走る底辺男

勤務していた介護施設が閉鎖、無職期間4ヶ月目に入った。職を失っても他の介護施設に再就職すれば済む話だが、自分にはこの「介護職」ってのが合わないのでこの機会に異業種に転職しようと資格取得を目指している現状である。

元々スペックが低い人間だし年齢的にも再就職が困難な状態なので将来を考えると、とてつもない不安に狩られ酒浸りになってしまう日が度々ある。前職はほとんどストレスはない職場だったのでマラソンに集中することができ練習にも身が入った。

ところが現在のような「安定した収入」を得られなくなった生活環境となってしまうと、生活のリズムが大幅に狂ってくる。練習以外はカロリーをほとんど消費しないので体重が増える、精神不安定(不摂生)による体調の悪さ、さらに加齢によるパフォーマンス低下で思うような練習ができなくなった。

よく考えると今年2月末のレースもその影響が出ていたのかもしれん。薄々、職場も近いうちに閉鎖されると分かっていたから生活が安定している今のうちに自己ベストを出しておきたいと毎週35km走を行うという無謀を重ねた結果、疲労をため込んでしまい自己ワーストに近い記録を出してしまった。

その影響で不調に陥り、職場も失い、精神不安定となり。。。

同じ練習メニューをこなすにしても「よし、やるぞ！」と気合が入った状態なのか、「惰性」「不安」を抱えながらでは効果も違ってくるのではないかと思う。そういった意味では今は最悪な状態、11月のレースに向けて練習はしているが、完走かサブ4死守くらいのパフォーマンスしか出せない気がする。

今シーズンの大本命レースである「そうじゃ吉備路マラソン(2019/2月)」はエントリーしても意味がない気がしてきた。

まずは自分の生活環境を安定させることが先、その上でマラソンという趣味があるのではないのか？