走る底辺男

フルマラソンの感覚を取り戻したいため、秋頃のフルマラソンにエントリーしようと計画している。その候補に「おかやまマラソン2022」があった。以前３回出場しており、私的には好印象な大会だし全国的にも人気は高い。つい最近、大会概要が決定したそうなので確認してみると、薄々分かっていたが「ワクチン・検査パッケージ制度」導入という愚策が参加資格に盛り込まれていた。

なぜか分かっていたかというと、ここの県知事は異常なほどのワクチン推進派であるからだ。昨年のいつかは忘れたが、この知事が「通常の生活に戻りたければワクチンを打って下さい！！！」と半ギレ状態で叫んでいるのをテレビで見たし、議会でのワクチンに対する懐疑的な意見もはぐらかし、質問した議員が首をかしげるほどだからだ。大会参加資格を決めるにあたって「県知事」の意向が取り入れられたのは間違いないだろう。

大会参加資格

大会２週間前までに「ワクチン・検査パッケージ制度」で定める所定回数の接種を終えることとある。しかも所定回数は接種状況を見て決めると書いてある。現在、政府は4回目の接種に向けて動き出そうとしている。２回接種している人が大半だと思うが、その人達の接種証明が認められないという可能性も大いにあるわけだ。

接種証明が認められない場合は、PCR検査、LAMP法等の核酸増幅法又は抗原定量検査(抗原定性検査は対象外)の陰性証明が必要となる。しかも検査の料金は自腹だ。大会出場料14000円＋検査費用を含めると2万ほど掛かることになる。

予防効果もない、人にも当然うつす。ただ重症化を防ぐだろうとされるワクチンに「ワクチン・検査パッケージ制度」って意味あるのか？本大会までに長い期間があるので、接種証明書は３回接種必須となる可能性大。そうなってしまえば、3回目接種、それ以外の方を分けて金銭的なメリットを片方にだけ生じさせる。これは「差別」「人権侵害」といってもよいだろう。

こんな状態で出場する気になるだろうか？１回目、２回接種で酷い副反応や後遺症があった人が３回目を打ってまで大会に出る気になるだろうか？差別され、バカ高い大会出場料＋検査費用自腹だよ?俺は出たくないね。まぁ、それでも出たい人はいるだろうがな。

過去出場したフルマラソンの大会の参加資格を見てみる

■津山賀茂郡フルマラソン全国大会
ワクチン接種証明(2回)だが、3回が望ましい。または陰性証明。できるだけワクチンを３回接種するように。

■鳥取マラソン
オンライン大会

■名古屋アドベンチャーマラソン(令和3年)
開会式なし、ウェーブスタート。ワクチン接種証明等の提出必要なし(差別なし)

出場資格に「陰性証明の提出」だけであればまぁ平等だ。だが、所定回数の接種者だけが参加費のみで出場可能という優遇措置を取り、その他は自腹で検査を受けさせるという大会制度は納得いかない。いつまでこのコロナ茶番が続くのか分らんが「差別」を行う大会は長い目で見ると不人気になる可能性はある。

こういった差別を行う大会は私的には出場するつもりはない。差別のない大会のみに出場しその地域に金を落としたい。本命大会である「そうじゃ吉備路マラソン」も「差別」が行われる大会になる可能性大である。