8月下旬から「Y防災速報」アプリが警視庁のメールけいしちょうが配信した情報を知らせてくるようになった。すると毎日の様に「犯罪や事故に関する注意の呼掛け」というタイトル案件が届けられる。
内容は殆どが特殊詐欺被害に関するもので、「アポ電が掛かってきた」「警察を名乗る者にカードをだまし取られた」等高齢者を狙った犯罪がこうも毎日起きているのかと改めて認識する頻度だ。
「オレオレ詐欺」の俗称でお馴染みの特殊詐欺被害がなかなか減らないので東京都のある区ではパトカーが「電話でお金とカードの話が出たらそれは詐欺!」という単純明快過ぎるアナウンスをしながら走り回っているのを見掛けたこともある。電話でうっかりこのNGワードを口にしたら通報されてしまいそうだ。(^_^;;
参考:高齢者を食い物にする特殊詐欺:2019年の被害額は前年比2割減の301億円
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00666/
以前からバス車内の広告には公募で決まった新名称「母さん助けて詐欺」への注意喚起のアナウンスが流れている。
参考:「母さん助けて詐欺」が振り込め詐欺の新名称の最優秀に
https://www.huffingtonpost.jp/2013/05/12/bank_transfer_money_scams_n_3261523.html
これを通勤時に毎回聞いていたらふと童謡「ぞうさん」の替え歌が頭に浮かんだ。
「母さん、母さん、お金が欲しいのよ♪」
「そうね、母さんも欲しいのよ♪」
嫌な親子の会話だが、もし「母さん助けて詐欺」の電話が掛かって来て、こう返事したら撃退出来るだろうか?