2017年12月10日
苫小牧東港、フライへのヒットは続くが・・・
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今季のショアトラウト釣行、初日は完敗
今月から来年5月末まで、海アメマスやサクラマスのショアトラウト釣行に取り組む。−10℃を下回るこのくそ寒い、もとい、寒風吹きすさぶ海岸に、何をすき好んで釣行するのか、自分でも気が知れない。
今季のスタートは、そう言いたくなるような12月7日の苫小牧東港。午前6時の苫小牧地方の気温は−11℃だった。風を防ぐ手立てが何もない東港はさらに低く、体感温度は−20℃近かったと思う。
その寒さを予想して厚着をしたが、二重に嵌めた手袋の中にもしびれるほどの寒気が生地を通して伝わり、ゴム長靴の中もあっというまに凍えて、すぐに車の中に逃げ込む始末。
そして港内は、まるで水蒸気のような毛あらしが海面を覆い尽くし、現れた黄金色のご来光を揺らめかす。この時点で火力発電所前のフェンスには、釣人は自分を含めて2人だけ。フェンス前に立てた脚立の上からルアーを投じて、狙っている魚はふくらぎなのか。こちらも、メタルジグ用ときびなごを餌としたウキ釣りの竿をセット、ウキの動きを見ながらルアーを操るという算段。
海面には、ふくらぎらしき魚のジャンプが頻繁に起きているが、この時点では何がヒットするのか判断できず、ただ闇雲にジグを投じていただけ。しばらくすると、地元の人らしき3人組がフェンスの端でルアーを開始した。しかし、自分も含めてアタリはこない。
せめて、スレでも魚が掛かれば、とジグに大きくあわせを入れた瞬間、目の前で強烈なアタリが。完全にフッキングしたはずなのに、PEラインとショックリーダーとの結び目が解けてしまった・・・。
気を取り直して再度ジギングを開始。ジグの周りに、20〜30センチほどのふくらぎらしき魚が集まるが、ヒットはしない。
1時間ほどして、出勤のためかルアーマンが退去、入れ代わりに熟年の釣人がフェンス前に集まってきた。自分の左隣には、フライロッドを操る人が熱心にリトリーブを繰り返す。すると、フライを打ち込んでから10分も経たないうちに、30センチ余りの魚がヒット。ふくらぎかと近づいて見れば、細身のアメマスだった。
そしてその後も、5〜7分間隔でフライにアメマスのヒットが続いた。中には40センチを越えるサイズも見られ、ことフライに関して言えば、すでにアメマスの最盛期に入っているようだ。
それなのに、ルアーには全く反応しない。それ以前に、きびなご餌のウキ釣りにアタリの来ないことが不思議だった。
後からきて、自分の右隣で竿を出した地元釣人によると、「いまフェンス前に来ている釣人は、きびなご餌のウキ釣りや、ふかせ釣りを行なう」とのこと。しかしこの日は、そうした餌釣りでもヒットシーンを見ることがなかった。
このエリアでは、確実にアメマスの岸寄りが進んでいるのに、初日から完敗した。ヒットの続くフライで挑戦すべきかもしれない。ちなみに、このフェンス前では、潮の流れが速くてタイプ6のフライラインが不可欠だという。
写真@毛あらしの舞う苫小牧東港。体感温度は有に−20℃の世界だABジグときびなごの餌釣りは完敗したが、隣のフライマンにはアメマスのヒットが相次いだ
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