こう社会の底辺で生きていると希望を持てないですよね。ギリギリで生きているから。大手の企業でも無いし、お給料は高くないし。それでも働くとは、お金を得るとは大変な思いをしないと得れないようです。一部のホワイトな企業ならば、そんな事感じないとは思うけど。
日本はこの数十年間。豊かな国であり続けた。その富のために堕落する事は無かった。大志を抱き、勤勉に働き、倹約に努める国であった。しかし、この数年はどうだろう。刹那的に生きる事を推奨する社会が作られてしまったように思える。この道の先に待っているのは衰退のみだと感じる。例えば、凡人に浪費を憧れさせるようなネットの動画や写真。騙されてしまう人間も多いように思う。しかし、ネットが悪とは言えない。むしろ必要な情報を素早くキャッチする事が出来るから。それでも私は凡人が刹那的な生き方を憧れるような社会はまずいと思う。
優秀な人間が考えて、それを食い物にしている。その状況に凡人は気づいていない。もしかしたら、大志や勤勉は時代に合わないのかもしれない。もっと楽をして稼ぐ事は可能かもしれない。その、かもしれないの可能性に賭けるには危険が多すぎる。自分の能力を把握して適切に使う事が今求められている。誰もが金銭的な不安や未来への不安を抱えて過ごしている。それでも、今の社会は不安を食い物にする人間が多いのが目につく。働くってダサいかもしれない。ライフワークバランスは企業が提供しないといけない。本当は自分で考えて仕事をするべきだと思う。
思考が止まってしまった人間が多いようにも見えてしまう。
それでも人間には能力があり、出来ない事もある。成功した人間と同じやり方をしたところで、同じような結果になるわけでもない。でも、ネットの世界やメディアの世界は、さも凡人でも成功できるような描き方で私たちに訴えてくる。それを見るのもバカらしくなってきた。もう一度。基本に返った思考を持つべきだと思う。これは正解かどうか分からない。それでも自分に合った方法は必ず存在する。他人を見すぎている現代人は、自分の事を正確に見る事が出来ていない。もっと言えば、自分の事を知らない方が多い。
目を覚まさないといけない。私は強く警鐘を鳴らす。
もっと自分を見ないといけないのです。自分のやり方があるから。そして、自分の能力を正しく見る事。少し冷静になったら分かる。私ってこんなもんだよなーって。