9/26(土)に配達してもらったBD劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』をその夜VPL-VW255の100インチで視聴した。暑い夏には発熱の多いプロジェクターを使う気にならないが、涼しくなってAV Phileにとっては嬉しい季節になった。
ディスクは前作劇場版と同様にプレーヤーにかけると自動的に本編が音声PCM 2.0ch再生される仕様となっている。わざわざセッティング画面を呼び出し音声PCM 5.1chに切り替える必要がある。
映画館ではスピーカー本数の多さと響きでさすが劇場版の音響と感じたが、自宅の5.1chで視聴すると前作劇場版と比べ余り音数は増えておらず、低音も支え水が崩れた時にしか効果的に使われていないと分かり残念だ。
画質に関してはTV版の時から高かっただけに問題なし。解像感も高くアビスの風景も良く見通せる。
3回目の視聴となる。敵対するのがボンボルドなので因縁のあるナナチが大活躍、相手が化け物なのでレグの力が必要となり、相対的に主人公であるリコの影が薄い話だと改めて気づいた。泣いている場面も多いから一層そう思える。
3人が冒険を続けるための壁となるボンボルドをどう倒すのかと言うバトルアニメとして観ると面白い。しかしプルシュカの最期を知ると後味が悪く複数回視聴は精神的なダメージが大きい。
105分ではプルシュカは白笛の材料になる為だけに登場した都合の良い少女にしか見えないのが悲しい。これが不治の病で長く生きられないとか、事故で死にそうなので少しでも生き長らえさせる為とか納得出来る理由があればまた感想も変わったのだろうが…。
原作ではどう描かれているのか、そのうち漫画を読むことにしよう。