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ますこ
1年間フランス・オルレアン大学語学留学 フランスに魅せられて2012年ワーキングホリデーにて再渡仏 その後フランス人パートナーとPACS そして2014年3月、Vie privée et familialeを取得。 2016年10月に結婚しました。 現在オーベルニュ地方在住、市役所関連機関にてCDDで働いてます。 ライティング業務はお休み中。 フランスでのリアルな生活やフランス旅行に役立つ情報 そして在宅ライティングに関することをご紹介します♪
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posted by fanblog

2017年07月17日

【前職の振り返り〜仏語編〜】必要に迫られるということは大切なこと





やっぱり私の場合、必要に迫られると本領を発揮できるようです。

フランス語の会話に関しては大して苦労はしないものの

リーディングとライティングはかなり悲惨で…

働き始めると当然のごとくメールでのやり取りが発生します。

メールはまだ良いとしても、レポートや報告書、提案書の作成なども業務に加わり

外部の人との打ち合わせがあったら必ず会議の議事録なんかも作成。



ぶっちゃけ、報告書とか提案書だって日本語でもそうサラッと作れるわけでもないのに

それをフランス語でやるとなるとハードル結構高かったです、自分的に。

そのうえ、書類を作成する上で必要な資料や情報も集めなければならないし

それらも当然のごとくフランス語。

まさかフランスの法律文書とかまで読みまくるとは思わなかった(たまに、ね)。


必死に、とはまさにこのことで、しっかり理解できるまで文章を読み込んだり

何度も何度も提出書類を直したり。

ネイティブである旦那には本当に多々助けてもらいましたが

結局同じ職場で働いていて彼にも彼の仕事があったので

ずーっと頼っている訳にもいかず、一人で何とかしなければならない機会が多かったのも

自分の成長につながったかな、と。

提出書類はすべて目を通してもらい添削や指摘等をしてもらってかなり迷惑をかけましたが…


もともと読書が嫌いな私、フランス語の文章を読む、書くという練習が極端に少なかったため

会話力との差があまりにもひどくてよくびっくりされるほどでした。

でも仕事で必要に迫られるようになり、

ある程度のレベルのものを提出することが「最低限」となったことで

今までの「文章は読むのも書くのも苦手」とか「あとでゆっくりやろう」的な思考は激減。

しかもそれが日常茶飯事になったことで結構文章力も読解力も上がったのではなかろうか。


仕事を辞めてからはめっきりフランス語で読む&書く機会が減ってしまったので

辞めた直後から何かしら継続するべきだった…と今更ながら後悔。

たった一週間でも「読む」「書く」の練習を怠ると一気に出来なくなってしまうので

これからは週に数回でも【継続する仏語学習】が必要だな。



仏語に関して言えば、電話対応も必要に迫られて慣れたものの一つ。

もともと人数の少ない職場のため、週に1日(もしくは半日)電話対応の担当が回ってきます。

電話を受けて要件を聞き、担当者に電話をつなぐ、もしくはメッセージをメモって折り返し用の番号を聞いておく、など普通の電話対応が一般的ですが

時々担当者不在で「超緊急の用事で…」のような要件が来ることもあり、

その時には担当者の携帯にメールする、もしくは番号を教えるなどの特別対応をとることも。

最初はその振り分けが難しい。

ただ単に早く返事が欲しいから「超緊急」と言う人もいるため

○○さんの場合や○○関連の会社からの超緊急の場合はメールOR電話する、

○○さんはいつも超緊急と言ってくるけどそうでもない、

など覚えておくことも結構ありました。


でもこの電話を受けるという業務は慣れてしまえば意外と大丈夫で

割と早くこなせるようになった記憶があります。


ちょっとハードルが高かったのは、自分から電話かけをする業務があったこと。

地元生産者リストを作成するという計画があり、その調査を担当した時。

一応リストらしいものはあるもののデータが古く信憑性に欠けるため

まずは電話で問い合わせをして、その後アンケートを送るという業務がありまして。

その電話での問い合わせもやったのですが

当然、相手は私がそんな調査をしてるなんて知る由もなく…

しかも普段から迷惑電話も多いからみなさん知らない人からの電話は警戒心マックス…

そのうえ私の働いている所の名前は全然知られていない…

そして担当がこの私。

日本でも自分から電話をかけるのがちょっと苦手なのに

ハードル高すぎる!!!と思っていましたが

物理的に不可能ではないし、必要に迫られると人間やってのけられちゃうもの。

意外にもしっかりと話を聞いてくれる人の方が多くてびっくりしたほどでした。


この経験のお陰で、今では電話を受けるのもかけるのも精神的にラクチンになりました。

あんだけ電話かけるの嫌がってた私なのに…慣れるって大切。



そして私の場合「どうしても自分が今すぐやらなければならないこと」が目の前にあると

今までできなかったことができることに変換されるケースが多々あるということもわかりました。


つまりは普段自分に甘えている部分が多いのだろうな、と。


時間がある今、自分に甘えまくってだらけているのが現状ですが

自分で自分を追い込む方法を何か見つけないとせっかくの仏語力もまた低下の一途を辿ってしまうことでしょう。


まずは仏語の「読む」「書く」の機会を無理やりにでも増やすことから始めようと思います。





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