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2017年07月29日

風雲相討学園フラット2(無料配布版) プレイ日記3 五味山薫編 「がんばる女の子」のシナリオで最高峰

▼学園フラット2、薫編攻略





アイドル、またはアイドルの卵がヒロインのシナリオでは最高傑作のひとつじゃないか。素晴らしいストーリーだった。ここに来てヒロインが残念な人って設定をフルに使ってた。で、残念なだけじゃなくてちゃんと努力家でもある


アイドル業界を全く美化しておらず、枕営業についても描写したり、ヤクザ同然の厳しい世界として描いてるのがリアルで好印象


アイドルがヒロインのシナリオって大抵、ありえないくらいアイドル(業界)を美化しまくってるからね。


主人公の親友が2人いる設定も面白いが、そこに薫が加わって男3人+女1人という組み合わせが非常に珍しい。

思い浮かんだのはときメモドラマシリーズ彩のラブソングくらいだが、あれは仲間であって友達ではなく、案外ビジネスライクな関係だったからなあ


よく男2人女1人のお友達グループをドリカム状態なんていうけど(昔のドリカムは男が2人いたらしい)、これはなんというんだろうね。













▼枕営業しようとしてたところを主人公に助けられ、大物プロデューサーの面目を潰し、芸能界で仕事が出来なくなった薫

主人公は打開策として学園コンサートをすることを閃き、胡蝶のコネを使うが、ここでも胡蝶と薫の苗字が残念な設定をちゃんと生かしてる。こういう、ちゃんと設定を拾うシナリオは好き

学園フラット2の主人公はかなりアクティブだと思っていたが、このあたりは本当に有能


ただ、薫の芸能人としてのキャリアが終わっていた事を、最後まで黙っていたのは、なかなかの畜生(いくら助けたとはいっても、もう芸能界で仕事ができなくなったと知らされたら、薫も失望したんと違うか)















▼緊張の嵐でまともに歌えない薫を主人公達3人が励ます。おお、これはいいシーンだ…主人公とヒロインの恋愛関係だけじゃなく、主人公の親友とヒロインの友情もしっかり描かれてるとは、これまた珍しい…

登場人物が多すぎると思っていたが、それももう許した


告白シーンからエピローグまで本当綺麗だった。感動だけじゃなくて驚きもあって、心山玲がアイドルのナナちゃんだったのは驚き。

どうもこのゲームは「変身」ってのが裏テーマな気がする。見た目が激変するキャラが多い事多い事



エンディングでは薫のキャラが全然違うが、主人公はそれが天然か作為か分からない。




知恵をつけた怖い女の作為という気がする
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ラストは恒例の、ヒロインの笑顔をこれからも見守る、というキメゼリフ。



作者、どんだけこのパターンが好きやねん(笑)







素晴らしいシナリオで泣けた。でもラストシーンでは、ヒロインの(巨乳の)成長をギャグで演出して終わる、これも最高


評価 95点。非常に面白かった












そういえば薫が180cmを超える大女って設定は、意味がないとまでいわないが、必須ではなかったな。ぶっちゃけアイドルとしてはデカイ体よりも顔に染み付いた雀斑のが致命的だが、何故かその事に触れるシーンはなかった(メイクで消せるからいいんだろうか)



身長は、漫画のタイトルに「五味山さんは清原くらいデカイ」とあるので、そのまま解釈すると薫の身長は188センチか…
他のヒロインとの比較だと、マジでそのくらいありそうなデカさ。


つまようじの元ネタは新庄剛志が実況解説で発言した「清原さんのバットはつまようじくらいに見えた」かな







いろはが心山を見覚えがあるといったまま思い出すことはなかったが、いろはが昔のアイドルを知ってるBBAいうことやろなあ…













▼バッドエンド回収
好感度が低い状態で告白し、好感度判定に失敗すると「私も首薬くんが好きですよ……堂瀬くんも天台寺くんも !」というまあ定番のフラレ方をするんだけど、セリフが全部グッドエンドルートの使い回しなんで凄く不自然。いくらなんでも友達相手に「私のこと、どう思うんですか…?」なんて意味深なこと聞かないだろう(笑)



逆に、好感度が高い状態で天上ヒカリのファンを選んでも、薫は極普通の友達に対する反応をする。これもおかしい。普通なら主人公がフラれたのと同様、ガッカリするシーンでしょ。セリフはかなり細かく作ってあるが、ここは手抜き



この2つは全く同じテキストのエンディングでお友達エンド。バッドエンドなのに最後にドラマの悪役を演じる薫の一枚絵あり。




そして気になるのは、主人公が薫にフラれた際、唐突に出てくる謎の「???」の好感度判定

好感度44で判定失敗したが、誰だろうか。胡蝶かなあ、かなり気になる。色々探したが見付からない

こういう面白い仕掛けを思いつくあたり作者のゲームクリエイターとしてのアイディアはすごいわ








次は照島麗亜編

2017年07月28日

風雲相討学園フラット2(無料配布版) プレイ日記2 溝川胡蝶編 最悪の出会いから、まさかの王道感動シナリオ…









▼学園フラット2、胡蝶編攻略








わがままなDQNお嬢様が自らの出自を知って大恥をかき、反省し素直になる…という1行で書くとありふれた王道シナリオだが、松葉という胡蝶の親友キャラの存在が相まって、非常に綺麗な青春ストーリーになっていた。



そこが他の掌返し系お嬢様ヒロインシナリオとは一味違う



松葉へのたたみかけで、最後、好感度が徐々に上がっていくのは説得してる感じがリアルでよかった





▼他のキャラクターの活躍シーンもちゃんと用意されてて、あげはが片親という設定を上手く拾ってた。




ぶっちゃけあげはシナリオは短すぎてあはげのバックグラウンドがさっぱり謎だったし、あってないようなレベルのあげはシナリオなんかより、胡蝶シナリオのほうがあげはが活躍していた







▼恋愛に素直になってからの胡蝶が憎さの反動もあってとても可愛い。




告白シーンからエンディングまでは正直ちょっと感動しちゃったよ。泣ける話だね。音楽で強引に感動させようとしてくるね。

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キスシーンも不器用なのがいいね。境不可止くんは童貞なのに、なぜかやたらヒロインが完全に落ちるディープキスばかりしてたからね









▼でも、胡蝶が華族だったって設定は必要だったんだろうか?いや明らかに不要だった






だってなあ…




エリート家系の実子ではなく養子だったって話だからこそ成立して、血筋なんて関係なく個々である、努力する、って流れだったのに、いきなりエリートで更には華族でしたってなあ、悪い意味のどんでん返しじゃないのよ





これには正直萎えた





とはいえ非常に綺麗な青春ストーリーで、恋愛、友情、少年少女の成長、全てを兼ね揃えてる




余りにも綺麗過ぎる上、胡蝶が案外早く挫折して改心するので、コンセプトである「残念な人」との恋愛感がイマイチ薄いってのはあったが、うざい時間は短いほうがいいので、これでよかったんだろう





学園フラットらしい型破り感がない事が強いて言えばマイナスかも。登場人物が全員常識人過ぎた(矢絣単衣でさえこのシナリオでは改心するし)






キャラデザはよしこまちこポジションだが、シナリオだけじゃなく、キャラクター性も全く違った。胡蝶は胸もあるしね





作者サイトにもあるように案外そこまで小さくないんで、中途半端感はあるかな(高1で150センチは平均とそう変わらない)





評価
90点の良作





▼そういえばあげはを攻略したせいか、選択肢が変わってた気がする。妄想デートの相手をするって選択肢、たぶん最初はなかった。




パッチ追加のせいで既読テキストがリセットされちゃったから、今となっては確認できないけど




こうやって恋愛寄りの選択肢が増えたら、いかにも恋愛エンドがありそうだが、実際には無いようだ。完成版での、恋愛エンド追加フラグってとこかな





同様にいずなを攻略したせいか、ゆきのの着替えシーンのCGも多分少し変わってた




だが肝心の、ゆきののシナリオにはやはり入れない。好感度はガンガン上がって100なんだけどなあ






次は五味山薫編やります




2017年07月27日

風雲相討学園フラット2(無料配布版) プレイ日記1 杜若あげは編、久我原いずな編 2つのシナリオに、落差がありすぎ








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学園フラット2攻略中、未完成部分が多くてビビってます、かなり




▼杜若 あげは

近所に住んでるのに余り親しくない同い年のイトコってのが妙にリアルというか、もはや生々しいが、同居してるにも関わらずイトコ感が0で設定倒れ感が酷い。

イトコならではの過去の思い出とかも一切語られないしね

バグを乗り越えてやっとシナリオに入ったと思えば…まさかの10分足らずで終了。


これには吃驚。本当にメインヒロインかよ。


最後も親愛エンドというイトコとしての友情で終わったが、スタッフロールもノーマルエンドのもの(ベストエンドではEDタイトルも、最後に表示されない)


あげはが学校でよく主人公の事を見てたり、主人公を相手に妄想してるっぽいし、いざ可愛いと言われただけであっさり落ちたり、まあ好きなんだろうなあ…




かすかも、あげはが主人公の毒牙に掛かると言ってるし、友達の間じゃ公認(?)の仲なのかしら…
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そんなところもまさかの全丸投げで終了…。

製品版でエンディング追加するかは未定らしいが、流石にこれは酷過ぎなんで、まっとうなシナリオとエンディングを追加しないなら、まず売れないだろう


そもそもグッドエンドですらないし、まだ明らかに話の途中


余りにも未完成すぎて評価できないので、0点とする




面白そうな匂いがするだけに残念だ














でもこれだけだと余りにもアレなので、一応良かった点も触れると、「素直になれない女の子」「自分の気持ちに気づかない女の子(ともしかしたら少年)」というテーマには忠実に書けてました







普段女の子っぽい格好をしないあげは。主人公には気づいてもらえない。

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このままの格好で歩きたいが、履きなれないヒールの靴だからと遠慮するも、主人公と手をつなぎながら一緒に帰る…

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親愛エンドというだけあって恋愛というより、微笑ましい姉弟のようなエンディングが実に綺麗ですね。













しかし、幼馴染ヒロインではなく、その母親が毎朝起こしに来るって、すげえ斬新な設定(しかも同居ものなのに)








▼久我原 いずな
今回もシナリオ入って10分?と思えば随分長かった


男嫌いのヒロイン、男性恐怖症のヒロインってのはよくあるが、こんなギャグばかりのゲームなのに、小学生の時、男に悪戯されたことがトラウマという至って真面目なシナリオ。




よしこまちこのようにコンプレックスのあるヒロインはいたが、PTSD、トラウマを抱えたヒロインってのはこれまでなかった



徐々に打ち解けていく過程が面白く、恋愛感情が恐怖心を上回ってキスするシーンが、綺麗すぎる。どつきオチは阿呆だったけどね





2人の仲を囃し立てながら見守る、小姑コンビも面白い(姉妹と従姉って、ゲームなのに妙にリアルな小姑感が…)

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男性恐怖症もまだ治ってないし、あげはのように手は握れないけど、照れながらも主人公の制服を掴むいずな…

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イイハナシダナー!!!

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ちょっと感動しちゃったよ




ラストシーンで、これからもヒロインの笑顔を見守ると誓う主人公もカッコよすぎ。作者、この締め方相当気に入ってるな。何度も使ってる




評価 90点




クオリティ、ボリュームともに申し分ない。前作と違って3日縛りはないけど、その代わり密度は大幅に上がった




…そういえば、結局、いずなが主人公とだけ会話できた理由はなんだったんだろう?



恋の予感かな?










姉妹お友達エンドとバッドエンドは見たが、肝心の久我原ゆきののルートが分からない。姉妹の好感度判定が何度もあったので、そこから分岐がありそうなんだけど。






しかし「好感度判定」はいかにもゲーム的で違和感があるかもね。ADVなのにSLG要素が入ってるからだろうな






まだ2人しか攻略してないのに早くもヤマヤミを超える中途半端感にかなりビビってます今。


まさかメインヒロインのシナリオが未完成とは。



クオリティは高いですよ。ただ未完成というだけ。




風雲相討学園フラット2(無料配布版)レビュー感想 前作の雰囲気が意外とない

風雲相討学園フラット2(無料配布版)攻略中




2012/7/27に体験版というタイトルで配信を開始してからもう彼是5年が経つというのに(奇しくも今日で丁度5年)、驚いたことにいまだに製品版が発売されていない。その間にされたのはチマチマとした追加修正のみ。





なので凄く練られてる部分がある反面、余りにも中途半端な部分もあり、とても奇妙なゲームになっているが、無料配布版としては現在のバージョンで完成



体験版を5年かけて完成させたわけだ。これは逆に凄いゲームだ


ファーストインプレッションを書きます




▼オリジナリティ
残念な女の子ばかりを集めたとあるが、前作に比べるとインパクトが落ちたか。メインヒロインのあげはは本当に残念だが、後はトラッドな普通のギャルゲーヒロイン。クラスに変なサイボーグがいるとかもないし、担任は普通だし、全体的に無個性になった。無駄なクラスメイトばかりでJ組のような1人1人が魅力的という感じではない。



3日に限定したハイテンポストーリーでもないし、なんか普通のゲームになっちゃったな








▼キャラデザ、グラフィックス
ポテトよりはかなり改善しているが(絵が使い回されてるポテトのキャラが出てくると、作画崩壊で笑う)前作に比べるとイマイチ可愛くない。なんかよくある同人系の絵になってしまった。フォントとかまんまエロマンガだし、作者エロマンガやエロゲーの絵の描き過ぎで絵に変な癖がついたんじゃないか

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▼OPムービー
前作や完成版以前のバージョンにはなかったOPだが主題歌もあるし、かなりよく出来てる。ただ本編に無いシーン(ただのイメージシーンかもしれないが)が存在する。製品版も同じOPになりそう



歌詞にもなっているああ、残念!!は前作主人公の台詞でもあったね
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▼音楽
前作の音楽を使ったのはいいが、多分フリー素材



▼システム
これがかなり劣悪で現在もバグだらけ。スペースキーで好感度が出せるんだけど、これを特定のシーンで押すと100%の確率で数字がくるべきところに数字がありませんというエラーメッセで強制シャットダウンしてしまう。Nscripterは最新の筈なんだけどね

バグも多くて、ファストプレーで何度やってもあげはシナリオに入れなかったのは本当参った。好感度を96まで上げても入れないんだもの。そのオチがバグだったってのは本当に萎えた(これはパッチで修正できるけど)

スキップも遅くて(画面を揺らすエフェクトを多用しすぎ)、一応エフェクトカットで高速化できるんだけど、これを使うと好感度の変化まで飛んでしまうというポンコツぶり。しかも何故かエフェクトカットのみ、オプションで変更しても記録できないという更なるポンコツぶり

誤字脱字も相当に目立つ。何せ公式サイトがいまだに誤字脱字だらけだからなあ。作者はチェックしてないんだろうか


そして肝心のシナリオはというと、無料配布版としては完成でも製品としては未完成のため、相当クオリティ、ボリュームにバラつきがある。


次から適当にプレイ日記書いていきます


2017年07月26日

風雲相討学園ポテト レビュー感想 糞絵恵話(糞みたいな絵を描き恵まれた話を書く)











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風雲相討学園ポテトクリアしました。(グッドエンドとお兄ちゃんエンドを)


余りにも酷い絵だから激萎えしたけど、シナリオはちゃんと風雲相討学園してて面白かったです。立ち絵は酷いが、一枚絵は結構綺麗だしね


ただし、ポテトが学園フラットではもっとこのゲームらしい奇妙奇天烈で逆転裁判にいそうな女の子キャラだったのに対し、いざヒロインになってみるとなんか普通の妹ヒロイン、または後輩ヒロインで殆ど毒気がなく、そこは味気もなかった(シナリオについても同義)


今回もプレー期間はたったの3日で、攻略は実質1日なので、キスシーンは唐突過ぎて吃驚した。作中時間でついさっきまで普通の先輩後輩だったのに。


とすや葵は、たった3日でもヒロインの人生が変わるような劇的な流れなので違和感はなかったが、ポテトは本当に前述の通り普通の話で、ただ普通にデートしただけなので、いきなりお互い好きになったり、実は主人公のことが好きだったとかいわれても説得力に欠けた


やはり残念過ぎるのは、このショボイ絵。作画レベルが落ちたこともそうだが、量産型のよくある個性のない絵になってしまった。たった2年で作者に何があったのか

そもそも全キャラ描き直す意味はあったのか疑問。

前作の絵がインサートされるが、無残な程劣化しているし、不細工犬のリベンジだけ同じ絵とか更に酷い。つまりその不細工が今作の水準ってことだから



評価、80点。絵は酷いがストーリーはしっかり学園フラットしてる。でも普通過ぎた


2chゲーでもないのにネットスラングを多用するのも、ちょっと臭かった。前作でJ組はガッツリ友情で結ばれた筈なのに主人公に友達いないみたいなことをそのJ組本人達に言われるのも嫌だった


前作で葵が番長に告白するシーンもそうだが、葵と番長が結局恋人になってるっぽいのは、蛇足だった。番長が葵のトラウマを克服させてないのに付き合っちゃうと、葵ルート自体が安っぽくなっちゃうし





【後日追記】
ベストエンドを見るために再プレー。作者サイトによると好感度がなんと98も必要とのこと…おいおいそれはムズゲーすぎだろ。少なくとも初回プレーじゃ無理。

…と思ってたんだけど終盤からずっと好感度が100のままだったので、案外簡単。

ポテトは案外自信家なんで、おだてるような選択肢を選んでいけばいいだけ。初回からベストエンドにいけたプレイヤーも多いのでは

話はグッドエンドにはなかった後日談。


すっかり瑠に毒された蘭蘭が酷過ぎ(笑)

ギャグ要素が強くて、残りのCGが全部デフォルメのギャグ絵だったのはもっと酷過ぎ(笑)

まあギャーーーーー!!には爆笑したけどね。断末魔かよ

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ポテトに結婚してくれと告白し、彼女の笑顔を守ると誓い、エンディング。他のヒロインエンドと同じテイストで、絵はアレだがまさに学園フラットって感じ


スタッフロールもここにきて絵があるので、シリーズ初代のグランドフィナーレっぽい(バック真っ黒の他のヒロインのEDは、むしろバッドエンドっぽいからなあ)

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学園フラットと学園ポテト、どっちも面白かったです。でも蘭蘭姉を攻略したかったな

書割倒し レビュー感想 何ら工夫が見られない

レトロ和風伝奇がジャンルらしいが、伝奇っぽさはまったくなく、オチも多分これだろうなあというもので、読めてしまった




カンのいい人なら画像やあらすじだけでも読めてしまうのでは



フリー素材の音楽だけはよかった




評価 25点 駄作です

2017年07月25日

風雲相討学園フラット完全版 番長シナリオ レビュー感想と総評 ジェットコースターロマンスの傑作

12年間放置した名作、風雲相討学園フラット完全版、番長シナリオクリアしました


本編の伏線をすべて消化し、親友キャラである番長をメインに全ヒロインのエピローグも昇華させた非常にいいシナリオだった


ヒーローモノっぽいノリで、主人公がよくある戦闘力を持たないがアツイ主人公というポジション。

敵組織が学園長

よしこまちこと蘭蘭の姉がそれを調べる女スパイ


…そんなふうに置き換えられる話


だが、よしこまちこが何らかの組織の人間ではなく、本当に、単に学園長が怪しいと思ってるだけの姉ちゃんってのが逆に意外だった。いくらなんでもただの一般教師がそこまでするか?と


クリアしてみて思ったが、本作は『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』に近いセンスを感じる。

あれもヒロインにおかしなのが多かったし



設定が面白いゲームの学園フラットだが、特に凄いのは、ギャルゲーにタイプの違う、可愛い女の子ばかりが出てくるというご都合主義設定に、シナリオ上の理由付けをしたこと。

かなりびっくり。


これ、ギャルゲー史上初じゃないだろうか。


まさか2年J組が、学園長によって番長の愛人となる美少女ばかりを集めたクラスだったとは

そして、それに靡かない番長をホモと思った学園長が主人公をJ組に入れてたとは…


主人公もきっとイケメンなんだろうね。蘭蘭が一目惚れするくらいだし

(主人公は何者かによって、J組の纏め役として投入されたというのが私の予想であった。実際誰でも攻略できるし。サクラ大戦の大神一郎みたいにね)


基本はどのヒロインルートも同じだが、本編が3日なのに対して、番長シナリオはまさかのたったの1日。

でも回想シーンがあるので実際には1日とはいえないかもしれない

テキストボリュームも本編一周分くらいあるんじゃないだろうか、かなり読み応えがあった


友情あり(ウソ)と公式サイトに書かれてるが今作の中でもJ組の友情が一番描かれたシナリオだったので、むしろ作者によるこの一文が嘘である



最初はだれもいないタイトル画面に、攻略したヒロインが追加されていく。そこからヒロインを選んで番長シナリオスタート。粋な演出だ

とすが何故かツインテであること。殆どのヒロインがものごっつ嫌そうな顔であることが気になる。それに後ろの3人、小っちゃ!

ってことでとすから攻略スタートします

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▼辻斬とす
本編エンディングではラブラブだったが微妙な距離感のまま。

あまり進展してないカップルが、徐々に仲良くなっていく感じがよかった。恥ずかしがり屋だが、恋愛感情のままに主人公に素直になるとすが可愛すぎ。胸揉まれて怒るかなって思ったけど。

夢がテーマのヒロインだが、一度諦めかけた夢も主人公がいてこそ初めて達成するってのが、恋愛ものらしくて良い





▼宮本キンバリー
最初からラブラブ。

本編のとすシナリオで失敗すると少し出てくるキンバリーの秘密が知りたくて2番目に攻略。

だが、秘密は他のシナリオで発覚した通り、人造人間ってくらいで、後は施設の子であることがわかるだけ。

明るいように見えて生い立ちにコンプレックスのある姉妹を主人公が支えてるのが、主人公が主人公感あって良い


美少女仮面ミヤモーって、まさかサッカーの宮本がフェイスガードをつけてたことのパロディ?パロディにしても微妙過ぎる。サッカー選手を美少女キャラで皮肉るってのも意味不明だし、偶然か




▼黒岩葵
前作ですっかりペッティングするくらいにはラブラブの筈だが、性格のせいで喧嘩ばかりで、葵のキャラも元に戻っている…

が、やっぱり恋人同士。徐々に素直になっていく過程、そして瑠と仲直りしていく過程は微笑ましい。これは他のルートにはない展開だしね

他のヒロインルートと違って、ラスト、主人公がヒロインたちにハブられて終わるのがちょっと嫌。

逆に、ラストに番長が出てくる唯一のシナリオなので、これが一番番長シナリオっぽい。シメも勿論ヒロインではなく番長


葵はやはり、このゲームのヒロインで一番リアリティのある存在。道場の跡取り娘で、刀を持ち歩いてるサムライ気取りの女子高生は1人もいないが、親が死んで、貧乏で、巨乳で、ロングヘアの素直になれない美少女女子高生は探せばきっといるだろう、たぶん、一人くらいは(自信無)

現実離れしたネーミングばかりのこのゲームで唯一、苗字も名前も一般的で、現実に同姓同名がいるだろうってのも、葵だけ。普通感を出す演出か?とも思った。




▼犬飼よしこまちこ
これも性格が、遠慮がないころに戻ってる。意外にも大人の女性、年上の恋人としてまっとうに描かれており、イロモノ感が全然ない。EDでとすに主人公との関係がバレて潔く辞表を渡すシーンがかっこいい。(でも辞める気はなさそうだが)

ラストはやっぱりイチャイチャ、バレてもまるで反省していないというギャグで終了。イロモンではないが、やっぱりよしこまちこのキャラのせいかギャグ要素が強かった





▼笹原瑠
流石12年も前のゲーム。オタクネタ、萌えが一般化されてないことに時代を感じる。時期としては電車男とほぼ同時期かな。

瑠のキャラはアレだけど、最初からラブラブで、一番恋人感がある

やっぱり恋人らしく、名前で呼び合ってるのがいい。
瑠と蘭蘭以外のヒロインだと、なぜか主人公は自分が名前で呼ばれてるにも関わらず、
ヒロインを苗字で呼ぶし…(地の分だとしかも呼び捨て)


だがローン会社の社長令嬢→実はやくざの娘で最後もドタバタ劇で終わりというのは切れが悪かった。しかもラストシーンでも誤字してるって…

ラストで誤字だなんて漫画スト2の確かみてみろ!以来じゃないか

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金持ちなのに公立校の変なクラスにいた理由は謎だった




▼田ノ中蘭蘭
中盤までが妙に長い。このシナリオもやけに誤字脱字が多いのだが、誤字脱字というより作者は面白いシナリオこそ書けるが、国語力が弱いのかもしれない。”層々たる”、”づつ”はさすがにない

ラストシーンも綺麗だが、どうせなら姉妹の仲直りまでやって欲しかった。





▼全体的に、このテのエピローグにありがちな蛇足感はなく、相当綺麗な結末だった。

唯一、瑠だけは完全にギャグで終わるので締まりが悪かったかな






▼そういえばJ組の謎は解けたけど風雲相打学園フラットの意味が分からなかった。相内?フラットってなんだ?


番長が主人公のことを「J組の女どもが惚れるだけある」といってたことも気になる。好感度は出ないけど、実は全員主人公のことが好きって設定なんだろうか?





▼さて学園フラット完全版、本当に面白かった。

総評すると90点。素晴らしい良作。不出来な要素こそあれど、名作といってもいいくらいのデキかも。12年放置したかいがありました





というわけで続編スピンオフの学園ポテトを始めました


これだけの名作を作り上げた人のゲーム、面白くない訳がない。


美麗な作画、良質なシナリオ。それをポテトをヒロインにして遊べるとか期待大



え?

浦安鉄筋家族かな?

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え?これが学園ポテト???


一体だれなのこのおたふく顔の不細工たちは…


絵が汚すぎるしシナリオもショボいし、これまでフリゲ離れした名作だと思っていたが、ここにきて突然いかにもな同人ゲームって感じ…



まだ序盤だけど名作レイプの香りがプンプンするぜ。作者は学園フラットですべての力を使い果たしちゃったのかしら…


これも後々レビュー感想&プレー日記書きます


2017年07月22日

風雲相討学園フラット完全版 レビュー感想 ハイスピードラブコメの良作

▼風雲相討学園フラットを今更攻略しました。



これだけメジャーで、評価も高いゲームを、何故プレーしてなかったかというと、まず、あんまり変人系のギャルゲーは好きじゃないんですよ。


変人といっても色々あるけど(好きなのもある)、これはロボット(サイボーグ)みたいなキャラもいて、明らかに雰囲気が砕けてたから



変わり者がいっぱいの恋愛アドベンチャー、人格破綻者だらけとういアオリとかも気になるし、絵もかなり癖があるんで、敬遠してたわけです、12年も。


キャラが皆やけにゴツくて、線も太いしね。

よしこまちこ以外、恵体過ぎる(実際、大人しいキンバリーでさえ、やけに身長が高い)


そんな感じで、僕夏とかをやらなかった理由はVIPへの偏見だけど、これはもっとシンプルな理由



王道が好きで、このゲームはバカっぽいコメディゲームだと思ってた


で、やるゲームも無くなって、昔のゲームで何かやってないのあったかなーって思って、今更学園フラットをプレーしたんだけど…



いや、この12年のフルスルーをすっかり掌返しして絶賛するけど、これは素晴らしいゲームだね。



問題児を集めたクラスという恋愛ゲームにはあまりない設定


ドリキャス時代のカプコンを思わせる個性的なキャラデザ(そういえばジャスティス学園っぽさもあるかな。絵はカナリアの片倉真二っぽい)


フリゲとは思えない作画レベルと、膨大な一枚絵の枚数


3日の恋愛ストーリーというオリジナリティと、それを形成する、まったく無駄のない勢いのあるストーリー展開


それにマッチした、可視化されたリアルタイムで表示される好感度システム
(このゲームは好感度数値も出てるしたたみかけシステムのせいで、てっきり恋愛SLGだと思ってたんだが、公式にもしっかり恋愛ADVとあるように、とてもADVとしての完成度が高い)



数多く出る、多彩な選択肢


たたみかけシステムによる主人公(プレイヤー)とヒロインが会話しているかのような臨場感といい




どこを見ても完成度の高いゲームだ



唯一旧作という点で見てもシステムだけが残念だ。セーブも9個しか取れないしね。この良質なシナリオを残せない




というわけで、12年もこの名作をやらずに放置し続けた人間のプレー日記&レビュー。古いゲームで、攻略サイトも404なので、攻略メモも残します


昔のゲームを現在遊ぶとどういう評価になるか?古臭くてダメなのか?良作はいつ遊んでも良作なのか?というサンプルにもなるかと




▼1周目、辻斬とす
このゲームはメインヒロインもいないっぽいし、可愛いと思った辻斬とすを狙ったプレーをしたが、とすが登場しないシーンに出てくる宮本キンバリーの好感度も一緒に上げたら、中盤以降、(恐らく)2人のシナリオが同時に発生した。このゲームは特定のヒロインならシナリオがブッキングせず同時攻略可能なのだろう

終盤キンバリーからの手紙をスルーし、とすシナリオへ

とすシナリオは素直になれない女の子、他の何かに賭けていて、恋愛に対して意固地になってる女の子、という定番だが、それ故安定して面白かった。素直になってからはとても可愛い。だがそのシーンが本当に終盤だけしかないのが惜しかった。もっとデレ期があればいいのに

90点


この2人を同時攻略したルートを辿ると、キンバリーの手紙をスルーしてかなり気まずい状態のハズなのに、とすバッドエンドにさも何事もなかったかのようにキンバリーが出てくることが矛盾してるので、ここのセリフはもう少し書いてほしかった(変えてほしかった)






▼同じデータで1.5周目、宮本キンバリー
キンバリーの手紙をスルーせず追う。

変な女の子というより、不器用な女の子との恋愛ストーリーという感じ。授業中のキスを除けば、思った程変人じゃなかった。

妹である宮本ポテトのおせっかいがリアルで怖い。可愛い女の子も家では足も臭いしオナラもするだろうからね。とすと違ってシリアス要素はほとんどないコミカルなもの。

というより、変なら変で、それによってどんな人物になったか?どのような人生だったか?という言及がない。イジメられたエピソードとかありそうだけど、そういうのもないし。そもそも漢字が読み書きできない理由とかも意味不明だ

70点


攻略は本当に簡単で、ラーメン屋のたたみかけるはスルーしたにも関わらず好感度100でクリア。

このゲーム、3日ということもあってチョロインしかいない




▼2周目、黒岩葵
3日しかないプレー期間という設定を見事に再現したシナリオだった。なんと1日で4回も出会う。これにより、あら不思議。出会った直後なのに、なんかもう知り合って長いような錯覚に捉われる

シナリオは、貧乏で借金を背負った女の子、心に傷を負った女の子という定番モノだが、フリーゲームとはとても思えない重いシナリオで、葵が校長や汚いオッサンに売春をしている。

セックス、セックスフレンド、処女、童貞、など、ワードとしてもとても全年齢ゲームとは思えない生々しさ。

下着を覗く主人公を見て恋人ごっこから一瞬で冷める葵がリアルで怖かったが、そこから全てを受け入れる主人公がイケメンすぎる。

前の2人はヒロインが主人公を好きになる理由、主人公がヒロインを好きになる理由が急展開だらけでサッパリだったが、葵シナリオはそこに違和感が無いから凄い。何をいってもたった3日なのに


最後のどんでん返しで、実は葵が処女だった、主人公とのキスがファストキスだったってのは英断。葵がバイトで多忙にしているシーンが伏線になってるし、ラストはやはりハッピーエンドのほうがいい

ただし葵が余りに惚れっぽい気がした。助けないと番長に告白しちゃうし…あの後どうなったのかね2人は

学校に忍び込むシーンからの選択肢でその後のバッドエンドまでの展開が変わるのも芸が細かかった

95点


ここまでの3つのシナリオ、全て王道で、どこが変人ゲー?と疑問。特に葵は極めて真っ当な少女だし






▼3周目、田ノ中蘭蘭
シナリオ、短ッッ!!それに中身がなさすぎ。ただ惚れっぽくって嫉妬深いヒロインに主人公がアタックされるだけ。

前回プレーの葵が重くて、結構長い話だったんでとにかく薄さが目立った。ヒロインからたたみかけてくるのだけは、面白い演出だった

攻略も一番簡単で、作者サイトにも蘭蘭の攻略だけ載ってないくらい。ただいきなりラーメン屋に行くと、蘭蘭ではなくキンバリーのルートに入ってしまうみたい

とすの好感度を上げながらプレーしたが、選択肢を試してたら好感度が低い状態だったんで、番長との決闘の後のたたみかけで好感度が足らず、バッドエンドルートに入ってしまった。

だが蘭蘭の好感度が高くフラグも立ってるので、そっちに以降…さっきまでとすに甘い言葉をかけてたのに、突如掌返して他の女性を口説き始める主人公

人としていいのか

でも優柔不断な主人公ってのがテーマなんで我ながらシナリオにマッチしたプレイングだった。逆に蘭蘭一本でやると主人公がいうほど失態を晒してないから違和感あるかも

しかし寧ろ、実際には蘭蘭のほうが優柔不断に見える。他のシナリオでは嫉妬どころかヒロインとの仲を応援までしてたし、とても一目ぼれしてたようには見えない

バッドエンドでは姉が出てくるが…慰めもお前が言うな感があった

65点





▼4周目、犬飼よしこまちこ
これも攻略は非常に簡単で、ファミレスで店員に怒るだけ。最後のたたみかけは傷つけない上で褒めないと好感度が上がらないので、そこだけ分かりにくい。

意外なことに見た目がロリのキャラなのにコメディではないシリアスなストーリー。幼い容姿が最大のコンプレックスであること、だが29、卒業時は31という年齢なので結婚を要求してくること、大人なので理由がないと納得できないことなどは妙にリアルだった

シナリオに入ってからは序盤の凶暴さは完全に鳴りを潜め、終始しおらしかったのも意外(とすとちょっと被ってるが、稽古のときは侍になるとすと違ってこちらは終始大人しい)。

これといった展開はないがその意外性で面白かった。明日まで待てないといわれたのも、3日でケリをつけるというコンセプトに則っていた

結局このネーミングの由来はなんだ?田中優美清春香菜をパクったのかな?

番長もビビルほどの喧嘩の強さも、なんだったんだ?

70点




▼5週目、笹原瑠
Hなシーンが結構あるゲームだが、ヒロイン自体が性欲の塊のビッチなのが面白かった。見た目が堅物っぽい委員長。だが実際にはただの雑用係の地味な女。だが更に実際には性的にオープンで一番派手で、しかも金持ちという3段構え。

よしこまちこのフラグを立てていると、イヤリングを探すシーンでスルーしたとき、しおらしさの完全に消えたよしこまちこにフルボッコにされてしまうのが何とも…。全く同じシーンの流れだけどよしこまちこ編ではシリアス、瑠編ではギャグになるんだな…

だがシナリオは起承転結の転で終わってしまった感じ。最後もまさか同居して、そこで終わりだとは。黒人メイドもこれといった活躍なしだし…

70点




▼総評すると葵編、とす編がとびぬけてて、次によしこまちこ、キンバリー、瑠、蘭蘭と来る感じ

ヒロインはとすと葵が好きだが全員キャラが立ってて面白かった



間違いなく配信から12年後にプレーしても良作でした




流石プロだけあって絵も全然古臭くないし(寧ろ今の絵が劣化してる)今からでもプレーしても面白い、おすすめの良作です



ただ、余り変人ゲー方向で売らないほうがよかったね。


そのせいで、私のようにただのバカゲーだと思ってスルーしたユーザーも多いだろうし、実際、変人って程でもないヒロインもいるし。

何よりシナリオがどれも王道恋愛モノとしてクオリティ高いからね


ヒロイン全員が〇〇なギャルゲーって方向性は悪くないけど、ヒロイン全員がヤンデレってコンセプトのヤマヤミもヤンデレに興味がない人はやらないように、この宣伝じゃ、変人系に興味がない人は学園フラットをやらないからね





▼ところでこのたたみかけシステム、作者のエロゲーでも使われてて笑った。

実際1度だけにするには、余りに惜しい。葵編の急激な好感度の上下とか、攻略できるかドキドキしたしね


でもシナリオ上の態度と数値が同じなのは芸がなかったな。

見た目は不貞腐れてるけど好感度は爆上げしている、とかギャップ演出もあればよりよかったかと。


たとえば、葵はずっと主人公が好きなのに無理して悪態ついてる設定だから、態度は悪いけど好感度は高い、なんて演出だと面白かった


格闘技有段者の私が、ネットでありがちな格闘家とDQN(不良、ヤンキー)はどっちが喧嘩が強いかという議論の答えを出してみる

ネットでありがちな格闘家とDQN(不良、ヤンキー)はどっちが喧嘩が強いかという議論だが、結論からいうとまず間違いなく格闘家のほうが強い。


何故かというと、元ヤンの格闘家で成功した人間が数多くいるように、格闘家の多くがヤンキー上がりだから





そして漫画などでは「格闘家」と「ヤンキー」を区別するために、格闘家を喧嘩なんて全くしない「真面目な好青年」に描くことが多いが、実際には暴力性のある人間が多いから。


暴力性の開放のためにリングに立っている者も少なくない。



フィクションに捉われず、リアル格闘家を思い浮かべて欲しい。「とても喧嘩なんてしそうにない」といえる格闘家がどれだけいるだろうか?




普段暴力性がルールに縛られている格闘家が、ノールールの喧嘩をする。


それは驚異である









私は高校時代剣道をやっていた。教えてくれたのは4段の早稲田卒のインテリ剣道家の教師、他数名だった


そこでは礼儀作法、上下関係なども学んだ。格闘家は皆礼儀正しいのだという刷り込みがあった



卒業し、次は体一つで出来る格闘技がいいと思い、メジャーな空手を選んだ。ボクシングと迷ったが足技が使えることに魅力を感じた(だがボクシングのほうが好きだ。本当に余談だが)




そこでビックリしたのは、教える人間を筆頭に生徒がDQNばかり(ただし元ヤンが主)であること


刷り込みとは真逆であった


つまり彼等は喧嘩術にプラスして格闘技まで使えるわけだ、ただのDQNより強いに決まっている



ヤクザの多くは格闘技を覚えたがる。ただでさえ警察から目をつけられてるのに、凶器を携帯してしまうと豚箱行きになるからだ

これは松岡圭祐の「探偵の探偵」でもあった描写だが、事実だろう





ただ、見るからにオラついている元ヤンに、強い人は余りいなかった。少なくとも、その道場では。




竹原のようにヤンキー上がりで成功した格闘家は確かにいるが、それでも本当に一握りではないか




ではケンカをしたことがない格闘家のケンカ(ケンカルール)の強さはどうか?


高校時代、学年にイキがっているタチの悪い不良がいたが、彼は剣道部の部長にシメられた。


部長は生徒会長でもあった


彼が不良をボコボコにするところを見ていたが、体格も運動能力も違い過ぎて不良はまるで歯が立たなかった。


今思えばとんでもない話だが、何故か部長は一切のお咎めなしだった。不良が相当学校の嫌われ者だったのだろう


部長にそのことについて聞いたら「クチだけのザコだった」、という答えだった




漫画メジャーでも吾郎くんがヤンキーをボコボコにしていた(吾郎くんは格闘家ではなくアスリートだが、体育会系というカテゴリでは同じ)
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ヤンキーマンガ衰退の理由に、ヤンキーが実は喧嘩が弱いというのがネットやテレビの普及でバレた、というのがある



先日も亀田がケンカ無敗のホストと戦っていたが、ホストは亀田にまるで歯が立たずに完敗していた




亀田はいうまでもなく、ヤンキーなどではない生粋の格闘家である(ただしヤンキーより遥かにタチの悪いDQNだった。今でこそイメージアップ作戦の影響でいい人扱いされているが)






あれでイキがってるホストもケンカが弱いことがバレてしまった。



では格闘技を修めたDQNはどうかというと、恐らく相当強い人間がいるだろう。ヤクザや半グレにもいる。


ガバガバだけど、そんなまとめ





2017年07月20日

おまわりさん こいつです。 レビュー感想 オチにもう一工夫欲しい

選択肢3つ選んで終了

行く先々で変態が出てくるが見た目がいかにも変態な変態なんでいまいちギャップがなかった



特に女装癖の色原はもう見たままだし




最後弟と出会って、実は主人公も変態だったというオチで終了


ちょっとオチが弱すぎるかな



主人公が晶、弟が遥なので、実は性別が逆ってのを予想したが全くそんなこともないし、拍子抜け


実は兄と妹だった、なんてオチならもっと面白かったんじゃないでしょうか


名前も伏線になるしね



40点、凡作です


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