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2014年10月10日
モンリュソンの見本市Foire
ちょうど1週間前、例によって市役所の短期アルバイト
今回はいつもと違って、Foire exposition de Montluçon(モンリュソン見本市)での仕事!
何かを販売するとかではなく、市役所のブースの受付係を7日間…。。。
一見楽そうに見えるこの仕事。
いや、確かに80%は暇だったんですが
残りの20%が厄介。
というのも、フランスは日本よりも政治色がはっきり表れるので、その影響が…。
モンリュソン市の市長さんは所謂「右」の人。
この「右」「左」という言い方はフランスでは良くします。
例えばフランス大統領のフランソワ・オランドは「左」。
【ちょっと寄り道して政治の話(というか基本)を少し】
政治への関心が高いフランスでは、右か左かという話題は結構デリケート。
仲良し同士で、どちらも同じ右、もしくは左なら良いのですが
別々となると、必然的に政治の話はタブー。
けんかになりますからねー(笑)
ま、けんかとまではいかなくても、お互い政治への考え方が違うので、
その話題は避けるのがベター。
【寄り道おわり】
で、当然市役所ブースですので、市長や市の運営に意見がある人や改善点、不服申し立てなど
さまざまな市民が来るわけです…。
そして中には、「右の市長」に不服な「左の市民」という構図もしかり。
ほとんどの時間は市議会議員もブースに一緒に居てくれるので安心なんですが、
議員となると顔も広く、気付いたらいなくなってた、なんてことも(笑)
そうなると一人で対応しなければなりません。
そのために、ノートが1冊用意されていて、意見や質問を書き込めるようになっています。
でもね、政治に熱くなってたり、ご近所問題だったりトラブルを抱えている人は
ものすごーい勢いで話してくるわけですよ。。。
ブースに居るってだけで、市役所に長年勤めている職員だと思われるので、
「あそこにできるって噂だったシネコンはどうなったの?」
「あの通りは今工事中だけど、迂回路が間違ってて結局通行止めで大変だったよ」
「新しく建設中の建物、すこし丘になっている場所にあるけど、前の駐車場の部分まではみ出すくらいの大きさ?」
「ロータリーにあるオブジェ、誰の作品?」
などなど…街に関することの質問盛り沢山。
ブースには説明もあるんですが、聞かれるのは現場に行ったことがなければわからないことばかり。
ぶっちゃけ、議員さんでも担当分野じゃなきゃわかんないでしょ!ってことも沢山。
(事実、話題によっては正直にわかんないって答えている人も。)
これで事前に研修とかがあれば話は別ですが、
1回事前にブースの片付けの仕方とかを教わって
「何か質問されたら、説明が全部ブースにあるから大丈夫」と言われ、以上。
新しく建設予定の建物に関しては場所の説明すらないのにー泣
でも、ブース自体はとっても綺麗、完成度も高し!!!
新しくペタンクのコート「ブロドローム」を建設中で、それを模した小型ペタンクコート
去年開館し、かなーり人気を博している「Mupop(ミュポップ)」の企画展示、
「フレンチ・ディスコ」にあるダンスフロアの再現
Mupop:Musée des musiques populaires:ポピュラー音楽博物館
ミラーボールやシャボン玉ができる機械も設置されていました!
わたしは子供が来るのを待ち構え、来た瞬間にシャボン玉を出すのが毎日の楽しみでした(笑)
(写真はモンリュソン市役所HPから拝借)
このブースを企画した人や一緒に働いた市役所の受付嬢たち、議員さんなど
素敵な人たちとの出会いが嬉しいお仕事でした!!
いつもの美術展示の仕事は基本孤独なので、こうやって人と一緒に働けることの大切さを痛感。
もっと積極的に人との出会いを探しに行こうと思います!!!
いつもご覧頂きまして有難うございます。
来週には美術展示の仕事も再会する予定!
そろそろ動き出さないとなー。。
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