2016年04月28日
子供のメンタルと身体の健康を真剣に考える季節は春
環境の変わる春は子供にとっても健康に異変が起こりやすい時期です。子供は自分ではわからないことも多いので、親が注意しなければなりません。キーワードは春!この節目の時期にこそ危険がいっぱいあるのです。例えばここ数年、子供のうつ病やメンタルの不調が問題になっています。その要因のほとんどは人間関係から引き起こされるのです。新生活の始まる春から人間関係で悩み始め、それに耐えて耐えて秋頃に病院に相談に来る子供たちが多いようです。
人間関係が変わり、“いじめ”や“学校での失敗”などのストレスが要因でストレスを抱えきれなくなって、心や体に不調を来してしまう子供たち。特に今の子は失敗した経験が少ないので、我々大人が考えるよりも簡単に心を病んでしまうことが多いのです。例えば、学校でいじめられたわけではなく恥をかいたくらいでも、学校に行けなくなってしまうケースも珍しくありません。つまりはストレス耐性が低く、(特に春は) 普通に生活するだけでいっぱいいっぱいの子も多いのです。
従来は子供はうつ病になることはないと考えられていました。しかし、その学説はすでに過去のものとなり、学校やカウンセリングの現場では目に見えてその数が増えてきているそうです。
【目の病気に悩まされる子供たち】
『子供のときから紫外線を浴びる量が多いほど、眼の病気になりやすく老化も早い』
春からは紫外線が強くなってきます。白目の部分が黄色っぽく変色したり盛り上がったりする病気「瞼烈斑(けんれつはん)」が発生しやすくなります。さらに紫外線のダメージを受け続けると、失明に繋がる可能性だってあり得るのです。そして、長期間紫外線をたくさん浴びると、老眼や白内障の発症年齢も早まります。子供だって紫外線によるダメージを大きく受けているという事実を知りましょう。例えば屋外で遊んできた後に、子供の目が充血していたらそれは紫外線のダメージを受けた証拠です。
極端な事例ですが、紫外線強度が高いタンザニアでは35歳くらいから老眼になる人が多いと言われています。現代社会においてはスマートフォンやパソコンのブルーライトが問題になっていますが、紫外線はそれ以上にダメージを与える脅威なのです。特に小さな子供たちは太陽を見ることも多く、眼の奥の網膜まで紫外線が到達しやすいので、子供のうちから眼の紫外線対策が大切です。
眼の紫外線対策は一年中必要なのですが、春先から夏にかけてが特に重要です。また、晴れた日だけでなく薄曇りの日も紫外線対策を怠らないようにしましょう。オーストラリアなどの海外の学校ではUVカット・サングラスの着用を義務付けているところもあるくらいです。日本では眼の紫外線対策が非常に遅れているのです。皆さんも、この春から親子で眼の紫外線対策を始めてみてはいかがでしょうか。
【将来が不安な現代の子供たちの歯】
健康な歯は一生の宝だと思いませんか。あなたが高齢者になった時、もしも食べることが一番の楽しみだとしたら、そして自分の歯で好きなものをちゃんと食べることができなくなっていたとしたら、あまりにも悲しすぎますよね。あなたの大事な子供たちが将来そうならないためにも、歯磨きは正しいやり方できちんと行う習慣を身につけさせておきましょう。目標は80歳で20本の健康な歯を残しておくこと。人の永久歯は28本しかありません。何とか20本は自分の歯を残せるよう、子供の頃から意識しておきましょう。
歯磨きで一番大事なのは歯と歯の間の汚れをしっかりと落とすこと。
子供がやりがちなのは
・力を入れて歯ブラシを歯に押し付ける
・丁寧ではなく闇雲にゴシゴシ磨く
・歯磨き粉をいっぱいつける
こんな磨き方をしてしまうと歯ブラシの毛先が寝てしまい歯と歯の間にうまく入りません。おまけに、力任せに磨いてしまうと成長中の子供の歯のエナメル質を傷つけてしまうのです。歯磨き粉はマッチ棒の先ほどの量を使い、力が入りすぎないよう軽く握るよう習慣化させましょう。
【まとめ】
春は何事にも新たなことに取り組みやすい季節です。親子でサングラスや帽子を装着する、一緒にお風呂に入りさりげなく悩み事がないか様子を伺う、一緒に歯磨きを楽しむ。そんな日常の些細な出来事から子供の健康はわかるものです。親子のコミュニケーションはより円滑になりますし、親子揃って心身ともに健康であるため、健康長寿を目指して充実した毎日を過ごして参りましょう。
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