2020年08月15日
アヨロ川と錦多峰川の鮭釣りを見学
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遡上には早いようで魚影確認できず
今年はお盆期間の釣行予定はない。だが、例年と同じく鮭の岸寄りの様子を見るために、白老と苫小牧の鮭釣りポイントに赴いた。
誰かが「鮭釣りは釣りではない」と言っていたとおり、鮭を狙った釣人のあの殺伐とした雰囲気が好きではないために、自らはほとんど鮭釣りを行わない。
でも、トラウトフィッシャーとして同じ仲間の鮭が、銀鱗を躍らせて上がる姿は一見の価値がある。
雨のそぼ降る14日の午後に向かったのは、白老と登別の境にあるアヨロ川河口の導流堤。ここは、小河川ながら鮭のふ化場が設けらている関係から、河口には遡上する鮭が集まる。
遡上の始まる8月になると、それを狙って多くの釣人がここを訪れる。導流堤の先端は狭くて、精々4人ぐらいしか竿を出せるスペースはない。
ここに、ピーク時には20人近くの釣人が集まる。いつもは何の取り決めもないのに、釣人のマナーとして代わる代わる交代しながら竿を出しているが、それを破る輩もいる。あるいは場所を独り占めする人も。
結局、それが嫌でここでは竿を出したことがない。
それはともかく、この日は雨と強風が災いしたのか、導流堤先端には3人だけ。左側の導流堤先端は波被りの状態のために、右側の導流堤で浮きルアーを投じていたが、見ている限り誰の竿にもアタリはこなかった。
河口から苫小牧方向のサーフには、投げ竿が幅7、8メートル間隔で林立。たった100メートルほどの砂浜に30本近くの竿が立ち並んでいた。
アヨロ川河口から今度は苫小牧方向に移動。途中の敷生川河口でも、雨の中で浮きルアーを用いた釣人が10人近くが竿を出していた。
ここでの釣果は確認できなかったが、アヨロ川と同じく9月1日から12月10日まで河口規制が始まるので、その間多くの釣人が押し寄せるだろう。
次に訪れたのは、苫小牧の錦多峰川河口。河口左側に設けられている導流堤の上には、10人近くの人が川に沿って1列に並んでいた。長いタモで遡上する鮭をすくいあげるためだ。
その右側のサーフには、10人近くの釣人が波にもまれて浮きルアーを遠投していた。その対比が際立った場所で、この時期のいつもの景色だが、「魚は釣るもの」として考える自分には、タモですくいあげるのは釈然としない。
ここでもまだ遡上はこれからようで、タモにも、浮きルアーにも鮭が掛かった様子はなかった。
話に聞くと今年は鮭の当たり年だという。中でもえりも方面はかなり好調のようで、浮きルアーのほか港内でのふかせ釣りでも魚信は絶えないという。
自分はお盆明けから再び渓流フライを再開する予定。今回の雨で、どれだけ渇水が解消されたのか、を見極めて行先を決めたいと考えている。
写真@アヨロ川河口の導流堤。14日は雨と風のために3人しか竿を出していなかったAその隣のサーフ。竿が林立して、入り込む余地がないB苫小牧の錦多峰川河口。左の導流堤では、遡上する鮭をタモですくい取ろうとする人が10数人。右のサーフでは波を被りながら浮きルアーを行う釣人が、という際立った風景が
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