温泉旅と音楽いろいろ

箱根神社のある元箱根は、江戸幕府が関所の
近辺の宿場町を箱根とすると決めたことから
元々あった箱根を指す地名として付けられた
ものです。

＜箱根関所＞

箱根は、京から東国へ向かう際には必ず通る
場所であり、地形も狭隘であったことから、
関として昔から重要視されていました。
鎌倉時代には幕府を守る際の要所とみなされ
室町時代になると関所が設けられ関銭を徴収
していたとの記録が残されています。
江戸時代になると、東海道は京と江戸を結ぶ
主要街道で人々の往来が多かったことから、
箱根の関所は、幕府を防衛する上での要地と
位置づけられます。


「入鉄炮出女(いりてっぽうとでおんな)」と
いう言葉がありますが、箱根では「出女」を
担当しており、「入鉄炮」は浜名湖の西岸の
新居の関所が担当していました。
※新居(あらい)関所は通称で、正式な名称は
　今切(いまぎれ)関所といいます。
　
「入鉄炮出女」は関所の取締を表わすもので
鉄炮を持ち込まさず江戸の治安を護ることと
参勤交代制度で江戸に置かれた大名の正室が
領国に戻ることを防止するというものです。


＜元箱根温泉：箱根ホテル＞
箱根の関所を抜けて、宿場町に入るとすぐに
富士屋ホテルチェーン系列「箱根ホテル」が
あります。芦ノ湖に面しているレイクビュー
ホテルです。
　
　

こちらのホテルには箱根十七湯の一つである
芦ノ湖温泉(元箱根温泉)が引湯されています。
泉質は単純硫黄泉で、源泉温度は78.1℃です。
無色透明なのですが、硫化水素臭がするので
温泉に入ったと強く感じることができます。
浴室は「大観の湯」「芦ノ湖の湯」の２つで
男女入れ替え制ですが、「大観の湯」の方が
掛け流しなので温泉臭が若干強いです。



「芦ノ湖の湯」は、2015年7月に新設された
半露天風呂と内風呂がある浴室で、両方に
温泉が注がれています。
半露天風呂に入ると、芦ノ湖や箱根外輪山、
天気が良いと富士山も見ることができます。



「大観の湯」は、丸い天井を持つ露天風呂と
ジャグジー付の内風呂がありますが、温泉は
露天風呂の方だけです。
眺望としては、天井が開いている露天風呂は
空を眺めることができますが、雨天の時には
雨水の打たせ湯になってしまいます。
ちなみに、かつて大浴場が「大観の湯」しか
無い時は貸切風呂として使われていました。


宿泊すると朝食は洋食ブッフェになります。
シェフがオムレツを焼いてくれるのですが、
「かわいいオムレツ」ってオーダーすると
ワンちゃんやウサちゃんにしてくれます。

〜じゃらん〜

[箱根ホテル 富士屋ホテルレイクビューアネックス]の宿泊プランは、こちらをどうぞ！

箱根神社(本宮)については、[箱根神社と温泉旅（１）]を、ご覧ください。
箱根神社(元宮)と九頭龍神社については、「箱根神社と温泉旅（２）」を、どうぞ。


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箱根神社には摂社として元宮(もとつみや)と
九頭龍神社があります。


元宮は箱根神社の神体山である神山の手前に
位置する駒ヶ岳の山頂に祀られ、箱根神社の
奥宮となっています。
九頭龍神社は、箱根神社から湖尻へと向かう
途中の芦ノ湖湖心近くにある箱根樹木園内に
本宮が祀られています。平成11年(1999年)に
なって新宮が箱根神社境内に建立されました。

＜箱根神社元宮＞

今から2400年程前の孝昭(こうしょう)天皇の
時代に聖占仙人(しょうせんしょうにん)が、
神山を遥拝できる駒ケ岳山頂に神仙宮を開き
祭祀したことが始まりです。現在の社殿は、
昭和39年に堤康次郎氏の寄進にて再建された
ものですが、古代祭祀遺跡が残されており、
今でも10月24日になると御神火祭が行なわれ
神山信仰が伝承されています。


元宮には、箱根神社と湖尻との中ほどにある
箱根園から駒ヶ岳ロープウェイに7分乗車し
到着する山頂駅から徒歩で参拝します。
ロープウェイがアクセス手段となりますので
事前に運行の有無や時間を確認ください。
また、社殿は神官がいる時だけ開きますので
神官がいらっしゃる日時を事前に箱根神社に
確認しておくといいと思います。

＜九頭龍神社(本宮)＞

神山の里宮として箱根権現を祀る箱根神社を
創建した万巻(まんがん)上人が、毒龍となり
人々を苦しめていた芦ノ湖の九頭龍を鎮めて
龍神として祀ったのが九頭龍神社です。


この神社は、縁結びに抜群の効果があるとし
毎月13日の「月次祭｣の祈祷はもちろんのこと
6月13日の「例祭」には全国から良縁を求める
数多の女性が集まり祈念しています。


九頭龍神社本宮に行くには、箱根園内にある
箱根プリンスホテル脇から一本道の遊歩道を
約30分歩きます。箱根樹木園と呼ばれていた
「箱根九頭龍の森」の中に鎮座しているため
入園料(500円)を払う必要があります。
ただし祭礼のある毎月13日の午前中に限って
無料とのことです。


九頭龍神社境内には弁財天社も祀られており
芦ノ湖の湖上には鳥居もあります。
ちなみに、湖からモーターボートを利用して
参拝することもできます。箱根園に問合せて
みてください。


「箱根九頭龍の森」の入口近くに、白龍神社
という社殿も鳥居も白色の神社があります。
また、船着き場も用意されているのですが、
毎月13日の遊覧船運行時のみ使われます。


箱根神社(本宮)については、[箱根神社と温泉旅（１）]を、ご覧ください。
箱根関所と元箱根温泉については、「箱根神社と温泉旅（３）」を、どうぞ。

＜蛸川温泉：ザ・プリンス箱根芦ノ湖＞

箱根園の処には蛸川温泉が湧出しています。
以前、箱根プリンスホテルという名称だった
「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」の温泉です。
泉質は、カルシウムナトリウム硫酸塩泉で
源泉温度は46.8℃になっています。
敷地内に「湖畔の湯」という温泉棟があり
芦ノ湖を目前に感じられる露天風呂に浸り
のんびりと寛ぐことができます。


2017年夏までは日帰入浴が可能でしたが、
近隣に「龍宮殿」という日帰入浴が可能な
入浴施設が新設されたため「湖畔の湯」は
宿泊者専用となりました。
ただし、「温泉＆ランチプラン」があるので、
お昼を食べると、日帰り入浴ができます。

〜じゃらん〜

[ザ・プリンス箱根芦ノ湖]の宿泊プランは、こちらをどうぞ！

＜日帰り温泉龍宮殿＞

「龍宮殿」には宿泊可能な別館があるので
ゆっくりと温泉を楽しむこともできます。
入浴棟となっている本館は、宇治平等院を
模して昭和13年に建造した浜名湖ホテルを
移築したという歴史的建築物です。

〜じゃらん〜

[芦ノ湖畔 蛸川温泉 龍宮殿]の宿泊プランは、こちらをどうぞ！


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箱根神社は、芦ノ湖湖岸の元箱根にあります。
元箱根というのは、江戸時代に箱根の関所が
できたときに関所近辺に造られた宿場町を
幕府が箱根と呼んだことに対し、箱根神社の
門前町として、元々暮らしていた住民たちが
自分たちの地域を指して名付けたものです。


東京方面から箱根を訪れる時に玄関口である
箱根湯本は、湯治場として栄えた処です。
それで、「湯本」と名付けられています。
箱根湯本から箱根神社のある元箱根まで
観光できるようルートが整備されています。
登山電車〜ケーブルカー〜ロープウェイ〜
芦ノ湖遊覧船で元箱根に辿り着けます。
※小田急発行の「箱根フリーパス」があり
　上記ルートで利用可能です。
　また小田急系のバスにも乗車できるので
　元箱根から箱根湯本まで移動可能です。


＜箱根神社＞
「関東総鎮守箱根大権現」として古代より
信仰されてきた神社です。

奈良時代になると、万巻(まんがん)上人が
それまでの箱根山の山岳信仰を束ねるため
入山して修行をした後、三所権現を感得し、
神託により箱根権現を祀る社殿を建立した
とのことです。
また、芦ノ湖に住む九頭龍を鎮め祀る社も
建立したといわれています。
その後、箱根路の旅人が道中安全を祈願し
源頼朝が篤く信仰したことから武士からの
崇敬もあり、信仰の聖地となります。
明治維新の神仏分離令により、箱根権現は
箱根神社と改称されます。
1964(昭和39)年には、駒ヶ岳山頂に元宮が
寄進により建立されています。
九頭龍神社は、箱根神社からは少し離れて
祀られているのですが、1999(平成11)年に
新宮が箱根神社境内に建立されました。



箱根神社で特に有名なのが、芦ノ湖に建つ
鳥居です。太平洋戦争後の講和条約締結に
よる日本独立を記念し、1952(昭和27)年に
建立されました。東京オリンピック開催の
昭和39年に御鎮座1200年を奉祝記念して、
吉田茂元首相の揮毫にて「平和」の扁額が
掲げられ、それ以来「平和の鳥居」として
親しまれるようになっています。


箱根神社本殿の右隣に九頭龍神社の新宮が
建立されており「龍神水」が湧いています。


弁天池の畔に「お休み処 権現からみ餅」と
いう名前のお店があります。

「あんこ・きなこ・ごま・のり・おろし」の
５種類のからみ餅が用意されています。


「俺のうどん(赤)」「俺のつけめん(赤)」と
いった辛みの効いた食事系もありますが、
「九頭龍ぜんざい」が特におすすめです。
お椀に入ったおしるこ風ではなく、平皿に、
白玉が２つ乗っかっている粒入りの小豆餡と
みかん２切れにアイスクリームが付きます。
アイスは、バニラか抹茶を選べます。





箱根神社(元宮)と九頭龍神社、蛸川温泉については、「箱根神社と温泉旅（２）」を、
箱根関所と元箱根温泉については、[箱根神社と温泉旅（３）]を、ご覧ください。


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ＮＨＫの朝ドラ「ひよっこ」の第13週は
「ビートルズがやってくる」でした。
昭和41(1966)年6月に来日したビートルズの
武道館公演チケットをめぐってのお話が
約2週間にわたって放送されました。

有村架純さんが演じる主人公みね子のおじ
宗男(峯田和伸さんが演じています)の
ビートルズ愛が語られていました。

ビートルズ武道館公演のコンサートは
レコード化などされてはいないのですが、
ビートルズ来日のドキュメンタリー的な
記録映像は今まで何回か映画になったり
ＤＶＤ化されています。
最近では、2016年秋に公開された映画
「EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years」に
収められています。

この映画は、サブタイトルにあるように
ビートルズのコンサートツアーを中心に
映像化した作品です。
ビートルズのライブ活動を映像とともに
順に追って、ビートルズサウンドの変遷と
ツアー活動をやめてしまういきさつが
語られているものです。
収録されている映像には、日本公演も
含まれており、また、グループ最後の
アップル屋上での演奏もあります。

既に DVD or Blu-ray 化されています。

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years DVD コレクターズ・エディション(初回限定生産 新品価格 ￥8,554から (2017/7/7 12:00時点)

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years Blu-ray コレクターズ・エディション(初回限定生産) 新品価格 ￥7,828から (2017/7/7 12:00時点)

本編映像は、日本版として日本向けの
編集が行なわれており、来日時の映像が
インターナショナル版よりも2分程長く
収録されています。
ちなみに、武道館での演奏も少しですが
確認することができます。

コレクターズ・エディションの方には
日本版だけでなく、別ディスクとして
インターナショナル版が含まれます。
来日の部分は短くなっているのですが、
日本版には未収録のコメントが入っており
その点がコレクターズ・エディションの
特典みたいな感じです。

あと、コレクターズ・エディションには
オリジナルＴシャツが付いてきます。
DVDはグレー色で、Blu-rayは黒色と異なり
デザインも違っています。



そして、コレクターズ・エディションと
スペシャル・エディションは、本編以外に
特典ディスクが用意されています。
映像特典は、次の5種です。

1.WORDS & MUSIC
　PART1 Magical Beginnings
　PART2 Lennon-McCartney
　PART3 Lennon-McCartney Covers
　PART4 George Harrison
　PART5 Lead, Rhythm, Bass & Drums
　PART6 "Not Just A Rock Band..."
2.EARLY CLUES TO A NEW DIRECTION
　PART1 "a collective? ..."
　PART2 "the women always knew what was going on..."
　PART3 "a bit of a laugh..."
　PART4 "a musical movement? ..."
3.THE BEATLES LIVE 1963 - 1965
　SHE LOVES YOU
　TWIST AND SHOUT
　CAN'T BUY ME LOVE
　YOU CAN'T DO THAT
　HELP!
4.A DEEPER DIVE
　LIVERPOOL
　THREE BEATLES' FANS
　RONNIE SPECTOR AND THE BEATLES
　SHOOTING "A HARD DAY'S NIGHT"
　THE BEATLES IN AUSTRALIA
　RECOLLECTIONS OF SHEA STADIUM
　SHIMPEI ASAI - EXTENDED INTERVIEW
5.AN ALTERNATIVE OPENING FOR THE FILE

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years DVD スペシャル・エディション 新品価格 ￥4,500から (2017/7/7 12:00時点)

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years Blu-ray スペシャル・エディション 新品価格 ￥6,340から (2017/7/7 12:00時点)

ビートルズの楽曲や演奏しているシーンを
もっとたくさん観てみたい、という方は
シングルを網羅したミュージック・ビデオ集
「ＴＨＥ　ＢＥＡＴＬＥＳ　１＋」があります。
⇒　ビートルズ〜ＴＨＥ　ＢＥＡＴＬＥＳ　１＋〜

ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル 新品価格 ￥1,960から (2017/7/7 12:00時点)

「EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years」と
同じタイミングで、ハリウッド・ボウルでの
ライブ盤CDがリリースされています。
これは、1977年に発売された、日本タイトル
「ザ・ビートルズ・スーパー・ライブ！」の
リミックス リマスター盤で、ボーナス曲が
4曲追加されたCDです。



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＜札幌市時計台＞
札幌の名所といえば、時計台ははずせません。
時計台というのは通称で、正式名称としては
「旧札幌農学校演武場」といいます。
1878年(明治11年)に、札幌農学校の敷地内に
武芸練習場(屋内体育館)として作られました。
当初から鐘楼はあり、綱を引いて鐘を鳴らす
仕組みでしたが、時報の正確性を期すために
1881年に塔部分を新築した上で時計を設置し
運転を始めました。
札幌農学校が、現在の北海道大学の所在地に
移転した際、札幌区(現在の札幌市)が買収し
場所も現在地に移し、現在に至ります。


＜大通公園＞
時計台から南に、札幌市役所の横を100mほど
歩いていくと、大通公園に着きます。

大通公園は、最初は防火を目的に設けられた
約100m幅の緑地帯でしたが、その後、花壇や
芝生、噴水が設置され整備されていきます。
1957年(昭和32年)には、さっぽろテレビ塔が
完成し、大通公園のシンボルとなります。
電光時計は1961年に取り付けらました。
毎年2月上旬開催の「さっぽろ雪まつり」で
大小さまざまの雪像が立ち並んでいるのは、
この大通公園です。

大通公園から500mほど南に進んでいくと
「すすきの」があります。
ここは、東京以北、北日本最大の歓楽街で
札幌に来たら一度は訪れたいエリアです。
飲み屋がいっぱいあるのはもちろんですが
札幌ラーメンの有名店もたくさんあります。
「純連」「ラーメン空」「えびそば一幻」
「麺屋雪風」「一徹」「すずらん」など
数え上げたら、キリがありません。

さっぽろ純連４食詰合メンマ付き

札幌らーめん　そら

えびそば　一幻　えびみそ2食入

北海道ラーメンセット(純連　みそ・純連　醤油・山頭火　しお・白樺山荘　味噌・てつや　豚骨正油・てつや　豚骨みそ・蜂屋　醤油・麺や一文字　塩)北海道名店の味９食詰合

そして、ファッションビル「ノルベサ」の
屋上には、なぜか「nORIA(ノリア)」という
観覧車があります。


＜狸の湯 ドーミーイン札幌ＡＮＮＥＸ＞
すすきのアーケード街「狸小路商店街」に
「ドーミーイン札幌ＡＮＮＥＸ」という
ビジネスホテルがあります。
地下鉄南北線大通駅から徒歩で10分程です。
「狸の湯」とありますが、残念ながら温泉では
ありません。
いちおう大浴場があり、サウナに壺風呂と
空を眺める露天風呂があります。



ただ、ここは系列のビジネスホテルである
「ドーミーインＰＲＥＭＩＵＭ札幌」の
大浴場にも入ることができます。
こちらも温泉ではありませんが、炭酸泉が
用意され、つぼ湯や露天風呂などあります。



「ドーミーイン」といえばこれ！といえる
無料の「夜鳴きそば」もあるのですが、
「ドーミーイン札幌ＡＮＮＥＸ」ではなく
「ドーミーインＰＲＥＭＩＵＭ札幌」1階の
レストラン「北の台所」で食べられます。
札幌だから味噌ラーメンということはなく
全国どこでも同じの醤油ラーメンです。



「ドーミーイン札幌ＡＮＮＥＸ」と「ドーミーインＰＲＥＭＩＵＭ札幌」は
アーケードの「狸小路商店街」をはさんで向い合せなので
移動はいわゆる0分という距離です。

〜じゃらん〜


[ドーミーイン札幌ＡＮＮＥＸ]の宿泊プランは、こちらをどうぞ！


[ドーミーインＰＲＥＭＩＵＭ札幌]の宿泊プランは、こちらをどうぞ！

赤レンガ(旧北海道庁)については、[札幌への温泉旅（１）]を、ご覧ください。


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