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2018年05月20日

気合の入らない7シーズン目。

相変わらず一日おきに走る日々が続いている。いまだに目に見えた成果が表れないタバタ式トレーニングは週3回に減らして、残りの1日はジョグとレースペース走(3km)を行っている。2月末のレース後からの不調が続き、最近は疲労感、倦怠感のような症状があり一向にモチベーションが上がってこないのである。

自分は精神的にもろいのでレースで納得できる成果が上げられないと酷く落ち込むのだが、今回はあまりにも長引き過ぎている気がする。精神的な要因は大きいが肉体的な問題もあるのかもしれない。45歳になってから急に衰えを感じるようになった。

39歳でマラソンを始めた頃、容姿はまだ20台後半〜30台前半に見られるほどであったが、今はイチロー選手のように白髪が急激に増え、鼻毛までもちらほら白髪が目立つようになり、ホルモンのバランスが崩れたのか一日放っておくだけで目立つ耳毛が伸びてくる、慢性的な腰痛、爪には老化現象である縦線が現れ、肌はみずみずしさが無くなり乾燥している、尿のキレが悪くなる。鏡で自分のツラ、いや、スマホのインカメラで自分のツラを見ると老人にさえ見えてくるのでため息が出る。

環境面。勤めている介護施設は閉鎖の危機にあり、来月無職になってしまうのではないか?そんな不安が昨年から続いている状態、若ければそんな不安はないだろう。介護以外、何のスキルもない中年だが、もう介護職はうんざりで2度とやりたくない。他業種でこんな中年を雇ってくれる所はあるのか?無職になる恐怖は想像以上だ。

今シーズンと同じようなどん底のシーズンがあった。それは4シーズン目、2月末のレースで自己ワーストを出してマラソン自体止めてしまおうかと思うほど落ち込んだ。その原因は「オーバーワーク」である。一日おきに200mの坂ダッシュ10本や往復8kmの峠をタイムトライアル、週末は速いペースで長距離走をこなした。その結果、疲労が蓄積してレースでは散々な結果に終わった。落ち込んだ気持ちを回復できたのは一冊の「ランニング本」であった。

初フル挑戦! サブスリー挑戦! マラソンは「骨格」で走りなさい (SB新書)
この本の走法、そして鼻呼吸限界でトレーニングする「細胞分裂走」は画期的ですぐに実行してみようと思い立った。鼻呼吸で走れる距離とタイムが目に見えて伸びていったので辛い練習も耐えることができ自信を回復、11月のレースでは自己記録更新、さらに3ヶ月後のレースでも記録更新。ワースト記録から一転、記録更新連発のシーズンとなった。

孤独に走る自分を助けてくれるのは「ランニング本」だろう。今シーズンはタバタ式トレーニングを読んで取り入れてみたが成果は出ていない。同じトレーニングをやっても、やる気に満ち溢れランニングが楽しいと思っている人と、仕方なしに嫌々やっている自分のような者では結果が違ってくるのではないか?マラソンを始めた頃のように走るのが楽しみで仕方なかった気持ちに戻りたい。
posted by グロム35 at 12:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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中年おやじランナーです。マラソンが唯一の趣味で、走り始めて2年目でサブ4達成、現在はサブ3.5を目標としてトレーニングを積んでいます。
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