温泉旅と音楽いろいろ

フジテレビにて、10/14深夜（10/15未明）から3日間にわたって
[THE ROCK MOVIES]という特集番組が放送されます。
“伝説のロック映画を字幕で3夜連続放送！”ということのようです。

10月14日(日)25:35〜28:00 ザ・ビートルズ「マジカル・ミステリー・ツアー」
10月15日(月)26:05〜28:00 ボブ・ディラン「ドント・ルック・バック」
10月16日(火)26:15〜28:00 ローリング・ストーンズ「ギミー・シェルター」

ちょうど、the Beatles 『Magical Mystery Tour (マジカル・ミステリー・ツアー)』の
リマスターDVD＆初Blu-ray化に合わせた番組放映ではないかと思われます。
これは1967年のイギリスBBC製作のテレビ映画なのですが、Paul McCartney が
世界で初めて作ったミュージッククリップ集といえる作品です。

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★「マジカル・ミステリー・ツアー」のDVD・Blu-rayやサウンドトラックCDについては
　[音泉日記〜音楽と温泉〜]もチェックしてみてください。


Bob Dylan 『Dont Look Back (ドント・ルック・バック)』は、フォークからロックへの
転換期の英国ツアーの模様をメインとしたドキュメンタリーフィルムで、
プロモーションビデオのはしりとされ、様々なアーティストに、多大な影響を与えており
その後の音楽シーンのスタイルを形作った作品と評価されています。
ちなみに、原題の「Dont Look Back」の「Don't」にアポストロフィがないのは、
監督のペネベイカーの“なるべく簡単な言葉にしようとした”という意向から。

ドント・ルック・バック [DVD] 新品価格 ￥7,960から (2012/10/14 00:00時点)

The Rolling Stones 『Gimmie Shelter (ギミー・シェルター)』は、
1969年全米ツアー、ニューヨークからカリフォルニアまでの10日間を追った、
全盛期のストーンズが描かれているドキュメンタリー・ライブムービーです。
ツアー最終日のオルタモント・スピードウェイでのフリーコンサートの
後に『オルタモントの悲劇』といわれることになるシーンも含まれています。
10/22スタートの木村拓哉主演(共演：中井貴一・香里奈・藤木直人・藤ヶ谷太輔etc)の
フジテレビ月９ドラマ[PRICELE$S]の主題歌となった
[Jumpin' Jack Flash (ジャンピン・ジャック・フラッシュ)]が聴けます。

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★「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」のCDについては、　[音泉日記〜音楽と温泉〜]へ。

秋の夜長は、伝説といわれる映像の世界に浸りましょう！


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the Beatlesが1967年に製作したテレビ映画
『Magical Mystery Tour (マジカル・ミステリー・ツアー)』の
Blu-ray と DVD が、リマスターされ発売されました。
初回生産限定デラックス・エディションというのも発売されており
Blu-ray と DVD それに 7インチEP もセットになっています。
7インチEP はサウンドトラックになりますが、Blu-ray と DVD は映像作品です。
インタビューやメイキング、それに削除された部分も収録された
特典映像がつく形となっています。

the Beatles は、この10月5日がレコードデビュー50周年にあたり、
それを記念する一連のプロモーションとして
6/6に『Yellow Submarine (イエロー・サブマリン)』の Blu-ray と DVD が発売され
10/10に『Magical Mystery Tour』も発売されることとなったようです。

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『Magical Mystery Tour』という映像作品は、Paul McCartney のアイデアによる
『ビートルズの音楽に基づいた映画を作る』というコンセプトで作成されました。
観光バスに乗り込んで、予測できない「マジカル」な冒険旅行をするというもので
脚本とプロの映画監督無しという状況での撮影を行なったのですが
無秩序でとりとめのない作品として、1967年のX'masに公開されました。

公開当初は、「永遠に10年早い映画」など、いろいろと酷評されていました。
それに対し、Paul McCartney は、次のように語っています。
「これがよい映画だとは言わない。これは僕達の初めての試みだったんだ。
僕達が下手を打ったというのなら、確かにそうなんだろう。
（この映画は）挑戦で、うまくいかなかったんだ。次はもっとうまくやれると思う」
それに付け加え「君たちは万年筆がどんな役割を持っていると思う？　
字を書く物であると同時に、胸の飾りにもなるんだよ。僕たちはそういうことをやりたいんだ」
と、映像メディアの可能性を示しています。

その後、公開時から10年以上経った80年代になると、楽曲を紹介するためとして
プロモーション・ビデオというものが作られるようになります。
音楽に基づいた映像が製作されて、商品として販売されるようになっています。
それは、まるで『Magical Mystery Tour』と同じコンセプトといえます。


『Magical Mystery Tour』の中での使用曲やサウンドトラック盤については
[音泉日記〜音楽と温泉〜]を参照してください。

初回生産限定盤をAmazonで購入しようと思ったのですが
「在庫無し状態」で「入荷未定」ということでしたので
EMIのネットショッピングで予約購入することとしました。
EMIでは、定価販売で「￥19,800-」です。
しかし、最近Amazonをチェックしてみたところ、なんと
「￥14,526-」で販売していました。差額「￥5,274-」です。
完全初回生産限定なので、将来的にプレミアがつくかも・・・




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那須温泉の中に「高雄温泉」という温泉があります。
那須温泉神社の裏手に、かつて十石荘という温泉ホテルと
その奥に、火事で焼失されたという温泉旅館の跡地に
放置された形で残っている野湯がありました。
建物が存在していた場所は更地となっていて、そこに車を停めて
痕跡が残っている湯船（湯溜り）に入るといった感じでした。
那須温泉の特徴ともいえる乳白色の硫黄泉で、
建物が何もなく開放感が抜群で那須高原が見渡せるため
連日、多くの訪問者であふれかえっていました。

↓　かつての湯口と思われるところと、うたせ湯のようになっているところ　↓


＜高雄温泉：おおるり山荘＞
現在、ここは「おおるりグループ」が取得し
今は「那須高雄温泉おおるり山荘」として営業しています。
野湯となっていた処は、大露天風呂として整備されています。
野湯の頃に比べれば、塀が設けられたり、
視界に建物が入ったりするものの、
それでも開放感は感じられる造りではないでしょうか。
往時を偲びながら、ちょっとぬるめの湯船に、じっくりと・・・

＜高雄温泉：那須湯本十石＞
十石荘も、東日本大震災からの復興を果たし、
現在は「復興御宿 富双江葉大馬 那須湯本十石」となっています。

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DeAGOSTINI が販売していた「THE Classic COLLECTION」
というシリーズもののCD付雑誌を1〜13号まで購入していました。
あと「Winter Special」というのも手元にあります。
このシリーズは、180号まで続いていたようです。

クラシック音楽というと、オーケストラよりもロックグループが、
独自の解釈で演奏しているものを、よく聴きます。
Emerson Lake & Palmer の
[PICTURES AT AN EXHIBITION(展覧会の絵)]や
[Nut Rocker（原曲:くるみ割り人形）]など。
また、King Crimson の[The Devil's Triangle ]は
組曲「惑星」の中の「火星」をアレンジしたものです。
また、クラシカル・ロックも好きなもののひとつです。
ユーミン(松任谷由実)が、11/20に40周年記念として発表する
ベスト盤『日本の恋と、ユーミンと。』にスペシャルトラックとして
収録されるという Procol Harum の
[A Whiter Shade Of Pale]「青い影」とか。

それから、ロックというわけではないのですが
KRYZLER & KOMPANY もけっこう聴いてました。
葉加瀬太郎というバイオリニストがいるグループです。

では、コーヒーでも淹れながら・・・

Emerson Lake & Palmer の『展覧会の絵』 こちらには[Nut Rocker]も収録されています。

展覧会の絵 デラックス・エディション 新品価格 ￥3,184から (2012/10/11 22:00時点)

[The Devil's Triangle]は、King Crimson の『ポセイドンのめざめ』に収録されています。

ポセイドンのめざめ~40周年記念エディション(紙ジャケット仕様) 新品価格 ￥3,560から (2012/10/11 22:00時点)

Procol Harum の『青い影』は、こちらです。

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四万温泉のさらに奥に「湯の泉」という野天風呂の秘湯がありました。
国道353号線を北上していくと四万川ダムがあり、道路沿いに「こしきの湯」という温泉施設があります。
さらに進み、赤沢橋から先に続く国道353号線予定路の「湯の泉橋」という橋の川沿いにポツンと佇んでいました。
この温泉はダム建設に伴う地質調査の際に発見され、建設作業の方々がカラダを休める目的で湯船が造られたようです。
汲み上げ用のポンプ小屋と湯船だけで、脱衣所や仕切り等は一切ない開放感抜群の温泉でした。
川沿いにあるので、すぐそこに水がとてもきれいな渓流が音をたてて流れています。
川のせせらぎと木々が揺れて奏でる葉音の中で、自然を感じながら入ることができる温泉でした。


ダム建設中は、山道を辿っていくような、ワイルドな秘湯でしたが、ダムが完成して道路も整備された後は、実は気軽に訪れることが出来る秘湯になっていました。
そして、テレビとか雑誌といったメディアにも取り上げられるようになると、アクセスの良いことから
老若男女が頻繁に出向き、「こしきの湯」よりも混雑しているのでは、といった感じになったようです。
人が集まることで、いろいろと問題が起ったのでしょうか、
あるいは、管理されていない場所でのトラブルを未然に防ぐためでしょうか、
平成16年(2004)に湯が止められ、閉鎖ということになってしまいました。


現在では、湯舟も解体されてしまったとのことです。
自然との一体感を感じられる温泉が無くなってしまったことは非常に残念なことですが
近くにある「こしきの湯」で、目の前に広がる奥四万湖のゆったりとした風景に包まれながら
「湯の泉」と同じ泉質の湯を楽しむこととします。

＜四万温泉：こしきの湯＞
「こしきの湯」にはこじんまりとした内風呂しか無いので、露天風呂が欲しいところです。

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