整にとても有効なんです。また、腸のぜん動運動を抑制して食べ物の滞在時間を長くし、栄養素の消化・吸収を高めてくれるのです!もちろんカルシウムも豊富!カルシウムは吸収されにくいのが難点ですが、牛乳の場合は他のカルシウム含有食品と違って豊富なカルシウムを効率よく吸収でき、血圧の調整や骨粗鬆症の予防に働きます。また、コレステロールを減らす効果も期待できます。ただし、飲みすぎはコレステロールを増やす働きもあるので禁物です。...というわけで、前述した通り、1日250mlが摂取量の目安と考えてください。コレステロール値が高めの方は、低脂肪乳などを利用するといいでしょう。
【脳に良い乳製品】
年を取ると脳の中でグルタチオンなどの主要な抗酸化物質が減少してくることがわかっています。その結果、増えすぎた活性酵素によって細胞がダメージを受け、認知症などを引き起こすと考えられているのです。この悪影響を緩和する役割が「乳製品」にあるのです!どうやら、「乳製品」をたくさん摂取している人は脳内のグルタチオン濃度が高まり、脳が活き活きするようです。
乳製品を食べる ⇨ 脳の活性酸素を撃退 ⇨ 老化を防ぐ
【免疫力UPに良い乳製品】
腸内環境を整え、免疫力がアップするなど体に良い作用をもたらすとされているプロバイオティクス。これは一般的に、乳酸菌やビフィズス菌としてよく知られています。「よしっ、それじゃあ健康のために乳製品を毎日摂ろう」と、そうした菌を含む飲み物やサプリメントを毎日摂っている人にとってショッキングなニュースがイギリスから届きました!それは...それらの商品に含まれるほとんどの菌は腸まで生きて届いておらず、効果は極めて薄いのだとか。。。
ほとんどの乳性飲料に含まれる菌は酸性環境である胃で”消滅”する!
ということは、「摂取の仕方に問題あり」なのです。理想的な接収方法はこうです。「カプセルより液体で」そして「朝起きてすぐに胃が空っぽの状態で摂取する」のが良いとされています。今回の研究にあるように、普通に摂取するだけでは「効果なし」なのです。残念!
皆さんもこれを機に、無意味な乳製品の摂取を行うのではなく、効率よく、「朝起きてすぐ液体のものを飲む」ようにしてください。そうすれば
・血圧降下作用
・コレステロール値の低下
・骨粗鬆症予防
・脳の活性化
・老化防止
・免疫力アップ
・整腸作用
の効果が期待できます!
【豆乳も高血圧に効果大】
豆乳にもたんばく質が豊富に含まれており、しかも必須アミノ酸8種類が全てバランスよく揃っています。また、高血圧予防に効果的なカリウムとマグネシウムが豊富です。血管も強化してくれます。さらに、1日200ml程度であれば、善玉のHDLコレステロールを増やし、悪玉のLDLコレステロールを減らす効果もあります。血管の老化抑制や肥満予防に効果的なのも嬉しいですね (^ ^)
【ヨーグルトは余分な脂質や糖を排出してくれる】
ヨーグルトは牛乳を発酵して作られるため、牛乳のたんばく質やミネラル、ビタミンなどをほとんど同じ様に含んでおり、ペプチドによる血圧調整効果があります。加えて、発酵の過程で乳酸菌などの有用菌が生まれ、体内環境を整えるよう働きます。乳酸菌の表面にはポリサッカライドとペプチドグリカンというネバネバした物質が付着しているため、腸内で余分なコレステロールやブドウ糖を吸着し、便として排泄します。さらに乳酸菌は、LDLコレステロールの低下にも役立ちます。さらに腸内の悪玉菌の繁殖を抑えて腸内環境をよくし、免疫力を高め、便秘や下痢を改善する効果もあります。
【まとめ】
以上述べてきたように、「牛乳」「ヨーグルト」「豆乳」は適量を守って摂取していけば様々な健康効果が期待できます!「良いから」といって摂りすぎはよくありませんからね。ご注意ください。そしてヨーグルトの場合は、ポリフェノールが豊富なフルーツと一緒に摂ると抗酸化作用との相乗効果でLDLコレステロール値降下率がアップします。無糖ヨーグルトに、マンゴーやキウイなどのフルーツを組み合わせるといいでしょう。
アンチエイジング効果や美肌効果、便秘解消にもよく働く乳製品を、いつもの食事に是非取り入れてみてくださいね。
【おまけ】
最後にチーズの健康効果にも少し触れておきましょう。チーズはビタミンAを多く含んでいるため、皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力を高める効果があります。さらにビタミンBも豊富なため、脂肪を燃焼させ、ダイエットにもぴったりです。おまけに「美肌」「美髪」「健康な歯」を保つためにも、腸内環境を改善するためにも、簡単にバランスの良い栄養を摂取するためにも効果的!血中の脂肪(中性脂肪、コレステロール)を減少させる働きもあることがマウスを使った実験でわかっていますので、是非、健康長寿を意識して進んで乳製品を取り続けていきましょう。
2016年05月09日
お酒で寿命を縮めた有名人に学ぶ「アルコール依存症」
アルコールと人類の付き合いは紀元前まで遡ります。それほどまでに、お酒は人類にとって欠かすことのできない大切な嗜好品なのです。一方で、アルコールは脳に作用する依存性薬物でもあります。アルコールを大量に摂取すると「脳機能は抑制され」、同時に脳内の神経繊維回路に作用し、「ドーパミンの放出」を促します。
ドーパミンは快楽に関係する脳内物質です!
飲酒⇨ドーパミン放出⇨酔って気持ちいい
つまり、お酒は「酔い」という報酬をもたらしますが、次第に耐性が形成され酒量が増えていきます。日常生活に苦悩を抱えている人の中には、アルコール中断による苦痛から逃れるために不適切な飲酒を続けてしまいます。これがアルコール依存症のメカニズムです。違法薬物である覚醒剤やコカインなども全く同様の作用を持っています。このアルコールの持つ依存性によって、様々な健康被害や社会的影響が問題となっています。
飲酒運転による悲惨な事故、
暴力、虐待、自殺など...
特に自殺に関しては、アルコールの摂取が自殺の促進因子になっていることが指摘されています。
【脱アルコール依存のために】
2010年、世界保健機関(WHO)総会で「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」が採択されました。これに伴い日本でも、多量飲酒者を20%以上減少させるという目標を掲げましたが、有効な結果には至っていません。。。
現在日本には、およそ860万人の多量飲酒者がいるといわれ、このうち約109万人がアルコール依存症 (自分で飲酒をコントロールすることが困難になってしまう疾患)であると推定されています。不適切な飲酒に対しては減酒が必要なのですが、減酒を成功させるには健康時の自分に変わろうとする勇気と自信を持つことが大切です。そのためには周りの人たちが飲酒し過ぎることを責めるのではなく、本人が酒量を減らす決意をしたことを褒めてあげることが何よりなのです。
【まとめ】
あの美空ひばりさんは「アルコール依存症」のために寿命を縮めてしまったという話もあります。アントニオ猪木さんのモノマネで有名な芸人の春一番さんは、アル中が原因の肝硬変の為、47歳の若さでこの世を去りました。昭和の大スター石原裕次郎さんだってアルコールが原因の肝硬変で亡くなったのです。そして、女優の川島なお美さんの場合は、ワインやシャンパンの飲みすぎと過剰なダイエットが「肝内胆管癌」の原因になったと言われています。
お酒は媚薬ですが過剰摂取は毒となります!
どうしても自分で酒量をコントロールできないときは専門医療機関に相談してください。適切な減酒指導によって飲酒量を減らすことができます。
現在、飲酒量を低減させる治療薬 (ナルメフェン) の治験が行われており、数年後には日本でも処方できるようになるかもしれません。「ストレスの多い生活を送っているあなた!」「近頃ちょっとお酒の量が増えてきたなと感じているあなた!」少しでも酒量を減らす工夫をし、お酒との適切な関係をつくることで健康な自分を取り戻してみませんか。
2016年05月05日
腰痛肩こりにならない理想の寝姿勢と対策
腰痛や肩こりに悩まされないためには「どんな姿勢で寝るか」が非常に大事になってきます。しかしながら多くの人は、自分にとって一番寝やすい自然体で寝ており、寝姿勢を意識している人は少ないようです。ですが、繰り返しになりますが、寝る姿勢はとても大切なのです!あなたの睡眠の質に大きく影響を及ぼしさえします。質の良い眠りは体調面のみならず、美容にとっても欠かせないものなのです。
そこで今回は、「寝る時の姿勢」について一緒に考えてまいりましょう。
【仰向け】
◯メリット:呼吸が楽で左右どちらにも寝返りを打ちやすい
デメリット:寝具が身体に合っていない場合は腰に負担がかかってしまう
【うつ伏せ】
◯メリット:気道が確保されやすいのでいびき予防になる
デメリット:寝返りが打ちにくく、首の痛みや肩こりに繋がりやすい
【横向き】
◯メリット:気道を自然な状態にキープしやすく、いびきや鼻づまりの予防に効果的
デメリット:枕の高さが合っていない場合、肩こりや腕のしびれの原因になる。いつも同じ方向を向いていると身体の歪んでしまう可能性も。
というわけで...
【寝る時の理想の姿勢】
一番の理想の寝姿は、まっすぐ立った時の姿勢をそのままキープして寝ることです。寝ている時もこの姿勢が保てれば、腰痛や肩こりにはなりにくいでしょう。しかし、ドリフのコントじゃあるまいし立ったままの姿勢で寝ることなどできるわけもありませんね。そこで現実的かつ理想的な寝姿勢は、「仰向け」と「横向き」の2つの姿勢をバランスよく取り入れられれば一番良いわけです。
そうはいっても...
寝ている時に「仰向け」と「横向き」をうまく調整できるわけないじゃない!!
おっしゃる通りですね
ではせめて、
寝ている間に「寝返りを打つ」ことを意識してみてください。
【寝返りを打つことが一番大事です】
理想の寝返り回数は一晩で20回程度と言われています。適度な寝返りによって身体の一部分を圧迫するのを防ぐことができ、全身の血液がスムーズに流れやすい状態を保てます。また、寝具と身体の間に溜まった熱や湿気を逃すことでより快適に眠ることができるのです!
マットレスや枕には様々な素材や硬さがあります。できれば専門家に見てもらって、あなたにぴったり合った寝具を選ぶことから始めてみてください。一般的には、敷き寝具が硬いと寝返りが多くなるようです。逆に柔らかすぎると寝返りが打ちづらくなります。できるだけ自然な姿勢で眠れるように、適度に硬く自分に合った敷き寝具を選んでみてください。
そして、きれいな寝姿勢を保つためには枕の高さも大事になってきます。けっして「買い替えるのが面倒」だとか「お金がもったいない」などと考えないでくださいね。一番大事なのはあなたの体の健康です。軽い腰痛や肩こりくらいで済めばいいのですが、慢性的な頭痛やだるさを引き起こしてしまっては日常生活全般に悪影響をもたらします。
仕事のパフォーマンスも落ちてしまいますし、大好きな趣味に興じるエネルギーも減退してしまいかねません。なので、一度寝具全般を見直した上で少しだけ寝姿勢を意識してみましょう。大好きなタレントさんやアイドルのポスターを3つ、ベッドの天井と左右に貼っておくといいかもしれませんよ♡そうすればいつもよりスッキリとした朝を迎えられるかもしれません(^ ^)/
2016年05月02日
錆びる老化「抗糖化」による恐ろしい疾病とその予防法
抗酸化については各種メディアを通じて皆さん既にご存知のことと思いますが、今、新たに注目されてきているのが「抗糖化」です。世界中のセレブたちが最も気にしている話題が「抗糖化」と言っても過言ではないでしょう。日本でも、一部消費者の健康&美容意識の高まりを背景に糖化対策の重要性が認識され始めています。つまり、糖質・炭水化物を避けるというアンチエイジング法です。
近年では抗糖化をテーマにした化粧品の登場を皮切りに、健康食品やサプリメント、健康飲料に至る幅広い商品で抗糖化が進んでおり、今後も業界注目のテーマといえそうです。美白や美肌、健康面の観点からのみならず、「老化を防ぐ」「生活習慣病のリスクを下げる」ことに繋がるとして、「抗糖化」の検証がなされてきています。
「抗糖化」が実現されれば医療費の削減や健康寿命延伸にも繋がっていくのかもしれません。機能性表示制度の利用を目指す企業も出てきており、今後消費者の関心はますます高まりそうですね。
【糖化って何?】
糖化とは、血液中に長く糖分が残っていることで、私たちの体をどんどん老化させます。糖尿病患者の方が発症するじん臓病や失明、四肢の神経障害などの合併症はこの糖化によるものです。もちろん、糖尿病の方だけでなく、健康や美を目指す方にとっても糖化は大敵です!
「酸化」が錆びる老化と言われるのに対し「糖化」は焦げる老化とも言われています。
「糖化」は酸化より老化のスピードが速いとされています。
【糖化がもたらす害】
糖化による影響は
・糖尿病
・動脈硬化
・白内障
・抜け毛・脱毛・キューティクルのくすみ
・アルツハイマー
・シワ・シミ・たるみ・代謝異常
・骨粗鬆症・骨量減少
・性機能障害
など多岐に渡ります。
そこで今回は糖化によって引き起こされる疾病の中で骨粗鬆症について紹介していきますね。
【骨粗鬆症】
日本でも既に1300万人いるとされる骨粗鬆症患者は、今後さらに増加するとされ予防が急務と言われています。骨粗鬆症からの骨折は、一度起こると繰り返し骨折を起こしかねず、最終的には要介護者となってしまう非常に危険なものなのです。その引き金の一つでもある糖化について我々は真剣に考えていくべきなのです。
骨がもろくなる病である骨粗鬆症。その患者の60%以上は生活習慣病を合併するという事実。
そして日本人は、極めて骨粗しょう症になりやすい人種とされています。これらの事実、知っていましたか?怖いですねー。骨粗鬆症は「沈黙の病」とも言われ、最初は症状がありません。そのため、何かの拍子でわかることが多く、わかった段階では既に密度がかなり低くなっているのです。そして骨粗鬆症による骨折からQOL(生活の質)を損ない、最終的には要介護状態に...
【じゃあカルシウムを摂れば大丈夫?】
「骨粗しょう症になったらカルシュウムをいっぱい食べるよ」という声も・・・。しかし一度下がってしまった骨密度はそう簡単には戻りません。カルシュウムの摂取だけだと吸収されませんし、ビタミンDやビタミンKなどを同時に摂取することが必要なのです。
骨粗鬆症がいかに厄介かを知ってもらうためには治療費を見てもらうのがてっとり早いかもしれません。
【かかる治療費】
・頸椎椎体骨折患者に必要な治療費 80万
・神経麻痺合併症 350万
・手術を要する場合 500万
...
しかも、大腿骨近位部骨折から1年後の身体機能をみると、あまり芳しくないのです。
寝たきりに向かっていくしかない...
なので、病にならないようにするためにも「抗糖化」は大事なんです!
【糖化を防ぐポイント】
では、日常生活でどのようにしたら抗糖化できるのでしょうか。糖の多く入っている糖質・炭水化物を避けることだと思われるかもしれませんね。しかしそれには弊害も多く、パンやごはんは大切なエネルギー源でもあり、完全に排除してしまうと偏りが生じるんですよ。
血糖値の急上昇を抑えるには
1.適度な運動
2.脱・甘いもの
3.砂糖・小麦粉・白米を控えた食生活
4.ハーブティーを飲む
そして
・起床時、朝食前にまずは一杯のお茶を飲む
・植物繊維の多い野菜を最初に食べる
・ヨーグルトを食事前に食べる
【まとめ】
健康でないと老後を楽しく過ごせません。ましてや、将来的には医療費が増え、まともな治療を受けられない、なんてことも考えておかなければなりません。そうならないためにも、自分の身体は自分で責任を持ち、早い段階から病気の知識、予防の知識を知ることが大切になると思うのです。
せっかくなので、このブログをご覧いただいた皆さんは
インナー美男子(美女)をキープするために、今日から早速
「抗酸化」「抗糖化」を実践していきましょうね(^ ^)v
2016年04月28日
子供のメンタルと身体の健康を真剣に考える季節は春
環境の変わる春は子供にとっても健康に異変が起こりやすい時期です。子供は自分ではわからないことも多いので、親が注意しなければなりません。キーワードは春!この節目の時期にこそ危険がいっぱいあるのです。例えばここ数年、子供のうつ病やメンタルの不調が問題になっています。その要因のほとんどは人間関係から引き起こされるのです。新生活の始まる春から人間関係で悩み始め、それに耐えて耐えて秋頃に病院に相談に来る子供たちが多いようです。
人間関係が変わり、“いじめ”や“学校での失敗”などのストレスが要因でストレスを抱えきれなくなって、心や体に不調を来してしまう子供たち。特に今の子は失敗した経験が少ないので、我々大人が考えるよりも簡単に心を病んでしまうことが多いのです。例えば、学校でいじめられたわけではなく恥をかいたくらいでも、学校に行けなくなってしまうケースも珍しくありません。つまりはストレス耐性が低く、(特に春は) 普通に生活するだけでいっぱいいっぱいの子も多いのです。
従来は子供はうつ病になることはないと考えられていました。しかし、その学説はすでに過去のものとなり、学校やカウンセリングの現場では目に見えてその数が増えてきているそうです。
【目の病気に悩まされる子供たち】
『子供のときから紫外線を浴びる量が多いほど、眼の病気になりやすく老化も早い』
春からは紫外線が強くなってきます。白目の部分が黄色っぽく変色したり盛り上がったりする病気「瞼烈斑(けんれつはん)」が発生しやすくなります。さらに紫外線のダメージを受け続けると、失明に繋がる可能性だってあり得るのです。そして、長期間紫外線をたくさん浴びると、老眼や白内障の発症年齢も早まります。子供だって紫外線によるダメージを大きく受けているという事実を知りましょう。例えば屋外で遊んできた後に、子供の目が充血していたらそれは紫外線のダメージを受けた証拠です。
極端な事例ですが、紫外線強度が高いタンザニアでは35歳くらいから老眼になる人が多いと言われています。現代社会においてはスマートフォンやパソコンのブルーライトが問題になっていますが、紫外線はそれ以上にダメージを与える脅威なのです。特に小さな子供たちは太陽を見ることも多く、眼の奥の網膜まで紫外線が到達しやすいので、子供のうちから眼の紫外線対策が大切です。
眼の紫外線対策は一年中必要なのですが、春先から夏にかけてが特に重要です。また、晴れた日だけでなく薄曇りの日も紫外線対策を怠らないようにしましょう。オーストラリアなどの海外の学校ではUVカット・サングラスの着用を義務付けているところもあるくらいです。日本では眼の紫外線対策が非常に遅れているのです。皆さんも、この春から親子で眼の紫外線対策を始めてみてはいかがでしょうか。
【将来が不安な現代の子供たちの歯】
健康な歯は一生の宝だと思いませんか。あなたが高齢者になった時、もしも食べることが一番の楽しみだとしたら、そして自分の歯で好きなものをちゃんと食べることができなくなっていたとしたら、あまりにも悲しすぎますよね。あなたの大事な子供たちが将来そうならないためにも、歯磨きは正しいやり方できちんと行う習慣を身につけさせておきましょう。目標は80歳で20本の健康な歯を残しておくこと。人の永久歯は28本しかありません。何とか20本は自分の歯を残せるよう、子供の頃から意識しておきましょう。
歯磨きで一番大事なのは歯と歯の間の汚れをしっかりと落とすこと。
子供がやりがちなのは
・力を入れて歯ブラシを歯に押し付ける
・丁寧ではなく闇雲にゴシゴシ磨く
・歯磨き粉をいっぱいつける
こんな磨き方をしてしまうと歯ブラシの毛先が寝てしまい歯と歯の間にうまく入りません。おまけに、力任せに磨いてしまうと成長中の子供の歯のエナメル質を傷つけてしまうのです。歯磨き粉はマッチ棒の先ほどの量を使い、力が入りすぎないよう軽く握るよう習慣化させましょう。
【まとめ】
春は何事にも新たなことに取り組みやすい季節です。親子でサングラスや帽子を装着する、一緒にお風呂に入りさりげなく悩み事がないか様子を伺う、一緒に歯磨きを楽しむ。そんな日常の些細な出来事から子供の健康はわかるものです。親子のコミュニケーションはより円滑になりますし、親子揃って心身ともに健康であるため、健康長寿を目指して充実した毎日を過ごして参りましょう。