2016年02月19日
西積丹初釣行も時化で断念
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海アメマスの釣果も遠のく
今年に入ってからの釣果が芳しくない。例えば釣行先が渓流で、そこで「ドライフライで釣ろう」ということに、かなりの無理があるのは分かっている。また、厳寒期から釣果の高まるショアトラウトも、時化や吹雪などの天候が左右して、宝くじなみの確率でしか最良のコンディションは見込めない。
ほとんどのアングラーが冬眠状態の中、1月、2月という最も魚の釣れない時期に、釣行する方に責任があるわけだ。しかし、こればかりはキ印の入ったアングラーには馬の耳に念仏。「せっかくの時間を、使わないのはもったいない」ということで、釣行を重ねてきた。
釣人ほど騙し易い人種はいないのではないか、と時々思うことがある。普段の生活では、詐欺師の巧みな言葉に騙されることはなくても、「あそこでサクラが釣れた」「そこでアメマスが次々にヒットした」などの情報にはコロリと騙される。
それが事実だとしても、多くの人が釣行した中の、ほんの一握りのアングラーだけが得た釣果、という冷静な判断ができず、自分も釣れると勘違いしてしまう。
そして今回もそうした情報に乗せられて、西積丹の古宇川河口と珊内川河口に釣行した。東積丹での釣行には慣れているが、西積丹は今回初めて入るポイント。
冬期間は、時化状態が慢性的に続く場所、ということも分からずに現地入り。そして、竿を出すことさえできない高波。結局、西積丹はあきらめて、風が西積丹とは逆の、比較的波の穏やかな東積丹・余別川河口と来岸漁港で竿をだした。
古宇川河口と珊内川河口は、アメマスのほかサクラマスで名の知れたポイント。4月以降は、海岸に多くのアングラーが立ち並んで、竿を振る姿が確認できる。
そして、「この時期でもサクラがヒットするのでは」という甘いささやきが脳裏に響いて赴いたが、本当に天気予報はあてにならない。古宇川河口海岸では、サーファーが繰り出すほどの大波だった。
そして向かった余別と来岸では、1月中旬から2月のこの時期まで、前回余別でバラした型もののアメマスのほかは、アタリが遠のいている。アメマスは岸寄りしているのだろうが、かなり薄い群れのようだ。
というのも、今回はきびなごの餌釣りと合わせて竿をだしたが、入っていればほとんどの確率でヒットする餌釣りにも、余別、来岸ともに一度も反応がなかった。潮の流れが関係しているのだろうが、ホッケの姿も見られなかった。
余別漁港の内防波堤では、バスを乗り継いできたという、初老の釣人とご一緒になった。車で自由にポイントを移動している自分と比べて、何と熱心な方だろうと感心した。同時に、どのような場所でも一期一会の心構えを忘れてはいけないことを、あらためて思い知らされた。
写真@:神恵内・古宇川河口海岸の遠景。サーファーの姿も見えた、同A:珊内川河口海岸の様子。ワンドは思ったよりも小さいが、サクラマスのポイントだという。同B:西積丹を諦めて、余別川の流れ出す余別漁港内防波堤で竿を出したが、一度もアタリはこなかった
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