カワカミプリンセス同様、キャラクターに反したシリアスなストーリー。
まず最大のテーマである、「魔法」
スイーピーの魔法とは、具体的になにか?
彼女は完全に無から有を生み出すファンタジーを期待していたが、
「レースの魔法」はスイーピーの走りにより、人、ウマ娘が持つ莫大なエネルギーを爆発させ、レースの固定観念を覆し、社会現象を起こす事にあった。
…これ自体は予想通りだが、その爆発という回答までの引き算が非常によかった。
目まぐるしいストーリー展開だ。答えがわかってても、面白い。
スイーピーが徹頭徹尾魔法を信じていたし、才能に溢れた実力者だからこそ、本当にそのような魔法が使えたのも良い。凡人ではなく、本物の天才。だからこそ、ストーリーが滑稽にならない。
「魔法なんてないんだって、最初からわかってたわよ!」……という悲しいストーリーも少し想像したが、いい意味で予想が外れた。その意味でも、本当に純粋な少女。
自分のためではなく誰かのため、友達のために頑張る…
プリンセスの育成ストーリーでもその空気は感じていたが、
いざスイーピーサイドでそれを体感すると、まるで感覚は違った。
彼女はワガママどころか、余りにも愚直で素直なウマ娘だわ。
勝手にトレーナーを解雇しようとしたエアグルーヴにブチギレるシーンはトレーナーへの信頼も感じさせるし、「あの使い魔じゃないと駄目なのー!」というスイーピーのワガママが、いい方向に発揮されたね。やはり彼女は、素直すぎる。
▼そもそもティアラ路線の子たちが三冠路線の子に劣るというレッテルも
自分が貼られたわけではなく、仲間を侮辱されたことによる怒りからきているしね。
完全に勇者ルートで、ゼンノロブロイがスイーピーの中に英雄性を見出すのも頷ける話。
競馬という、100年以上も系譜が続く壮大なブラッドスポーツを感じさせるエンディングも良かった。
メジロによくあるエンディングだが、スイーピーのようなキャラクターでやられると、インパクトはより強い。最初は想像もしなかった展開。
メインストーリー2部の前日譚ともいえるので、「あの先輩の若い頃」という面白さもあった。
…でもスイーピーは、これからどうなるのだろうね。
「大人と子供」が強調されたストーリーだったが、
彼女もいつかは気づくだろう。自分が期待する魔法なんて、存在しないんだって。
そのとき一体、どうなるのだろう…
…だから…
彼女のお祖母さんにも頼まれたし…
やっぱり大人になるまでは、俺が傍にいてあげなきゃな、……って……
▼無料ガチャでフラワーSSRを入手。
ついでにジョーダンSRスピードも、2枚引けた(なぜかスマホが落ち、スクショは撮れず。こんなの初めて)。
次のチャンミDIRTで使えるかもしれないが、いまは理事長が欲しい。
まずは友人サポカを使わないと、新シナリオでの育成が掴めないからね(友人なしの育成も、友人ありを知らないと理解できないでしょ。有るからこそ、無いが分かる)。
新シナリオはまだ4回しかやってないが、やはり不明瞭。
UF1が限界だ。時間も掛かり過ぎる。
これまでは少しプレイしただけでも予感した「〇〇ランクはいけそう」以上の評価を上げてきたが、
今回に限っては……ゲーム始まって以来のデフレシナリオかもしれないね。そのくらい感触が無い。
演出も鬱陶しくて、どうにもリズムを狂わされる。
題材である料理も、なんか不味そうでやる気が出ない。
山盛りのニンニクラーメンとか、ただ汚いだけでしょ。
上品キャラでも食べ物の匂いを嗅ぐのも、なんか嫌。
ファインモーションはニンニクの臭いを気にしてたし、女の子があんなものを好んで食うのも違和感あるし…
トレーナーとウマ娘のラブシーンやシリアスシーンでも、実はニンニク臭がプンプンしてたとか……なんか嫌だしなあ……
…というわけで、やだやだ〜!状態…
…多分UAFに戻りますわ。
▼「『ウマ娘 プリティーダービー』WINNING LIVE 19」発売。
今回も優良キャラソンが揃ってる。
気に入ったのは、「私が主役じゃダメですか?」だね
でもこの曲……
…聴いた瞬間わかるくらい、「可愛くてごめん」のパクリじゃねーか!
…まあ、テンプレートなメロディラインだけどね(一部分のみ、歌詞の世界観も似てる)。
しかし1曲だけ、なぜ恋愛ソング?
ダンツフレームシナリオが恋愛系なのか、単にレースやライバルとの関係を恋愛に見立ててるだけ、…か?
ファインモーションの「恋する世界」以来かな、ここまでの直球は。
これは期待。
ダンツフレームはおっぱいも大きいしな。
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